自己分析

【影響力のある人の13の特徴】影響力を高める方法とは?

影響力をつけたいと思いませんか?

あの人のように、発言力のある人になりたい…。

人にいい影響を与えたり、社会の役に立てるような人になりたい…。

仕事をするくらいの年齢になれば、誰しも一度はそう思うでしょう。

たとえばSNSのように影響力が数値化される分野もありますが、多くの場合、影響力は目には見えません。

「なんか凄い」

「なぜか説得力がある」

そう肌で感じるものです。

では、影響力のある人とは、どんな人物なのでしょうか?

どうすれば影響力を高められるのでしょうか?

今回は、影響力のある人の特徴と、影響力を高める方法について解説します。

影響力とは?

影響力とは、他に働きかけ、考えや行動を変えてしまう力のこと。

つまり、影響力のある人とは、他を動かす力のある人だと言えます。

人を動かす、業界に新しい風を吹き込む、社会を変える。

そんな力のある人です。

あの名著に影響力のヒントがある

世界的に有名な「人を動かす」に以下のような記述があります。

影響力のヒントになるのではないでしょうか。

人を動かす秘訣は、みずから動きたくなる気持ちを起こさせること

引用元:人を動かす(新装版)

人を強引に動かしたり、何かを強制するわけではない。

あくまでも人が能動的に行動したくなるような良いインスピレーションを与えること。

それが影響力ということになりそうですね。

影響力のある人の実例は「親、先生、芸能人」など

影響力のある人の実例は、以下のような人です。

  • 親(家族)
  • 先生
  • 首相・政治家
  • 芸能人
  • 知名度のある人(有名人)
  • スティーブ・ジョブズさん
  • ジェフ・ベゾスさん
  • イーロン・マスクさん
  • 孫正義さん
  • 柳井正さん
  • 松本人志さん

たとえば親は、社会的には無名だったとしても、家庭の中では影響力がありますよね。

政治家、芸能人、有名人についてはわかりやすいと思います。

何かを発言するたびにニュースになり、業界に多大な影響を与えますから。

ネット(SNS)の世界では「インフルエンサー」と言う

ちなみにネット(SNS)の世界では、影響力のある人のことを「インフルエンサー」と言います。

これは単純にフォロワーが多いというだけでなく、いかにフォロワーから支持されているかが重要になります。

何かを投稿するたびに多数の「いいね!」がつき、リツイートやシェアもされる。

何らかの商品を宣伝したら飛ぶように売れ、サービスを宣伝すればすぐに人気が出る。

そんな力を持った人がインフルエンサーと呼ばれるのです。

(*ちなみにいくらフォロワーが多くても、その力のない人はインフルエンサーではありません。)

