「個性的な人」に憧れますよね。
個性的な人は、すでに学生時代から目立っていますし、社会人になってからも一目置かれる存在でい続けるでしょう。
その反面、人とは異なる考え方を持っているがゆえに、誰かと仲違いしたり、疎まれることもしばしば。
そんな破天荒な面も含めて、「フツー」を自覚する人たちの憧れです。
そもそも個性的とは、どんな状態を指すのでしょうか?
個性的な人たちに共通する特徴はあるのでしょうか?
今回は、個性的な人たちだけがもつ特徴を紹介していきます。
そもそも個性的とは何か?
そもそも「個性的」とは、どのような状態を指すのでしょうか?
人間にはそれぞれ個性がありますが、個性的と言われる人は何かが違うはずですよね。
個性的とは、「人や物が、他と比較して異なる個性をもっているさま。独特であるさま」を言います。
「個性的な人」「個性的なデザイン」というように、際立ったものを表現するときによく使われる言葉ですね。
とにかく他の人と比べて目立つとか、独特なことを個性的というようです。
個性的な人の特徴
さて、それでは個性的な人が持つ特徴を紹介していきますね。
ぼくの周囲にいる個性的な人を観察し、共通点をピックアップしてみました。
あくまでも「自分がどうしたいか?」に従って行動する
個性的な人は、あくまでも「自分がどうしたいか?」に従って行動します。
普通であれば、常識、ルール、固定概念、お金、メリットなどに沿って行動してしまいますよね。
個性的な人は、ときに「突飛」に見える行動をしますが、それは常識よりも自身の欲求に従った結果です。
しかも常識はずれであることを指摘したところで、「え? そうだったの?」くらいのノリ。
まさに天然で規格外の行動をしてしまうのです。
人から嫌われることを許容している
個性的な人は、人から嫌われることを受け入れています。
「自分が好き放題やっているのだから、嫌われてもしょうがないよね」という考え方ですね。
常識やルールから外れたら、嫌われるのも仕方ありません。
たとえば黒髪の集団のなかに、とつぜん金髪の人が現れたら違和感を覚えるでしょう。
自由でいることは、誰かの常識から外れることでもあるのです。
個性的な人は、嫌われる勇気を持っています。
服装、発言、行動が賛否両論
個性的な人は、賛否両輪を巻き起こします。
奇抜な服装、大風呂敷を広げたような発言、予想外の行動など。
「かっこいい!」という人と、「あれはない…」という人が常にいるのです。
好かれることもなければ、嫌われることもないといった生き方とは対照的ですね。
賛否両論あるということは、それだけ常識はずれで個性的ということでもあります。
自分に合ったファッションを知っている
個性的な人は、自分に合ったファッションを知っています。
ブランド物に身を包むのではなく、あくまでも似合っていることが優先。
ぼくの友人には、いつでもサングラスをしている人や常に帽子をかぶっている人がいますが、すごくキマっているんですよね。
通常であれば、オフィスにサングラスの男性が現れたら驚きますが、彼はそれが板についています。
逆に、いつもジーンズとパーカーなのに、それが様になっている友人もいます。
言い回しや文章が独特
個性的な人は、言い回しや文章が独特です。
たとえばTwitterなどのSNSで人気になるような人たちも、文章が独特ですよね。
人の興味をひきつけ、心を揺さぶるからこそフォロワーを獲得していくのです。
ぼくの友人にも、とにかく例え話が上手な人や、LINEひとつで笑わせてくれる人がいます。
彼らは、ちょっとした会話であっても相手に強烈な記憶を残します。
自分のことが大好き(ナルシスト)
個性的な人は、自分のことが大好きです。
ある意味で「ナルシスト」と言えるかもしれません。
それなりに自分に酔っていなければ、個性的なスタイルを貫けませんからね。
他人のことにはそれほど興味がなく、あくまでも自分自身の楽しさや心地よさを優先する。
なかには独りよがりの人もいますが、程よいナルシズムは見ていて気持ちがいいものです。
このあり方は、「お金持ちになる人」とも共通しているように思います。
