マイペースな人との付き合い方に悩んでいませんか?
時間には遅れるし、思ったことを思ったタイミングで言ってしまう。
興味のあることには熱心だけれど、興味の無いことには徹底的に無関心。
「自分を持っている」と言えば格好いいですが、実際のところはちょっと困りますよね。
マイペースな人とは、どう付き合えばいいのでしょうか?
今回は、マイペースな人の特徴と付き合い方を紹介します。
また、マイペースな人に向いている仕事についても解説しますね。
マイペースとは?
まずはマイペースの意味を知っておきましょう。
マイペースとは、自分に合った速度で物事を進めること。
そして、そのペースを絶対に崩さない人を指す和製英語です。
一般的には「おっとりしている人」を指すことが多いですが、実は次のような人たちも当てはまります。
- おっとりしている人
- せっかちな人
- 自分の思い通りに物事を進めたがる人
- 不思議ちゃん
つまりペースの早い・遅いは関係ないということですね。
せっかちなマイペースもいれば、おっとりしたマイペースもいます。
実は好き嫌いが分かれる存在
マイペースな性格の人は、実は好き嫌いが分かれる存在です。
それぞれの評価を簡潔にまとめてみました。
- 好き:自分を持っているところが凄い
- 嫌い:人に合わせないところがイライラする
マイペースな人のことが好きな人は、確固たる自分を持っているところをリスペクトしている。
逆に嫌いな人は、人に合わせようとしないところ、つまり空気を読めないところがイライラするようですね。
さて、あなたはどちらでしょうか?
マイペースな人の10の特徴(長所・短所)
次に、マイペースな人の特徴を紹介しますね。
マイペースという性格的特徴は、長所でもあり、短所でもあります。
その評価は状況や環境によって異なるため、一概には振り分けられません。
ぜひ身近なマイペースな人と重ね合わせながらお読みください!
「人は人、自分は自分」がハッキリしている
マイペースな人は、「人は人、自分は自分」がハッキリしています。
人に干渉せず、干渉されたくもない。
意見されたくもないし、意見したくもない。
あくまでも自分自身の考え方や興味を優先します。
自分と他人の境界線が明確だからこそ、マイペースでいられるのです。
詳しくは後述しますが、どちらかと言うと一般の会社員には向いていないのかもしれません。
興味のあること、ないことが明確
マイペースな人は、興味のあることとないことが明確です。
たとえば自分の好きなアーティストの曲は、寝ても覚めても聴き続けるのに、それ以外には見向きもしない。
また、やりたい仕事には熱心ですが、やりたくない仕事をやっているときは、明らかに効率が落ちます。
誰から見ても明らかなくらい、興味の対象がハッキリしています。
いつも冷静で落ち着いている
マイペースな人は、いつも冷静で落ち着いています。
つまり「感情の起伏が少ない」ということですね。
自分のペースを崩さないので、ちょっとしたことで気分を乱したり、感情を露わにするようなことはありません。
ですから、周りからすれば本音が見えづらいときもあるでしょう。
そんな周囲の心配や不安はつゆ知らず、マイペースな人はいつも温厚です。
どんな場面でも話すスピードが一定
マイペースな人は、どんな場面でも話すスピードが一定です。
おっとりしたタイプの人は、どんなときでもゆっくり話す。
逆にせっかちなタイプの人は、ピンチでもチャンスでもやはり早口です。
普通の人なら、リラックスしているときはゆっくり話し、焦っていると早口になるものですが、マイペースな人はいつものあり方を絶対に崩しません。
というか、崩れません。
自分に自信があり、堂々としている
マイペースの人は、どこか自信を感じさせる態度をしています。
いつも堂々としていて、決して人に合わせない。
それが人を苛立たせることも多いのですが、長期的にはリスペクトの対象になります。
何があっても動じず、堂々としているからです。
自分のことをちゃんと愛しているのでしょうね。
時間の流れが人と違う
マイペースな人は、時間の流れが人と違います。
それゆえに、会議の時間に間に合わなかったり、待ち合わせに遅刻することも多々。
基本的に自分の興味を優先させているのですから、当然といえば当然かもしれません。
仕事の出来栄えに納得がいかないからといって、期限を無視して熱中するようなこともあります。
社会的なルールや一般常識から外れてしまいがちなので、身近な人はイライラするでしょう。
メンタルが強い
マイペースな人は、強いメンタルを持っています。
一口にポジティブだとか、ネガティブだとは言えませんが、精神的に強いのは間違いありません。
だって、想像してみてください?
