自己啓発にどんな種類があるか知っていますか?
実はテーマややり方が細分化されているんです。
「人生の目的を見つける」といった抽象テーマから、「リーダーシップ力をつける」のような具体テーマまで幅広いですよ。
また、自己啓発のやり方もたくさんあります。
自分にあった自己啓発を見つけるためにも、テーマややり方を詳しく知っておきましょう。
というわけで今回は、自己啓発のテーマの種類、やり方の種類などを解説します。
この記事の要点
- 自己啓発の抽象テーマは、人生全般を高めるもの
- 自己啓発の具体テーマは、特定のスキルやノウハウを得るもの
- すぐに始められる自己啓発は読書
自分を高める自己啓発の種類とは?
自己啓発に種類があるのをご存知ですか?
自己啓発のテーマはひとくくりにされがちで、「自分を高めるとかでしょ?」と言われます。
また、自己啓発のやり方も同様に、「セミナーとか読書でしょ?」と言われます。
自己啓発はかなり細分化されている
しかしながら、実は自己啓発は細分化されています。
様々なテーマがあり、やり方も様々だからこそ普及したのです。
今や日本の自己啓発市場は9,000億円を超えると言われますからね。
軽くおさらい!自己啓発ってどういう意味?
さて、自己啓発の意味について軽くおさらいしておきましょう。
自己啓発は、英語で「self-development」といいます。
直訳すると「自己を開発する」という意味ですね。
自分の能力を開発する、精神的な成長を目指すこと
「self-development」をもう少しわかりやすく訳すと、「自分の能力を開発する」「精神的な成長を目指す」になります。
自己啓発の定義は様々ですが、自己啓発を生み出したアメリカの英単語から考えると、このあたりが基本の定義になるでしょう。
*自己啓発の基礎知識は、以下のページで解説していますよ。
人生全般を高める!自己啓発の抽象テーマの種類
それでは自己啓発のテーマの種類を見ていきましょう。
自己啓発のテーマには、大きく「抽象」と「具体」の2種類があります。
まずは抽象テーマから解説しますね。
人生の生きがい・目標・目的を見つける
自己啓発の抽象テーマでよくあるのは、「人生の生きがい・目標・目的を見つける」です。
自己啓発本の表紙やセミナーの広告に以下のようなコピーがあれば、このテーマを扱うものだと思って差し支えありません。
まだ見ぬ自分に出会う
自分を変える
このテーマでは、「豊か」「ポジティブ」「感謝」などの言葉が多用され、どこか宗教的な香りがするのが特徴です。
目標や願望の達成に役立つものを身につける
次の抽象テーマは、「目標や願望の達成に役立つものを身につける」です。
先ほどのテーマとは違い、より実用的な知識やスキルを身につけるものになります。
自己啓発本の表紙やセミナーの広告に以下のようなコピーがあれば、このテーマを扱うものだと思って差し支えありません。
リーダーシップ力をつける
月100万円稼ぐ
このテーマでは、「人脈」「成長」「年収」などの言葉が多用され、どこか鼻息荒い香りがするのが特徴です。
特定のスキルやノウハウを得る!自己啓発の具体テーマの種類
さて、自己啓発のざっくりとしたテーマはわかりましたので、次は具体テーマを見ていきましょう。
自己啓発本やセミナーを選ぶ際は、この具体テーマで検討することになるので、頭に入れておいてくださいね。
「生きがい」「やりがい」を見つける
「「生きがい」「やりがい」を見つける」というのは、実は多くの人が求めるテーマです。
今は誰もが生き方を考える時代だと言われています。
昔と違って生活自体に困ることはほとんどありませんし、選り好みさえしなければ仕事もある時代です。
だからこそ自分が満足する「生きがい」や「やりがい」に目が向くのでしょう。
無気力な人生を抜け出したい
仕事に楽しさを見出したい
上記のような人が、このテーマを選びます。
自分の強みを発見し、新たな能力を開発する
「自分の強みを発見し、新たな能力を開発する」というのも人気のテーマです。
今はどんなことでも情報(ノウハウ)が手に入りますから、昔に比べて得意・不得意の落差が少なくなっています。
つまり「ほとんどの人は、だいたいのことができる時代」で、それによって「個性がない」と悩む人がいるのです。
得意なこと、好きなことを理解したい
器用貧乏を抜け出し、個性を出したい
上記のような人が、このテーマを選びます。
これからの時代に必要なことを先取りする