影響力のある人の13の特徴

さて、それでは影響力のある人の人物像を見ていきましょう。

主な特徴をまとめてみました。

確固たる自分を持っている

影響力のある人は、確固たる自分を持っています。

人の意見に耳を傾けるだけの度量はありますが、それに左右されることはありません。

あくまでも自分の信じることに向かって一直線。

反対意見も、批判も、陰口も、社会の情勢も、全部引きずってでも前進していきます。

流されやすい人の真逆ですね。

一貫性があり、ブレない

影響力のある人は、一貫性があり、決してブレません。

最初に決めたことは、絶対にやり遂げる。

その姿勢が一貫しているからこそ、人の共感を呼ぶのです。

たとえばプロジェクトのリーダーになったときは、スケジュール通りに進められるよう、みんなをモチベートするでしょう。

「まぁ遅れたら遅れたで…」のような雰囲気は微塵も見せません。

ブレないからこそ、あらゆる時にリーダーを任されるのです。

その人が話し出すと、みんなが静まる

影響力のある人が話し出すと、みんなが静まります。

「この人の話は聞いたほうがいい」という雰囲気ができあがっているからです。

それこそが影響力ですね。

たとえば会社の会議でその人が話はじめたら、みんなが一斉に注目するでしょう。

普段から明るいとか、いつもは暗いとか、そんなことは関係ありません。

その人の発言に注目が集まるのは、それまでに何度も重要なことを言ってきたからです。

つまり、信頼があるのです。

たとえ話がうまい

影響力のある人は、たとえ話が抜群にうまいです。

お笑い芸人の千原ジュニアさんが、こんなことを言っていました。

ある番組で企業の社長さんを何十人と取材したところ、みんな例外なくたとえ話がうまかったそうです。

それについて千原ジュニアさんは、「多くの人に伝わりやすい話し方を模索するうちに、たとえ話を用いる習慣が身についたのではないか」と言っていました。

常に注目される影響力のある人は、多くの人に向けた言い方、伝え方を熟知しているのです。

話し上手で聞き上手

影響力のある人は、話し上手で聞き上手です。

話すだけではないんです。

人の話を聞く、あるいは聞き出すのも上手なんです。

影響力のある人とじっくり話をしていると、思わず本音を言ってしまうでしょう。

愚痴も、不平不満も、考えていることも、本当は言いたくないことも、彼らの前なら言えてしまうはずです。

それくらいコミュニケーションが上手ですし、何を言われても受け入れてくれるだけの包容力も感じます。

まさに「人たらし」ですね。

他人の評価を気にはするが、一喜一憂はしない

影響力のある人は、他人の評価を気にはしますが、一喜一憂はしません。

他者評価は、あくまでも今の自分の見られ方を把握するための目安。

ひとつの「データ」なのです。

ですから、評判が良かったからといって有頂天になることはありませんし、評判が悪かったからといって落ち込むこともありません。

「人の評価なんて全く気にならない」というのは建前ですよ。

むしろ人一倍リサーチをしていますから。

何をするにも上手に人を巻き込む

影響力のある人は、何をするにも上手に人を巻き込みます。

逆に言うと、「全部ひとりでやる」とか、「独り占めにする」とは決して考えません。

仕事もプライベートもみんなで楽しみ、みんなでシェアする。

やる気のなかった仕事も、影響力のある人のビジョンを聞いているうちに、いつの間にかやる気になっているでしょう。

人を巻き込んだ後のケアもまめなので、またどんどん人が集まります。

ある意味カリスマですね。

器が大きい

影響力のある人は、器が大きいです。

仕事がうまくいったとき、あるいは大きな成功を手にしたときは、人のおかげ。

逆に仕事で失敗したとき、あるいは物事が思い通り進まなかったときは、自分のせい。

どんな時でもこの考え方が徹底しています。

自分から頭を下げることなんて当たり前ですよ。

「来る者は拒まず、去る者は追わず」のスタンスも徹底しています。

テイクよりもギブが圧倒的に多い

影響力のある人は、テイクよりもギブのほうが圧倒的に多いです。

つまり、自分が受け取るよりも、人に与えるほうが圧倒的に多いということです。

だからこそ影響力が蓄積されていくのでしょうね。

損得や見返りなんて全く気にしません。

お得情報はどんどん人にシェアしますし、いい仕事はどんどん人にまわします。

SNSだって、見返りを求めず発信するからこそ人が集まってくるのです。

「フォロワーを集めたい」「何かを売りたい」と考えている人は、すぐにわかりますからね。

細かいことにこだわらない

影響力のある人は、細かいことにこだわりません。

いい意味で「こだわりがない」ということですね。

一貫性はあるものの、細かいやり方の部分では人のやり方を柔軟に取り入れていきます。

たとえば仕事において、もっと効率的なやり方を提案したら素直に聞いてくれるでしょう。

常に全体を見ていて、細部にはこだわりすぎない。

このバランスが絶妙です。

*細かい性格の男女については、以下の記事を参考にしてください。

観察眼が鋭い

影響力のある人は、観察眼がとても鋭いです。

「髪切った?」 「ネイルかえた?」のようなことだけではありません。

たとえば飲み会の最中に、どこか楽しくなさそうな素振りをしている人がいたら、それを見抜いて声をかけるでしょう。

声をかけられた方は「なんでわかったの?!」と思うはずです。

彼らの前で隠し事をするのは難しいですよ。

人望があり、周りから慕われている

影響力のある人は、人望があり、周りから慕われています。

いくら仕事で素晴らしい成果をあげていても、性格が悪かったり、手柄を独り占めにするような人は慕われませんよね。

その点影響力のある人は、うまく人を巻き込むだけでなく、メリットも沢山与えているので、人から慕われるのも当然ですね。

人望は日頃の積み重ねです。

アンチが一定数いる

意外かもしれませんが、影響力のある人には一定数のアンチが必ずいます。

決して全員に好かれているわけではないのです。

ものすごく評価している人もいれば、批判する人もいる。

大好きな人もいれば、大嫌いな人もいる。

人の上に立つというのは、そういうことです。

有名プロデューサーの秋元康さんもそう言われていました。

影響力のある人が口にしないセリフとは?