人のアドバイスよりも自分の考えを優先したり、ほぼ常習犯のように遅刻することを。
小心者であれば、ビクビクしながら生きることになりますよね。
そんな状況で堂々としていられる人のメンタルは、強靭です。
人によって態度を変えない
マイペースな人は、人によって態度を変えません。
友達、同僚、上司、取引先など、みんなに同じ態度で接します。
それが相手の気に障ることも多いのですが、理解のある人からは「可愛げのあるヤツ」と思われます。
決して媚びず、分け隔てなく人と接する。
そんな不器用さに、愛嬌を感じます。
決断するときは、納得いくまで考える
マイペースな人は、納得いくまで考えてから決断します。
中途半端なところで妥協したり、時間が迫っているからといって焦って判断することはありません。
それによって仕事が遅れたり、人を待たせることもあるのですが、あくまでも自分自身の納得を優先させます。
たとえば、おもちゃ売り場で何日も何日も悩んでいるお子さんは、すでにその傾向があるかも!?
空気を読めないところがある
マイペースな人は、空気を読めないところがあります。
思ったことを思ったタイミングで言ってしまったり、場違いな言動で周囲を唖然とさせたり。
会社の偉いさんの前だろうと、たくさん人が集まっている場だろうと、関係ありません。
それを注意しても、まったく意に介しません。
日本社会では空気を読む能力が何よりも大切なので、身近な人はハラハラするでしょう。
空気を読めない人の特徴は、次の記事で。
恋愛・仕事におけるマイペースな人との付き合い方
では、マイペースな人とは、どう付き合えばいいのでしょうか?
気になりますよね。
仕事と恋愛にわけて、主なポイントをまとめてみました。
仕事:その人のペースを理解し、合わせること
会社にマイペースな人がいるなら、その人のペースを理解し、合わせてあげましょう。
その人のペースを把握するためには、次のようなポイントを見てください。
- 仕事に対する意気込み
- 興味のある仕事
- 仕事のスピード
- 期限に対する意識
- ストレス耐性
上記を踏まえて仕事を依頼したり、期限を設定したりするのです。
「何でそこまでしなきゃならないの?」と感じるかもしれませんが、よく思い出してみてください。
自分の考え方に合わせてもらおうとしたり、上から押さえつけようとして、かえってややこしくなったことを。
マイペースな人のテンポを尊重したほうが、物事はスムーズに進みます。
恋愛:相手の価値観を受け入れること
彼氏(彼女)や好きな人がマイペースなら、まずはその人の価値観を受け入れましょう。
自分の価値観を押し付けたり、一般常識と照らし合わせて糾弾するようなことはやめてください。
マイペースな人は、確固たる自分を持っています。
それは裏を返せば「柔軟性・適応力に欠ける」ということ。
いくら友達以上の関係だからといって、過剰に干渉したり、何かを無理強いをするようなことになると、恋愛関係はすぐに壊れてしまいます。
彼らは、自分のテンポを乱されるのが何よりも嫌いなのですから。
マイペースな人に向いている仕事(職種)は、営業職など
マイペースな人に向いている仕事はあるのでしょうか?
ここまでの内容を見る限り、一般の会社員には向いていなさそうですよね。
では、どのような職種がいいのか。
転職会社の「レバレジーズ株式会社」が運営しているサイトに、こんなことが書かれていました。
マイペースな人に向いている仕事はある?
- 警備員
- トラック運転手
- タクシードライバー
- 営業職
- ライター
引用元:ハタラクティブ
なるほど。
基本的に自分1人で完結する仕事や、自分のペースでできる仕事。
あるいは自営業(フリーランスなど)が向いているようですね。
個人的な話で恐縮ですが、たしかにマイペースと言われるぼくも、会社員を辞めてフリーランスになってからほうが精神的に楽になり、ストレスも少なくなりました。
マイペースな自覚があるなら、職種を再検討してみるのも良いでしょう。
ちなみに先ほどの「レバレジーズ株式会社」は、IT業界の転職・求人に強い会社です。
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マイペースであることの強みを理解し、それを引き出そう
マイペースな人の評価は、二分されるでしょう。
「あの人って本当にマイペースで困るわ…」と言われる場合と、「あの人って自分を持っているよね!」と言われる場合です。
つまりマイペースという性格的特徴は、長所でもあり、短所でもあるということですね。
それをうまく生かせば強みになりますし、強引に押さえつけようとしたら弱みになる。
マイペースな性格に悩んでいるなら、自分に合った仕事(職種)を選ぶことが大切です。
マイペースな人に悩まされているなら、その人の強みを理解し、それを引き出しましょう。
ミラクリから一言
マイペースですみません。。