「これからの時代に必要なことを先取りする」は、情報感度の高い人ほど気になるテーマでしょう。
誰も経験したことがない大不況、地球温暖化、新型ウィルスの蔓延(パンデミック)などが起こる一方で、誰も経験したことがないテクノロジーの進化も起こっています。
そんな時代に大切な考え方や、訪れるであろう危機に対する心構えを知ることは重要です。
新しい生き方や考え方に触れたい
10年後の未来に向けて準備しておきたい
上記のような人が、このテーマを選びます。
人間力・リーダーシップ力をアップする
「人間力・リーダーシップ力をアップする」は、より実践的なテーマです。
たとえば会社で昇進が決まっている場合、リーダーシップ力は大きな課題になりますよね。
もしくは出世を狙っている場合は、周りを引っ張る力をアピールしたいところだと思います。
上司としてのあり方を学びたい
優れた経営者になりたい
上記のような人が、このテーマを選びます。
社交術を身につけ、人脈を広げる
「社交術を身につけ、人脈を広げる」も実践的なテーマですね。
たとえば営業部に配属された場合、社交術は大きな課題になると思います。
また、外部の人との付き合いが増えた場合も、気遣いや人付き合いが課題になります。
挨拶、笑顔、姿勢、ファッション、名刺交換などのポイントを教えてほしい
影響力のある人の気遣いを学びたい
上記のような人が、このテーマを選びます。
人間関係の方法論を学ぶ
人間関係に悩んでいる場合は、「人間関係の方法論を学ぶ」も気になるテーマだと思います。
たとえば職場に人間関係の悩みはつきものですが、それが解消されるとしたら嬉しくないですか?
他近所付き合い、ママ友、友達関係などにおいても、人間関係の方法論は活かせます。
好かれる人の考えや意識していることを学びたい
人間関係にまつわるトラブルの解決方法を教えてほしい
上記のような人が、このテーマを選びます。
お金を稼ぐ方法を知り、稼げる人間になる
不況が長引く今、急速に増えたテーマが「お金を稼ぐ方法を知り、稼げる人間になる」です。
このテーマは、わかりやすく鼻息が荒いですよね。笑
「簡単に月100万円」「年収1億円」などの金銭的成功をアピールする言葉が並び、稼ぎたい願望を刺激します。
自立して生計を立てる方法を知りたい
お金を稼いで自由に暮らしたい
上記のような人が、このテーマを選びます。
結局なにをすればいいの?自己啓発のやり方の種類
さて、ここまでで自己啓発のテーマはわかりました。
では、具体的に何をすれば自己啓発になるのでしょうか?
主な自己啓発の方法をまとめてみました。
- 読書をする
- 講演会、セミナー、勉強会に参加する
- コンサルやコーチングを受ける
- 成功者の考え方や行動パターンを学ぶ
- 異業種交流会に参加する
- 経営者、著名人、先駆者に直接話を聞く
- 体を鍛える
- 人生で成し遂げたいこと(夢・目標)を決める
- 資格を取得する
- オーディオブックを聴く
- オンラインサロンに参加する
- 語学を学ぶ
お金がかかるものもあれば、お金をかけずに独学でできるものもあります。
また、最近はネットで「オンラインサロン」に加入したり、YouTubeで成功者の考えを学ぶことも可能です。
すぐに始められる自己啓発は読書
個人的におすすめの自己啓発は、読書です。
読書ならすぐに始められて、しかもそこまでコストがかからないからです。
数千円〜数万円もするセミナーに行かないと聞けない話が、1,000円ちょっとの本にまとめられているって、すごいと思いませんか?
1,000円ちょっとの出費が厳しいときは、ブックオフやメルカリで節約することも可能ですし、図書館に行けばお金は一切かかりません。
読書はコスパのいい自己投資です。
*おすすめの本は、以下のページで紹介しています。
*メルカリのお得さについては、以下のページで解説しています。
自己啓発で大事なのは、学んだ知識を即実践すること!
自己啓発で大事なのは、学んだ知識を即実践することです。
自己啓発に対して「意味ない」「役に立たない」という声もありますが、その原因は学んだだけで満足して、結局なにも行動しないからです。
周りからすれば、そのような人は「意識高い系」に見えるのだと思います。
そもそも自己啓発の目的は「自分の能力を開発する」「精神的な成長を目指す」ですから、それをやりましょう!
自分を高めるのは素晴らしいことですし、そのための努力も素晴らしいですよ!
*自己啓発のやり方の具体例は、以下のページで紹介していますよ。
ミラクリから一言
自己啓発って楽しいですよ。