自己分析

【プライドが高い性格を直す9つの方法】ネガティブ・プライドは捨ててしまおう

プライドの高い性格に苦しんでいませんか?

過剰なこだわりや自尊心を手放したいのに、なかなかそうできない。

人から意見されると、すぐに攻撃的になってしまう。

素直になれないのはつらいですし、ストレスが溜まりますよね。

ときには親しい人から「上から目線だよね」と言われ、傷つくこともあるでしょう。

では、プライドが高い性格を直すためには、どうすれば良いのでしょうか?

まずはプライドが高すぎることの弊害を理解し、「ネガティブ・プライド」を捨てていきましょう。

今回は、プライドが高い性格を直す方法を紹介します。

「プライドが高い」とは?

「プライドが高い」とは、具体的にどういう状態なのでしょうか?

プライドとは、誇りや自尊心、あるいはこだわりを表す言葉です。

つまりプライドが高い人とは、「自分に誇りを持っている、こだわりの強い人」と言えるでしょう。

プライドが高い人の特徴は、次の記事で詳しく説明しています。

ネガティブ・プライドが問題

誇りや自尊心、あるいはこだわりを持っているのは、決して悪いことではありません。

では、何が問題なのでしょうか?

それは「ネガティブ・プライド」です。

ネガティブ・プライドとは、自分を守るための防波堤のようなもの。

具体例については後述しますが、自分が傷つかないように人の意見をブロックしたり、逆に相手を攻撃するようなことです。

自尊心や競争心が強すぎて、人間関係に支障をきたしているなら、その原因は「ネガティブ・プライド」にある可能性大です。

プライドが高すぎることの弊害

では、プライドが高すぎることの弊害は、何なのでしょうか?

具体的な問題をまとめてみました。

  • 近寄りがたい
  • 人に嫌われる
  • 人間関係のトラブルを起こしがち
  • 上から目線(傲慢)だと思われる
  • 仕事を頼まれにくい
  • 間違いや失敗を素直に認められない
  • 人からの指摘を受け入れられない
  • 自意識過剰
  • 過度の負けず嫌い
  • 嫉妬心や競争心が強すぎる

プライドが高い人は、決して親しみやすいタイプではありません。

どちらかと言うと近寄りがたく、傲慢な態度で人の反感を買ってしまう。

人から疎まれる存在であり、嫌われやすいタイプでもあります。

プライドが高い性格を直す9つの方法

では、どうすればプライドが高い性格を改善できるのでしょうか?

そのようなことは本当に可能なのでしょうか?