影響力のある人は、常に注目されるがゆえに、気をつけていることがいくつもあります。

とくに意識しているのは「言葉」です。

できるだけネガティブな事は言わないように、また、人のやる気を下げるような事は言わないように気をつけています。

具体例は以下のとおりです。

  • 絶対に無理
  • そんなことは不可能
  • それが現実
  • あなたにはできない
  • あなたにはがっかりした
  • 私には関係ない
  • 私は苦労してきた
  • 私は誰よりも努力してきた

影響力をつけたいなら、このようなセリフは口にしないように意識してくださいね!

影響力を高める4つの方法

では、どうすれば影響力を高められるのでしょうか。

仕事で著しい結果を出す? SNSのフォロワーを増やす?

大切なのはそういった目先のことではありませんよ。

ここでは、影響力を高める方法を紹介しますね。

自己肯定感を高める

最も重要なのは、自己肯定感を高めること。

自分自身のことを肯定できなければ、自分のやることに自信なんか持てませんからね。

怒りや嫉妬の存在を認め、コンプレックスも認め、弱さも認める。

それと同時に喜びや成功体験、長所も認めてあげてください。

時間はかかるでしょうが、まずは自分を許すことからはじめましょう。

とにかく人に与える、与えまくる

影響力を高めたければ、とにかく人に与えること。

いや、与えまくることです。

前述したように、影響力のある人は人に与えてきたからこそ、結果として影響力を手に入れたのです。

「有名だから」「才能があるから」で片付けず、彼らが人知れずコツコツやってきたことに目を向けましょう。

できることはたくさんありますよ。

会社の同僚の仕事を手伝うのもそう、出張のときにお土産を買って帰るのもそう、記念日にプレゼントをするのもそうです。

人のメリットになるような情報をシェアするだけでも構いません。

損得や見返りなんて気にせずに、惜しみなく与えてください。

信用を積み上げる

人に与えることが習慣になったら、信用が貯まっていきます。

そこでさらに信用を積み上げましょう。

やることはこれまでと同じです。

共用施設(トイレなど)を気づいたときに掃除するのもそう、人にいい仕事をまわすのもそう、損な役回りを買ってでるのもそうです。

目には見えなくても、ちゃんと信用は貯まっていますよ。(本当に)

感謝表現を大切にする

感謝表現をするのも、影響力を高めるために大切なことです。

最初は気持ちが伴っていなくても、「ありがとう」「あなたのおかげです」と言い続けるうちに、本当にそう思えてきますよ。

そうすると常日頃から人に感謝できるようになり、素直な気持ちで人に尽くせるようになります。

損得なんか考えずに自分に尽くしてくれる人がいたら、その人のことをどう思いますか?

言うまでもありませんよね。

感謝表現の積み重ねが本当の感謝をつくるのです。

影響力を高めたければ人のためにコツコツと!

「影響力を高めたい!」

そういって仕事で短期的な成果を求めたり、SNSのフォロワーを集めようと過激な言動をする人がいますが、それは逆行しているように思います。

影響力は短期間で手に入るものではないからです。

いま影響力があると言われる人にも無名だった時代があり、ただ人に尽くすだけで見返りなんか何もない時期があったのです。

ですから、短期的な損得(メリット・デメリット)なんか考えずに、コツコツ人に尽くしたほうがいいですよ。

その積み重ねによって信用が貯まり、それがいつか影響力になりますから!

*カリスマについては以下の記事で解説しています。

ミラクリから一言

影響力は一朝一夕では手に入らない。

トシノリ
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