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【自暴自棄になる心理と原因】自暴自棄になりそうなときの対処法も紹介

自暴自棄になっているときは、何に対してもやる気がなくなりますよね。

とくに症状がひどい場合は、「生きていること自体がつらい…」という気持ちになっているかもしれません。

心に深い傷を負ったときに全てを投げ出したくなるのは、なぜなのでしょうか?

逆境をはね返す気力がなくなるのは、どうしてなのでしょうか?

自暴自棄になるのは、つらい出来事によって自信を失ったり、自分は無価値だと信じ込んでいるのが原因です。

あるいは生活リズムの乱れによって、些細なことをネガティブに受け止めすぎているのかもしれません。

また、自暴自棄は「うつ病」の初期症状の可能性もありますので、できるだけ早めに対処しましょう。

今回は、自暴自棄の心理・原因・対処法をまとめて紹介します。

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自暴自棄とは?

自暴自棄とは、どういう意味なのでしょうか?

自暴自棄とは、不満や失望などが原因で、自分自身を粗末に扱うことを言います。

一般的な表現に言い換えると、「やけくそ」とか、「やけっぱち」のようなものになるでしょう。

「やけ酒」や「やけ食い」のような行為も、全て自暴自棄に起因します。

自暴自棄になる人の心理と原因

では、なぜ人は自暴自棄になってしまうのでしょうか?

つらい出来事があったときに、全てを投げ出したくなるのはなぜなのでしょうか?

その心理と原因をまとめてみました。

自分は無価値だと思いこんでいる

自暴自棄になる原因は、自分には価値がないという思いこみにあります。

「自尊心を失っている状態」と言えるかもしれませんね。

たとえば次のような出来事にあったようなときは、自尊心を失ってしまうでしょう。

  • 友達に裏切られた
  • 上司に怒られてばかり
  • 同期よりも出世が遅い
  • 彼氏(彼女)にひどいフラれ方をした
  • 人間関係がうまくいかない
  • 仕事でことごとく失敗する

よく自信をつけるための方法として、「小さな成功体験を積み上げることが大切」だと言われますが、そのメカニズムは逆も同じ。

失敗を積み重ねていくと、自分自身の価値を疑ってしまいます。

自尊心については、次の記事でも解説していますよ。

自分自身を罰している

自分自身を罰しているのは、自暴自棄になる人の特徴的な心理です。

つまり自分に対して「私はなんてダメ人間なんだ」とか、「バカ、バカ、バカ!」というような自己否定をすることですね。

そんな状態のときに仕事のミスが重なったりすると、そこに自己嫌悪も加わるでしょう。

自己否定と自己嫌悪のダブルパンチによるストレスで、メンタルはどんどん疲弊していきます。

自己嫌悪については、次の記事で。

自信を失っている

自暴自棄になる人は、自信を失っています。

もともと自信がない人もいますが、次のような出来事をきっかけに自身を喪失した人もいるでしょう。

  • 仕事で大きなミスをした
  • 事業に失敗した
  • 借金を背負った
  • 信頼していた人が離れていった
  • 猛烈な批判にさらされた

健やかに生きていくためには、最低限の自信が必要です。

それを失ってしまったら、人と接するのが怖くなり、仕事やプライベートでも失敗を恐れてばかり。

そんな状態では、さらなる不幸な目にあってしまいます。

現実逃避をしたい

自暴自棄になるのは、現実逃避も原因の1つです。

あまりにもつらい現実から逃げ出したくなっているということですね。

たとえば会社に行きたくなければ、風邪や腹痛などの「逃げ口実」を探すでしょう。

参加したくない飲み会に誘われたら、何とかして断る理由を探すと思います。

現実から目を背けたいときに、人は自暴自棄になってしまうのです。

希望を見出だせない

いろんなことに希望を見出だせないときも、自暴自棄になりがちです。

たとえば次のようなときですね。

  • お金が無い
  • 仕事が楽しくない
  • 友達が誰もいない
  • 結婚できそうにない
  • 子育てが大変すぎる

夢や目標はないのに、不満だけがあり、それに対する解決策も見出だせない。

友人や同期たちの現状と比較して、絶望するときもあるでしょう。

そんな状態では全てを投げ出したくなるのも無理はありません。

努力したのに、望む結果が得られなかった

とことん努力したのに、望む結果が得られなかったときも自暴自棄になりがちです。

具体例は次のとおり。

  • 仕事のプロジェクト
  • 会社からの評価(人事考課)
  • 研究
  • トレーニング
  • 恋愛
  • 婚活

どれだけストイックに努力しても、思い通りの結果が得られるとは限りません。

いや、多くの場合、結果は「神のみぞ知る」なのが正直なところだと思います。

強い熱量で物事にとり組んだときほど、それが失敗に終わったときの失望(絶望)も大きくなります。

生活リズムが乱れている(食事、睡眠など)

自暴自棄になるのは、生活リズムが乱れているせいで、物事をネガティブに捉えているのが原因の場合もあります。

たとえば睡眠不足のときは、些細なことでイライラし、小さなことで落ち込んでしまうでしょう。

栄養が偏ったり、食事もままならないほど忙しいときは、感情の起伏が激しくなると思います。

また、運動不足のときも気分のアップダウンが顕著になりますよね。

何らかの理由で生活リズムが乱れると、メンタルのバランスも乱れ、本来は何でもないことを重く受け止めてしまいます。

要注意!自暴自棄になるのはうつ病の初期症状

1つだけ注意したいのは、自暴自棄は「うつ病の初期症状」でもあることです。

気分が落ち込んでいるだけならまだ良いですが、それが行き過ぎるとうつ病のような精神疾患(病気)になってしまう可能性があります。

ぼくは2013年にうつ病になりましたが、初期のときはまさに自暴自棄になりました。

会社に行くのが嫌になり、仕事が楽しくなくなり、人との関わりが面倒になり、全てを投げ出したくなったのです。

その後、徐々に身体的症状(手足の震え、極度の緊張など)が現れはじめ、ついに病院でうつ病と診断されました。

(*うつ病が発覚し、会社を辞めてから独立するまでの体験談は、第一話第二話第三話にまとめています。)

自暴自棄を甘く見てはいけません。

「うつ病になるはずがない」などと過信せずに、早めに対処してくださいね。

自暴自棄になりそうなときの対処法

では、自暴自棄になりそうなときは、どのように対処すれば良いのでしょうか?

