自己分析

【心の傷を癒す5つの方法】治癒を時間にまかせてはいけない

心の傷はどうやって癒やしていますか?

とりあえず時の流れに身をまかせて、傷が薄まるのを待つ。

あるいは親しい人に話を聞いてもらいながら、気持ちを整理する。

その方法は人によって様々だと思います。

ただ、心の傷は深ければ深いほど、回復するまでに時間がかかるもの。

嫌な記憶を忘れようとしても、結局いつまでも思い出してしまいます。

しかも近年の研究によると、「時間」は過去の傷を治してはくれないようです。

となると「時間が経てば忘れる」という言葉を真に受けず、主体的に行動することが大切になりそうですね。

今回は、心の傷を癒す方法を紹介します。

心に深い傷を負う原因

まずは心に深い傷を負ってしまう原因を整理していきましょう。

その原因となる出来事は様々ですが、代表的なものをまとめてみました。

  • 信頼していた人に裏切られた
  • 親友と絶縁した
  • 家庭内暴力を受けた(DV)
  • 子供の頃にいじめられた
  • セクハラ・モラハラをされた
  • 恋人にひどいふられ方をした(失恋)
  • 離婚をした
  • 大震災・交通事故の被害にあった
  • 過剰なストレスにさらされた

いま心の傷に苦しんでいる方も、上記のいずれかにあてはまるのではないでしょうか。

人間関係や暴力、失恋や離婚などのつらい経験。

または大震災や交通事故の被害にあった場合も、心に深い傷を負ってしまうでしょう。

心の傷が精神疾患に繋がる場合も

あまりにも心の傷が深いと、それが精神疾患につながる可能性もあります。

精神疾患の具体例は次のとおり。

  • うつ病
  • パニック障害
  • 双極性障害(躁鬱病)
  • 対人恐怖症
  • 不眠症
  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)

実はぼくも2013年にうつ病になりましたが、その原因は仕事や人間関係のストレスでした。

東日本大震災(2011年)の被害にあわれた方には、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患った方が少なくないと聞きます。

メンタルの病は想像以上につらいので、早め早めに対処していきましょう。

心の傷を癒す5つの方法

それでは次に、心の傷を癒す方法を紹介しますね。

過去の出来事をなかったことにしたり、傷を一瞬で消し去ることはできませんが、少しずつ薄めることは可能です。

「心理的リアクタンス」の原理を理解する

心の傷を癒やすためには、「心理的リアクタンス」の原理を理解しましょう。

心理的リアクタンスとは、選択の自由が脅かされたときに、自由を取り戻そうとする作用のこと。

「心理的ブーメラン効果」とも言われています。

たとえば次のような経験はないでしょうか?

  • 「忘れよう」と思ったときほど記憶が蘇る
  • 「見ないでおこう」と思ったときほど見てしまう
  • 「別れよう」と思ったときほどそうできない
  • 「一見さんお断り」に異常に腹が立つ
  • 「押し売り」されると買いたくなくなる

「心理的リアクタンス」というと小難しいですが、つまりは自分に何かを強制している限り、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態になるということですね。

心の傷を癒やすためには、「ありのまま(自然体)」でいることが何よりも大切なのです。

トラウマやコンプレックスも自分の一部だと認める

心の傷を癒やすためには、自分のすべてを認めてあげることも大切です。

長所や好きなところだけではなく、短所や嫌いなところ、トラウマやコンプレックスも含めて自分だと認めることですね。

心に傷があることを認められず、「平気だから」「気にしていないから」を口癖にしていると、いつまでも傷は治りません。

つらい出来事によって傷つき、落ち込んでいることを認めてください。

すると人に対して、そのつらい出来事を打ち明けられるようになりますから。

深い自己嫌悪に苦しんだときは、次の記事もチェックしてくださいね。

ありのままの自分にOKを出す

心の傷を癒やすためには、ありのままの自分にOKを出すことも大切です。

これは簡単なようで、実は難しい。

たとえば「今日は仕事を頑張らなくちゃ!」と思う一方で、「ベッドから起き上がりたくない…」とも思ったとします。

でも、本当に会社をサボるのは難しいですよね。

そんなときに「モチベーションが低いとか甘えたことを言っていないで、深夜まで仕事をしよう」と無理をするのか。

それとも「今日は早めに仕事を終えて飲みに行こう」と思えるのか。

その日の気分に素直に従うのが、「ありのまま(自然体)」ということです。

人に迷惑をかけなければ、それはわがままではありません。

自分のことを傷つけた人を許す(赦す)

