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【禁煙中に頭痛になる原因と対処法】つらい離脱症状とは?

禁煙中に起こる頭痛。

これは離脱症状(禁断症状)の一種。

今までたばこを吸う(ニコチンを摂取する)ことに慣れていた体が、もがき苦しんでいるのです。

頭痛がおさまるまでの期間は、3日〜1ヶ月程度。

今までの喫煙量や喫煙歴、年齢や体調にもよりますので、一概には言えません。

ただ、頭痛は体がたばこから脱却しようとしているサインなので、前向きな兆候ですよ。

心身ともに「非喫煙者」になるまでの辛抱ですから、何とか乗り切りましょう。

今回は、禁煙中に頭痛になる原因と対処法を紹介します。

禁煙中に頭痛になるのはなぜ?

禁煙中に頭痛になるのは、なぜなのでしょうか?

まずはその基礎知識を解説しますね。

「離脱症状」に襲われているから

禁煙中に頭痛になるのは、離脱症状(禁断症状)に襲われているからです。

禁煙の離脱症状とは、以下のようなものです。

  • たばこを吸いたくなる
  • そわそわして落ち着かなくなる
  • イライラする
  • 集中力が低下する
  • 頭痛がする
  • 眠気に襲われる
  • 不眠になる
  • めまい
  • 倦怠感(気だるさ)
  • 便秘

どんな症状になるかは、人によって異なります。

ちなみにぼくが禁煙したときは、「たばこを吸いたくなる」「そわそわして落ち着かなくなる」「イライラする」「集中力が低下する」という症状になりました。

離脱症状になる要因は「依存」にあり

離脱症状になる要因は、「依存」にあります。

たばこに依存性があることは、すでにご存知でしょう。

肉体と精神が以下のような依存から脱却しようとしているときに、離脱症状は起こります。

  • 肉体的:ニコチンへの依存
  • 精神的:たばこを吸うこと(習慣)への依存

体は本当に不思議なもので、たばこには有害物質が含まれているとか、そういうことは関係なく、今までの状態を維持しようとするのです。

つまり、喫煙者がたばこをやめたら、「はやく吸え!吸え!」というサインを出すということ。

禁煙が誰にとってもつらいものなのは、人間に「恒常性維持機能」があるからです。

禁煙中に頭痛になる原因

それでは、禁煙中に頭痛になる原因をもっと細かく見ていきましょう。

原因は主に2つあります。

たばこを吸えないストレス

1つめの原因は、たばこを吸えないストレス。

ストレスや疲れが溜まったときに、「偏頭痛」になったことはありませんか?

それまで自由に吸っていたたばこを断つのも、強力なストレスです。

偏頭痛が起きるのも無理はないでしょう。

ニコチン制限による自律神経の乱れ

2つめの原因は、ニコチン制限による自律神経の乱れ。

たばこに含まれるニコチンは、自律神経を調整する「アセチルコリン」という神経伝達物質と同じ働きをすると言われています。

ニコチンによって自律神経がコントロールされるようになると、次第にアセチルコリンが分泌されなくなります。

そんな状態でたばこをやめたら、どうなるかは容易に想像がつくでしょう。

禁煙中に気分が落ち込んだり、不眠になったり、頭痛になるのは、ニコチンを断ったことで自律神経失調症に近い状態になっているからです。

頭痛がおさまるまでの期間は個人差が激しい(3日〜1ヶ月)

禁煙中の頭痛がおさまるまでの期間は、個人差があります。

目安としては、3日〜1ヶ月程度。

ぼくは幸いにも頭痛になりませんでしたが、知人は3週間ほど悩まされたそうです。

冒頭でも述べたように、頭痛は体がたばこから脱却しようとしているサインなので、何とか乗り切りましょう!