何か効果的な対策はあるのでしょうか?

主なポイントをまとめてみました。

気分が落ち込んでいる自分を受け入れる

まずは気分が落ち込んでいる自分を受け入れてください。

よくありがちなのは、気分が落ち込んだ自分を責め、さらに落ち込んでしまうことです。

とくに生真面目な性格の人ほど、その傾向があるはず。

人間ですから、テンションが上がるときもあれば、落ち込むこともあります。

やる気のあるときもあれば、どうしてもモチベーションが上がらないときもあるでしょう。

気持ちが乱れたからといって、自分を卑下する必要はありません。

まずは今の自分に「OK」を出してあげてください。

生活習慣を整える

次に生活習慣を整えましょう。

つまりしっかりと食べて、しっかりと眠ること。

理想を言えば、適度な運動も生活の中に取り入れてください。

栄養と睡眠が十分であれば、人間はたいていのことは前向きに乗り切れます。

また、運動することによって「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といった脳内ホルモンが分泌されるため、さらに前向きになれるでしょう。

規則正しい生活は、何よりも効果的なお薬です。

別のことに没頭する(趣味など)

自暴自棄になりそうなときは、別のことに没頭するのも手です。

仕事の失敗で傷ついているなら、趣味に没頭すること。

失恋して落ち込んでいるなら、誰かと飲みに行くことです。

これはストレス解消の効果もありますが、一旦現実から目をそらすことで、視点を変えられる効果もあります。

別のことをやっているうちに効果的な解決策を見つけたり、ある問題をポジティブに解釈できたりするのはよくあること。

前向きな現実逃避は、どんどんするべきです。

うまく人のせいにする

自暴自棄になりそうなときは、うまく人のせいにすることも大切です。

生真面目で、責任感が強くて、ストイックな人ほど、何でも「自己責任」として受け止めると思います。

そのあり方は素晴らしいのですが、本当に自分だけの責任なのでしょうか?

仕事はチームで進めるものですし、恋愛や結婚生活は相手があってのこと。

となると、100%自分の責任とは言い切れないはずです。

自分の気持ちを整理するために人のせいにするのですから、罪悪感を感じる必要はありません。

国会でよく見かける光景のように、本人を糾弾するわけでも、責任を厳しく追求するわけでもないのですから。

自暴自棄になっている人にかける言葉はない。ただ見守ること

ここまでは自分自身が自暴自棄になったときの対策等を紹介してきましたが、自暴自棄になっている人を見かけたときはどうすれば良いのでしょうか?

身近な人が思い悩んでいるなら、何とかしてあげたいですよね。

しかしながら、自暴自棄になっている人にかける言葉は基本的にありません。

辛抱強く話を聞き、指摘や反論は絶対にしないこと。

「頑張れ」とか、「もっと努力しろ」のような発破をかける言葉もNGです。

なぜなら、ここまで本人なりに頑張ってきたからこそ、結果に絶望し、自暴自棄になっているのですから。

じっくりと相談に乗ってあげてください。

アラサー独身女性の48.6%は自暴自棄になりがち

世間一般の人は、どれくらい自暴自棄になるのでしょうか?

その割合が気になりますよね。

ここでは「マイナビウーマン」が行ったアンケートを紹介します。

26歳~34歳の未婚の働く女性(150名)に対してアンケートを取ったところ、自暴自棄になるアラサー独女の割合は次のようになったそうです。

Q.あなたは、自暴自棄になってしまうことがありますか?

  • よくある:15.3%
  • ときどきある:33.3%
  • あまりない:35.3%
  • まったくない:16.0%

引用元:ウーマン・エキサイト

「よくある」と「ときどきある」と合わせると、48.6%もの女性が自暴自棄になるようですね。

そうなるのは、「生理前」「恋愛に満足できないとき」「友人が結婚や出産をしたとき」など、女性特有のタイミングが多いようです。

年収や恋愛(結婚)などの「理想と現実」を突きつけられ、知らず知らずのうちにストレスが溜まっているのでしょう。

SNSを通じて画一的な理想像を見せつけられる現代社会では、自分自身が不幸であるかのような錯覚に襲われがちです。

世間の風潮に流されないためにも、自分なりの生き方の芯を持っておきましょう。

自暴自棄から早めに立ち直ろう

自暴自棄を放置していると、大変なことになります。

前述しましたが、全てを投げ出したくなるような無気力状態は、うつ病の初期症状でもありますからね。

長い人生において、ときに自分自身の価値を疑ってしまうでしょう。

またあるときには自信を失い、人のことを信用できなくなると思います。

でも、冷静に考えてみてください。

これまで何度もそのような状態になりつつも、立ち直ってきたことを。

「希望がない」と思っている今も、必ず乗り越えられるはずです。

ミラクリから一言

自暴自棄になったら、すぐに対策を!

 - 症状と傾向

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