心の傷を癒やすためには、自分のことを傷つけた人を許す(赦す)ことも大切です。

自分のことをいじめたり、ないがしろにしたり、暴力をふるった人のことを許すのは容易ではありません。

ぼくにも未だに許せない人がたくさんいますし、ぼくのことを許せない人もたくさんいるでしょう。

それでも、心の傷の原因になった人を許すことは何よりも大切。

「アイツのせいで」が「あの人のおかげで」になれば、打ちのめされた出来事を思い出す回数が減っていくからです。

嫌な思い出を消し去る方法は、次の記事でも解説しています。

楽天的でポジティブな友達と一緒に過ごす

心の傷を癒やすためには、楽天的でポジティブな友達と一緒に過ごすことも大切です。

落ち込んでいるときによくやりがちなのは、その痛みを理解してくれる人と一緒にいて、傷をなめあうこと。

これはストレス解消に有効である反面、ともすれば余計に傷を深くしてしまいます。

なぜなら傷をなめあっている間に、「私は誰よりも傷ついているんだ」という認識が余計に深くなってしまうからです。

そんな状態では、なかなか回復できませんよね。

ですから、楽天的で、ポジティブで、細かいことを気にしない人と一緒にいてください。

彼らから何かを得ようとしなくても、前向きな姿を見ているだけでそのあり方が伝染してきます。

「時間」は過去の傷を治してくれない

心に傷を負ったときによく言われるのは、「時間が解決する」ですよね。

どれだけつらい出来事でも、人間はそのうち忘れるものだ、ということです。

しかしながら近年の研究によると、そうではないことがわかっています。

米心理科学会誌「Perspectives of Psychological Science」(心理科学の視点)に掲載された最新の研究結果によると、時間が人を癒す効果はないことが確認された。

アリゾナ州立大学の研究チームによれば、一般的に人には、それほどの自然治癒力はない。

引用元:Forbes(フォーブス)

つまり「時間が解決する」は間違いなのだそうです。

これには驚かされました。

受け身では心の傷はいつまでも回復しない

受け身(受動的)でいては、心の傷はいつまでも回復しないようです。

研究チームは、さらに続けます。

「すぐに良い方に向かうよ」という善意に満ちた言葉が、心の傷を癒すことは「受動的な行動である」との通説を不変のものにしてしまっている可能性がある。

引用元:Forbes(フォーブス)

「時の流れに身をまかせて」「時間とともに忘れるから」といった定説が、人を受け身にしてしまっていると。

心の傷を癒やすためにはもっと主体的に行動することが大切なようです。

感情をコントロールし、ストレス耐性を高めることが大切

続いて、心の傷を癒やす秘訣もまとめられています。

現実的に考え、感情をコントロールし、生産的な行動を心がけることが、困難を乗り越え、回復することに向けてのカギとなる。

強くなれば、あらゆるストレス要因に対しての抵抗力も高まる。

引用元:Forbes(フォーブス)

つまりは生活習慣を整え、思考と感情をコントロールし、困難を乗り越える準備をすること。

そして、ストレス耐性を高めることが大切なようです。

生活や感情をコントロールできれば、常に前向きでいられる。

そして、ストレス耐性を高められたら、心の傷を負うこと自体が減っていきます。

心の傷は「完治」を目指すのではなく、徐々に薄めていくこと

最後にぼくの経験から。

心の傷は「完治」を目指すのではなく、徐々に薄めていくことが大切だと思います。

体の傷は、治ったあともうす〜い跡が残りますよね。

心の傷もそれと同じで、完全に消し去ることはできません。

ですから、記憶自体をなくすのではなく、思い出す回数を減らすために行動をすること。

すると、今までは四六時中頭のなかにあったつらい出来事が、2〜3日おきに思い出すようになっていきます。

それが徐々に1ヶ月に1回になり、さらに年1回程度になれば、それはすごい成果なのではないでしょうか。

そのためには心にある傷痕の存在を認めてあげて、思い出したときもちゃんと向き合うことです。

そうすれば苦しは減っていきますよ。

ミラクリから一言

ぼくもまだまだ闘っています。

トシノリ
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