禁煙中に頭痛になったときの対処法

それでは次に、禁煙中に頭痛になったときの対処法を紹介しますね。

「頭が痛くて仕事にならない…」というようなことのないように、きちんと対策しましょう。

大きな深呼吸をくり返す

1つめの対策は、大きな深呼吸をくり返すこと。

「深呼吸くらいで頭痛がおさまるかよ」と思わないでください。

深呼吸には、自律神経を調整する作用があるからです。

体がたばこを欲してきたら、鼓動が早くなり、体温が上がり、イライラもするでしょう。

そんなときはすぐに深呼吸をして、気持ちを鎮めてください。

*以下の記事もぜひ参考に。

ツボ押しをする

禁煙による頭痛に襲われたら、ツボ押しをするのも効果的ですよ。

以下のようなツボは、とくに効果的です。

  • 神門(しんもん):耳の上部・広い部分の真ん中
  • 肺(はい):耳の穴の横・くぼみの真ん中

神門(しんもん)は、イライラを緩和し、精神を安定させる作用のあるツボ。

肺(はい)は、たばこを吸いたい欲求を抑えてくれるツボです。

どちらも耳にあるので、ツボ押しをしていても不審に思われることはないでしょう。笑

足を高くして、仰向けに寝る

禁煙による頭痛に襲われたら、足を高くして仰向けに寝るのも効果的ですよ。

まずは仰向けに寝て、足の下にクッションや椅子を置く。

そうすることで、滞留した血液が心臓に戻っていきます。

また、仰向けの姿勢でゆっくり呼吸をすることで、リラックスにもつながりますよ。

全身の力が抜けたら、たばこを吸いたい欲求がおさまり、頭痛も軽減されているでしょう。

仮眠を取る

禁煙による頭痛に襲われたら、仮眠を取るのも手です。

たばこをやめたことで、眠りが浅くなったり、不眠になっている場合もあるでしょう。

それも頭痛の原因の1つですから、かるく仮眠を取ってください。

15分〜30分程度の昼寝は、気分をスッキリさせてくれますよ。

禁煙外来に相談に行く

離脱症状があまりにもひどいときは、病院の禁煙外来に行きましょう。

自力で禁煙に取り組むよりも、いくぶん楽になるはずです。

禁煙外来では、禁煙補助薬(バレニクリンなど)も処方してもらえますので、まずは相談してみましょう。

禁煙成功者たちが語る、たばこを吸いたくなったときの対処法とは?

世の中の禁煙成功者たちは、どうやってつらい禁煙を乗り越えたのでしょうか?

たばこを吸いたくなったこともあったはずですよね。

参考になるデータを探していたところ、「ジョンソン・アンド・ジョンソン」のアンケートに行き着きました。

禁煙成功者200人に聞いた「たばこを吸いたくなったときの対処法」は、以下のようなものだったそうです。

「私はこう乗り切った!」 禁煙成功者が語る、吸いたくなった時の自己流対処法(*一部抜粋)

「食後、吸いたくなってイライラしたら、寝る」(兵庫・女性)

「ラーメンやカレーを食べた後は決まって吸いたくなりましたが、ひたすら我慢しました」(新潟・男性)

「食後に吸いたくなると、家族と談笑する」(愛知・男性)

「お酒を飲むと吸いたくなるが、買いに行くのが面倒だからあきらめようと自分に言い聞かせ、ひたすら食べる」(広島・女性)

引用元:ジョンソン・アンド・ジョンソン

「寝る」「食べる」「話す」など、意外に力技が多いですね。笑

禁煙したら太ると言われるのも、口さみしさを紛らわせようとした結果なのでしょう。

この記事をご覧の方も、負けずに頑張ってくださいね!

禁煙は誰にとってもつらいもの

禁煙はだれにとってもつらいものです。

ぼくはヘビースモーカー(チェーンスモーカー)ではありませんでしたが、それでもつらかったので、喫煙量が多い(もしくは喫煙歴が長い)方はもっと苦しいはず。

これがダイエットなら「苦しいときは無理せず食べなよ」と言えますが、たばこの場合はそうもいかないので、頑張るしかありません。汗

禁煙成功の鍵は、離脱症状を乗り越えられるかどうか。

禁煙成功者として、あなたの禁煙が成功するよう祈っております!

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禁煙に関する記事は、まだまだありますよ。

実体験を含めた情報をまとめています。

ミラクリから一言

たばこをやめたら、時間ができますよー。

トシノリ
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