人間関係

【自慢話をする人の8つの心理】うざい自慢話を聞かされたときの対処法

長時間にわたって自慢話を聞かされて、げんなりした経験はありませんか?

好意のある人の話ならまだしも、まったく興味のない人の自慢を聞かされたら辟易しますよね。

人はなぜ自慢話をするのでしょうか?

つい自慢話をする人には、いくつかの心理的特徴があります。

承認欲求が強すぎたり、社会的信用をアピールすることで自分を大きく見せようとする狙いがありますので、間違っても対抗してはいけません。

「正直うざい…」と思ったときは、適度に褒めてうまく話題を変えましょう。

記事の後半で紹介しますが、女性は友達や男性の自慢話を「イタい」と思っているみたいですよ。

今回は、自慢話をする人の心理と特徴を解説しますね。

自慢話とは?

まずは自慢話の意味を知っておきましょう。

自慢話とは、「自分のことや自分に関係のあることを、他人に得意になって話す」こと。

たとえば「過去の実績」や「自分自身の幸せ」、あるいは「誇らしいこと」や「武勇伝」などが該当します。

「自画自賛」も一種の自慢と言えるでしょう。

自慢話の種類

自慢話には、いくつかの種類があります。

思いつくかぎりの自慢話をまとめてみました。

  • 年収自慢
  • お金持ち自慢
  • 学歴自慢
  • 有名人と友達自慢
  • 円満な夫婦自慢
  • おしゃれ自慢
  • 過去の実績自慢
  • 昔はヤンチャだった自慢
  • スカウト(ヘッドハンティング)された自慢
  • こだわり自慢
  • 寝てない自慢

めちゃくちゃたくさんありますね…。

自慢話は、他人よりも優れていると認められたいときに使われる場合もありますが、不当な評価を覆すため、強みをアピールする意味合いで使われる場合も。

また、上司(先輩)が自分のすごさを理解させるために、部下(後輩)たちに武勇伝をくり返し聞かせるような場合もあります。

いずれにしても、自慢話は聞いていて気持ちのいいものではありません。

自慢話は人に嫌われる原因になりやすい

自慢話は、人に嫌われる原因になります。

「田中さんの自慢話は本当にうざい」とか、「佐藤部長の武勇伝は聞き飽きた」のような話は、おそらく一度は聞いたことがあると思います。

謙虚なあり方が良しとされ、謙遜する人間がリスペクトされる日本社会の中では、意気揚々と実績をアピールするような人は疎まれてしまうでしょう。

自慢話をする人の8つの心理

では、なぜ人は自慢話をするのでしょうか?

それが人から疎まれるとわかっていても、やめられないのはなぜなのでしょか?

自慢話をする人の心理をまとめてみました。

承認欲求が強すぎる

自慢話をするのは、承認欲求が強いからです。

つまり「人から認められたい」という欲求が強いということですね。

たとえば日常会話の中に「私って(有名大学)卒だから」とか、「留学したことがあるから」のような自慢話がサラッと差し込まれたり。

SNSにアップされた自撮りの背後に高級車が写っているようなのは、これ見よがしな自慢は避けつつも、承認欲求がこぼれている状態ですね。

承認欲求が強いのは、「自意識過剰な人」や「自尊心の低い人」の特徴でもあります。

社会的信用をアピールしたい

自慢話をするのは、社会的信用をアピールしたいからです。

社会的信用の具体例は、次のとおり。

  • 年収
  • 資産
  • 高級車
  • 高級マンション
  • 過去の実績
  • 交友関係(人脈)

これらを持っているというだけで「社会的信用がある」と思われるので、それを必要以上にアピールする。

周囲から見れば浅ましい行為ですが、本人はいたって真剣です。

自分を大きく見せたい

「自分を大きく見せたいから自慢をする」という場合もあります。

たとえば業界が騒然となるようなヒット商品が生まれたら、それを企画した人は有名になりますよね。

本人が自慢をするまでもなく、周囲の人が勝手に良い噂を広めてくれるでしょう。

ところが自慢話に精を出すような人は、「あのヒット商品に関わった」とか、「あれを企画した中西さんとは友達だ」のような形で実績に関わろうとします。

自分を大きく見せたい人は、ときに手段を選びません。

それしか話すネタがない

自慢をするのは、残念ながら「それしか話すネタがない」という場合も。

つまり現在の自分にはこれといった実績がなく、人に誇れる話もないので、過去の栄光にしがみつくしかないということですね。

誰かと飲みに行ったときに、話すことがないからつい昔話をしてしまう。

忙しいとか、寝ていないとか、そんなことばかり自慢してしまう。

これはちょっと寂しい状態でもあるのです。

男性っぽさ(女性らしさ)を知ってもらいたい

自慢をしてしまう背景には、「男性っぽさ(女性らしさ)を知ってもらいたい」という心理も。

たとえば男性の「昔はヤンチャだった自慢」や「女性の経験人数自慢」、あるいは女性の「モテ自慢」とか、「(モデルに)スカウトされた自慢」は、その象徴ですね。

自分に男性(女性)としての魅力があることを知ってもらうために、それを裏付けるような自慢話をするのです。

当然ながら、ひと目で魅力的とわかるような人は、そのような自慢話をしません。

自分の個性を際立たせたい

自慢話をすることで、自分の個性を際立たせる狙いもあります。

たとえば「おしゃれ自慢」や「こだわり自慢」などは、その象徴ですね。

また、中小企業で働いているなら、「(有名大学)出身です」というだけで1つのブランドになるでしょう。

自慢という大きな看板を掲げることで、自分自身の価値を認知してもらえる場合もあります。

実績をアピールすることで、人に取り入りたい

自慢話をするのは、あなたに取り入りたいからなのかも。

自分の存在価値を示すことで相手に気に入られたり、重要な仕事に抜擢してもらえる場合もありますからね。

たとえば彼女が欲しい先輩に「女性に困ったことがありません!」と自慢すれば気を引けるでしょうし、ミーハーな女性に「(有名人)と知り合いなんだ!」といえば興味を持ってもらえるでしょう。