主なポイントをまとめてみました。

ネガティブ・プライドを見極め、捨てる

まずは不要なプライドを見極めて、それを捨てましょう。

前述した「ネガティブ・プライド」ですね。

ネガティブ・プライドの具体例は、次のとおり。

  • 過去の実績
  • 努力の量
  • 人脈の豊富さ
  • 周囲からの評判
  • 他者との比較

上記に対して誇りを持つだけなら良いのですが、人にも評価してもらおうとするから問題になるのです。

あなたをどう思うかは、相手次第。

人の気持ちは決してコントロールできませんので、過度な自負心のようなものは捨ててしまいましょう。

本当は自信がないことを認める

本当は自分に自信がないことを認めるのも重要なポイントです。

ネガティブ・プライドが生まれるのは、自分を守りたいから。

自分を守りたくなるのは、自分に自信がないからです。

自信があれば、誰に何を言われようとも、背筋を伸ばしていられますからね。

本当は自信がないことを認められたら、人に対して寛容な気持ちになり、ネガティブな感情もなくなります。

常に新しい知識を得る

プライドが高い性格を直すためには、常に新しい知識を得ること。

つまり「自分には知らないことがたくさんある」と認識し、謙虚な気持ちになるということです。

新しい知識を得るための手段は、次のとおり。

  • 読書
  • 先輩の話
  • 体験
  • 旅行
  • 未経験の仕事

情報を入れることと同じくらい、体験することも大切です。

インターネットで評判を調べただけで、「行ったつもり」になっていた場所に足を運んでみましょう。

新しい体験が、凝り固まった視野を広げてくれますよ。

謙虚な人の特徴は、次の記事で。

難しい仕事にチャレンジする

プライドが高い性格を直すためには、難しい仕事にチャレンジすることも大切です。

長く同じ会社に勤めていたり、同じ業界で働いていたら、どんな仕事でも「そこそこ」の結果を出せるようになっているでしょう。

そのような状態では、成長が止まり、価値観も固定化されてしまいます。

成長が止まると、「悟り」を開いたかのような口調で、過去の武勇伝を語るようになってしまいます。

謙虚な姿勢になるためには、達成できるかどうか分からないレベルの仕事にチャレンジすること。

高い営業成績を設定したり、経験したことのないプロジェクトに挑戦することです。

いわゆる「仕事ができる人」は、意識的にこのようなことをやっています。

異なる世界にいる人と付き合う

プライドが高い性格を直すためには、異なる世界の人と付き合うことも大切です。

具体例は、次のとおり。

  • 異業種の人
  • 異業界にいる人
  • 自分とは違う土地に住んでいる人
  • 海外旅行の経験が多い人
  • 留学経験のある人

会社の上司や同僚と親睦を深めることも大切ですが、今いる世界にどっぷり浸かってしまうと視野が狭くなってしまいます。

それはどれだけ意識の高い人でも、避けられないことです。

だから、異世界にいる人の話を聞いて、強制的に視野を広げること。

新しい情報や刺激によって、見える世界が広がります。

自分よりもレベルの高い人と付き合う

自分よりもレベルの高い人と付き合うことも大切です。

実力が同じくらいか、それ以下の人とばかり付き合っていたら、傲慢になり、成長が止まるのは当然。

常に自分が「教えてあげる」ようなポジションにいると、知らぬ間に勘違いをしてしまうからです。

逆に、レベルの高い人と一緒にいると、たくさん刺激を受けるでしょう。

無知であることを自覚したり、謙虚な姿勢の大切さに気づいたり。

決して心地の良い関係ではありませんが、成長するためには必要不可欠です。

全てのベクトルを自分だけに向ける

プライドが高い性格を直すためには、全てのベクトルを自分だけに向けること。

つまり「自分の理想を人に押し付けない」ということですね。

プライドの高い人は「自分が正しい」と思いがちですが、実はそうではありません。

求めるクオリティー、努力の量、仕事にかける時間などは、人によって様々です。

ですから、まずは自分だけに集中すること。

自分に対してだけストイックなのであれば、ネガティブ・プライドが顔をだすことはありません。

完璧主義にはご注意を。

感謝する

感謝していれば、人に対して偉そうにしたり、無駄な競争をする気持ちにはなりません。

誰に対しても尊敬の念を持ち、何かを学ぼうとするからです。

そう考えると、プライドの高さに苦しんでいる人は、感謝の気持ちが足りないのかも。

嫌なことがあったときは、「ありがたい」と声に出して言ってみましょう。

苦手な人がいるときも、そう言ってみてください。

いつも謙虚でいられるようになったら、不要なプライドは消え去ります。

失敗や間違いを笑い話(ネタ)にする

プライドが高い性格を改善するためには、隠したい経験を笑い話(ネタ)にすることも大切。

人には言えない失敗や間違いを、笑えるエピソードにしてしまうのです。

テレビ番組の「すべらない話」は、まさにその典型例ですね。

多少は話を盛っても、ちゃんと伝わるように脚色しても構いません。

その笑い話を聞いた人が救われるのはもちろんですが、自分自身の苦い記憶も浄化されるでしょう。

公衆の面前で恥ずかしい失敗をしたときも、この方法が効果的です。

プライドが高い男は女性からの評判が悪い

では、ここで世間一般の考え方を見ていきましょう。

どうやらプライドが高い男性は、女性からの評判が悪いようです。

「マイナビ」が独身女性300名にアンケートを取ったところ、嫌いなタイプの男性は次のようになったそうです。

Q.どうしても嫌いな男性のタイプを教えてください。

  • 清潔感がない
  • プライドが高い
  • 自慢話が多い
  • 食べ方が汚い
  • 空気が読めない
  • 遊んでいそう
  • 口先だけの男
  • ブサイクな男
  • 金銭感覚があわない
  • 頭が悪そう
  • 自信過剰
  • ナルシスト

引用元:マイナビ

「プライドが高い」が見事にランクインしています。

やはり近寄りがたくて、付き合いにくい男性は、評判が良くないようですね。

プライドが高い男性の具体例は、次のようなものでした。

「プライドが高く人を見下すような人」(26歳女性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

「自分の非を認めない、間違った方向へプライドが伸びてしまったタイプ」(25歳女性/金融・証券/専門職)

引用元:マイナビ

上記の他に2点ありました。

自分の非を認めなかったり、人を見下す癖のある人は、人間関係ではもちろんのこと、恋愛面でも苦労しそうです。

無駄なプライドは手放してしまおう

無駄なプライドは、早めに手放してしまいましょう。

実は、ぼくも意味不明のプライドを持ち続け、家族や同僚につらく当たっていた時期がありました。

自分自身もそんな生き方にストレスを感じていたのか、2013年にはうつ病に。

その直後、知人からこんなことを言われました。

「プライドなんて、1円にもなりませんよ」

この言葉には、正直ゾッとしました。

もちろんプライドを換金しようなどとは思っていませんでしたが、持っていなければならないものだと信じていたからです。

ですが、冷静に考えたら、過剰なプライドは無駄以外の何物でもありません。

恥を忍んで頭を下げたり、助けを求めることができなかったからこそ、ぼくはうつ病になったのですから。

知人は、そのことをぼくに伝えようとしたのでしょう。

こうしてぼくは、少しずつプライドを手放すことができたように思います。

もしあなたも無駄なプライドを持っていることを自覚しているなら、早めに自由になってください。

ミラクリから一言

無駄なプライドがなくなってからのほうが、生きるのが楽しくなりました。

トシノリ
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