孤独な時間を大切にしている
個性的な人は、孤独な時間を大切にしています。
やはり人間ですから、あまりにも長く集団の中にいすぎると、ルールや常識で頭がいっぱいになり、自分のやりたいことを見失ってしまいますからね。
人と一緒にいることで安心する人もいますが、個性的な人は次第に息苦しくなるのでしょう。
常識やルールよりも、自分のやりたいこと。
メリットやお金よりも、熱中したいこと。
自分の軸を忘れないためにも、孤独な時間は大切です。
トレードマークがある
個性的な人は、ひと目でその人とわかるトレードマークを持っています。
たとえば次のようなものです。
- 奇抜なiPhoneケース
- 変わった名刺
- 特徴的なアクセサリー
- レアなブランド物
- 見たことがない雑貨
- おしゃれなメガネ
- 目立つハット
- 覚えやすい顔文字
名前を忘れてしまったとしても、トレードマークを見れば思い出す。
1〜2回会っただけで、忘れられなくなるほど強烈な印象を植え付けるのです。
有名人で言えば、芸人の宮川大輔さんの大きなメガネがそれに当たりますよね。
「あの眼鏡の人」 「いつもハットをかぶっている人」 「かわいいスタンプを送ってくれる人」など。
トレードマークは、人の記憶に残ります。
人の個性も尊重する
個性的な人は、他人の個性も尊重します。
彼らをよく観察していると、意外にも誰かとケンカしたり、価値観を戦わせるようなことがありません。
きっと自分自身も尊重してもらっている自覚があるからこそ、他人も尊重するのでしょうね。
自分の価値観だけが正しく、他は間違っているという考え方であれば、それは単なるエゴイストですから。
個性的な人同士は、「付かず離れず」の距離感でいることが多いように思います。
物事の捉え方がまるで異なる
個性的な人は、物事の捉え方がまるで異なります。
「普通の人とは視点が違う」と言えるかもしれません。
同じ物事を目にしたとしても、普通の人とは真逆の感想を持つのです。
たとえばぼくの友人が会社を倒産させてしまい、みんなが慰めているとき、個性的な人だけが「倒産を経験できたのは貴重じゃん」と明るく言いました。
その前向きな考え方に、そこにいた誰もが「そうか…」と納得したのを覚えています。
物事は捉え方ひとつと言いますが、個性的な人はそもそもの世界の見え方が違うようです。
「変わってるね」と言われて嬉しい人と、戸惑う人の違い
ここまでは、個性的であることを自覚し、それを受け入れている人の特徴を紹介してきました。
ここからは「変わってる」と言われる人について解説しますね。
世の中には「変わってるね」と言われて嬉しい人と、戸惑う人がいます。
両者の違いをいつも興味深く観察してきましたが、最近になって1つの結論に達しました。
「変わってるね」と言われて戸惑うのが、個性的な人
個性的なのに、その自覚がない人は、「変わってるね」と言われたら戸惑います。
彼らにとって、人と違うのは恥ずかしいことだからです。
逆に「変わってるね」と言われて喜ぶ人は、周囲から変人に見られようと、いろんな努力をしている人。
つまり意識的に奇抜な服装をしてみたり、みんなの逆をつく発言をするような人ですね。
あなたの周囲にも、一見はフツーなのに、実はとんでもなく個性的な人が隠れているかもしれません。
「個性がない」なんて、単なる思い込みにすぎない
主に10〜20代のときは、「個性的になりたい!」と悩みますよね。
そして、いろんな試行錯誤を行った結果、思い通りに行かず、「自分にはこれといった個性がない…」と悩んでしまうと思います。
最近では、「自分探し」といって世界一周に出かけるような人も多いようですね。
ですが「個性がない」なんて、単なる思い込みに過ぎません。
誰にでも強い個性があるのに、それを発見できていなかったり、上手に生かせていないだけですよ。
だから悩む必要はありませんし、お金をかけて旅行に出かける必要もありません。
時間をかけて、ゆっくり自分と向き合うことができれば。
ミラクリから一言
ぼくもよく悩みましたが、個性はどこかに落ちているものではなく、足元にあるものでした。