本来ならそのような自慢にイラッとするところですが、実益(メリット)があるなら目をつぶれる。

その心理をわかっている人は、自慢話をうまく利用します。

ナルシスト

自慢話をするのは、単純にナルシストなだけなのかも。

つまり自分のことが大好きで、他人に興味が無いから、自分の話ばかりになるということですね。

これはある意味幸せなことでもありますが、ナルシストが行き過ぎて「ナルシシズム(自己愛性人格障害)」と見なされる場合も。

過度な自己陶酔に陥ると、周囲に迷惑をかけてしまいます。

社会というコミュニティーで生きていく以上、人に対する配慮(気遣い)は何よりも大切。

KY(空気を読めない人)にならないように注意しましょう。

自己満すぎてうざい!自慢話を聞かされたときの対処法

では、自慢話を聞かされたときは、どのように対処すれば良いのでしょうか?

それが自己満だったとしても、うざかったとしても、途中で話を遮ったら人間関係に亀裂が入りそうですよね。

主な対処法をまとめてみました。

絶対に張り合わず、静かに話を聞く

自慢話をされたら、絶対に張り合わないことが大切です。

よくありがちなのは、自慢話に自慢話で対抗し、お互いの自慢がどんどんエスカレートすること。

このような状態は、ハッキリ言って無益です。

心の中ではイラッとしていても絶対に張り合わず、静かに話を聞くこと。

派手なリアクションをせず、穏やかな相槌を打っていたら、そのうち自慢は収まっていきます。

(SNSの場合は)そのままスルーする

知り合いのSNSの自慢にイラッとしたら、そのままスルーすること。

「いいね!」もせず、リツイートもせず、コメントもしないことです。

なぜならリアクションがあればあるほど、自慢はエスカレートしていくからです。

知人の自慢がストレスになっているなら、そっとフォローを外すか、友達から削除しましょう。

それによって友人関係にヒビが入りそうなら、投稿を非表示にしてください。

もちろん自分自身のネット依存も解消することも大切ですよ。

適度に褒めて、話題を変える

自慢話がうざくなってきたら、適度に褒めて話題を変えましょう。

「めっちゃすごいですん!!!」のように大げさに褒めてしまうと、相手は調子によってさらに自慢話をかぶせてきます。

ところが、「それは素晴らしいですね〜」のような軽い褒め言葉だと、自慢はそこで終わります。

その瞬間を見逃さずに話題を変えてください。

クールな態度で接していたら、相手は自慢をしづらくなります。

女性がついイラッとしてしまう自慢とは?

世間一般の人がどのような自慢話にイラッととするのか、気になりますよね。

「女性」にまつわる2つの興味深いアンケートを見つけましたので、紹介します。

友達の「モテ自慢」にイラッとする

まずは女性がイラッとする友達の自慢話から。

「恋愛jp」が女性180名から回収したアンケートによると、女性がイラッとするのは次のようなものだそうです。

女性に質問! 一番イラッとする友達の自慢話は?

  • 1位:モテ自慢:37%
  • 2位:交友関係自慢:18%
  • 3位:お金持ち自慢:16%
  • 4位:彼氏とのラブラブ自慢:11%
  • 5位:女子力自慢:7%
  • 5位:仕事がデキる女自慢:7%
  • 7位:結婚生活自慢:4%

引用元:Exciteニュース

女性は友達に厳しいですね。笑

やはり「モテ自慢」や「交友関係自慢」や「お金持ち自慢」は腹が立つようです。

ということは、インスタグラムにそのようなプライベートを公開している人は、裏では「イタイやつ」と言われているのかも…。

男性の「女性遍歴の自慢」はイタい

次に、女性が「イタい…」と思う男性の自慢話を。

「マイナビウーマン」が19歳~70歳の社会人女性(266名)に対して行ったアンケートによると、男性の次のような自慢話が不評だそうです。

女性が「イタい!」と思う「男の自慢話」Top5

  • 1位:女性遍歴の自慢話:14.7%
  • 2位:モテ自慢の話:13.2%
  • 3位:ワル自慢の話:10.2%
  • 4位:仕事の自慢話:6.8%
  • 5位:学歴の自慢話:4.1%

引用元:マイナビウーマン

やはり「女性遍歴の自慢話」と「モテ自慢の話」が上位。

やはり異性にまつわる自慢話は、男友達であれ、女友達であれ、不評のようですね。

「すご〜〜い!」などと言って自慢話を聞いてくれる女性も、心の中では「コイツ、本当イタいな」と思っているのかもしれません。

自慢話をされたら、優しい気持ちで受け流そう

自慢話をされたら、腹が立ちしますよね。

それと同時に、相手を上回る実績をアピールして、完膚なきまでに叩きのめしてやろうと思うかもしれません。

でも、そのような競争意識を持つ必要はありません。

「どちらがすごいか?」なんて、無益な言い争いでしかありませんから。

自慢話の多い人は、遅かれ早かれ淘汰されますので、優しい気持ちで受け流しましょう。

もし知人がそうなっていたら、こっそり注意してあげてください。

ミラクリから一言

他人の自慢話が好きな人なんて、いるのだろうか?

トシノリ
今日もtwitterでつぶやいてます。最新のつぶやきはこちらをCLICK!!

-人間関係

Copyright© ミラクリ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.