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【人間不信の原因・症状・克服方法】人を信じられるようになるには?

人を信じることができない…。

どうしても言葉の裏を読んでしまったり、顔色をうかがってしまう…。

それはもしかすると、人間不信の症状かもしれませんよ。

人間不信は、育った環境やトラウマなどが影響しているため、一筋縄ではいきません。

まずは人間不信の原因を分析し、生活習慣を整えるなど、時間をかけて克服していきましょう。

また、人間不信が何らかの精神疾患(うつ病など)と関連しているケースもありますので、その場合はすぐに専門医の力を借りてくださいね。

「人を信じなさい」というアドバイスは正論ですが、「それが出来たら苦労しないよ」が正直なところだと思います。

この記事では、人間不信の原因・症状・克服方法を、できるだけ具体的に解説していきますね。

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人間不信とは?

人間不信とは、何らかの原因で人を信じられなくなることです。

日常生活を送れないほど重い症状を指すのが一般的ですが、ときには人間関係のいざこざによる軽度のものを指すことも。

昨今では、「もう人間不信だわ〜」のようなカジュアルな使い方をされることもあります。

また、「人間嫌い(にんげんぎらい)」とか、「厭人(えんじん)」という別称もあります。

人間不信は日常生活に支障をきたす

人のことを信じられなくなると、日常生活に支障をきたします。

たとえば会社の同僚に仕事を頼めなくなったら、自分ひとりで全部抱え込まなければなりませんよね。

異性のことを疑ってばかりだったら、恋愛するのは難しいでしょう。

普段はそれほど意識していませんが、人を信じるというのはとても重要なことです。

人間不信の原因

では、なぜ人間不信になるのでしょうか?

ここでは、人間不信の主な原因を紹介します。

育った家庭環境

まずは育った家庭環境の問題。

子供の頃は、誰しも「親」を絶対的な存在とみなすでしょう。

その親が以下のようなことをすると、子供の精神性に大きな影響を与えてしまいます。

  • 両親の別居・離婚
  • 虐待(DV)
  • 過剰な抑圧
  • 価値観の押しつけ

信じていた両親に裏切られたり、過剰に抑圧されたりすると、人に対して恐れを抱くようになってしまうのです。

人に騙された経験を引きずっている

人に騙された経験のある人は、それが起因している可能性があります。

たとえば、親友にお金を騙し取られるようなこと。

あるいは付き合っていた彼氏(彼女)に別の恋人がいて、実は自分は2番目だった…のようなことです。

騙されたことに対する衝撃が強ければ強いほど、心に深い傷を負ってしまいます。

「別れ」や「裏切り」がトラウマになっている

「別れ」や「裏切り」がトラウマになっている可能性もあります。

以下のような経験をした後は、人付き合いに消極的になるでしょう。

  • 恋人との突然の別れ
  • ひどいフラれ方をした
  • 大失恋
  • 親友の裏切り

信用していた人が、突然姿を消してしまった。

あるいは全幅の信頼を寄せていた人にひどい目にあわされたりすると、それがトラウマになってしまいます。

共感能力がないせいで、失敗したことが多々ある

共感能力がないせいで失敗したことが多々ある場合も、人付き合いに消極的になります。

もっとわかりやすく言うと、「空気を読めない」ということです。

上司の真意をくみ取れなかったことで、期待を裏切ってしまった。

友達を励ますつもりが、逆に怒らせてしまった。

そんな経験のある人は、自分に自信を失い、人を恐れるようになるでしょう。

過度なストレス

過度なストレスによって心身の調子を崩しているときは、誰しも人間不信になりやすいものです。

たとえば残業続きで疲れとストレスが最高潮のときに、心から人を信じられますか?

上司のことを疑ったり、配偶者に対して疑念を抱いたりするのではないでしょうか。

ストレスは本当に恐ろしいものです。

何らかの精神疾患と関連している(うつ病など)

人間不信が、何らかの精神疾患と関連している場合もあります。

たとえば以下のようなもの。

ちなみにぼくは2013年にうつ病を経験していますが、その際は対人恐怖症を併発し、人間不信にもなりました。

一緒に仕事をしている人のことを疑ったり、家族のことを信じられなくなってしまったのです。

このような状態になると自力で克服するのは困難ですから、早めに専門医の力を借りましょう。

あなたもチェック!人間不信の主な症状

では、人間不信になると、どんな症状が表れるのでしょうか?

人間不信かどうか心配な方は、早めにセルフチェックしておきたいですよね。

ぼく自身の経験も踏まえて、主な症状をまとめてみました。

  • 人を信じることができない
  • 人の言ったことの裏を考えてしまう
  • 心から信用できる人がいない
  • 相手にどう思われるか怖くて、自分の話ができない
  • 相手の顔色を伺ってしまう
  • 人と接するのが怖い
  • 集団の中にいると、汗をかいたり、足が震えたりする
  • 考え方がネガティブ
  • 感情を出すのが怖い
  • 頼みごとができない
  • 挙動不審
  • 自意識過剰
  • 空回り
  • 1人で過ごすことが多い(孤独
  • ひきこもり

人のことを信じられなくなり、怖くなるのは初期の段階。

それがもっとひどくなると、身体的な症状(汗をかく、足の震えなど)も現れます。

症状が悪化するほど自力でコントロールするのが難しくなるので、早めに対処することが大切ですよ。

人間不信を克服する方法

人間不信に悩んでいるときに、「人を信じなさい」と言われても、正直言って役に立ちませんよね。

「それが出来たら苦労しないよ」という話ですから。

ここでは人間不信を克服する方法を、できるだけ具体的に解説していきます。

人を信じられない原因を分析する

まずは人を信じられない原因を分析しましょう。

過去の傷と向き合うのは勇気がいることですが、以下のようなことを正面から見つめてみてください。

  • トラウマ
  • コンプレックス
  • つらい過去(裏切り、別れなど)

上記にちゃんと向き合えたとき、人間不信のタネが見えてくるはずです。

過去のトラウマに前向きな意味を見出す

人間不信のタネが見えたら、それに前向きな意味を見出しましょう。

参考例は以下のとおり。

  • 親友の裏切り→成長するために必要な経験だった
  • 恋人との別れ→自分を磨くきっかけになった
  • 親との複雑な関係→反面教師になってくれた
  • 上司の不和→おかげで別の会社に行く踏ん切りがついた

上記のような前向きな解釈ができれば、「ありがたい」と思えるようになるでしょう。

つらい出来事に関連した人にも感謝できるようになれば、心の傷は癒えます。

環境を変えてみる

人間不信になったら、思い切って環境を変えるのも手です。

以下のように、「人生を一新する」くらいの気持ちで取り組んでください。

  • 異動する
  • 転職する
  • 引っ越す
  • 人間関係を断捨離する
  • SNSアカウントを削除し、作り直す

ぼくがうつ病になったときにやったことは、「退職」と「引っ越し」です。

その経験からも思いますが、環境が心に与える影響は大きいですよ。

有名な経営コンサルタントの大前研一氏も、以下のように言っています。

人間が変わる方法は三つしかない。

一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。

もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。

引用元:大前研一氏

恐れずに前へ!

生活習慣を整え、心身を健康に保つ

長期的な対策としては、生活習慣を整え、心身を健康に保つこと。

心身が健康なら、健やかな気持ちで人と接することができるからです。

とくに以下の4つを集中的に改善しましょう。

  • 食事:バランスのいい食事
  • 睡眠:睡眠時間と睡眠の質
  • 運動:定期的に体を動かす
  • 仕事:働き方や仕事量の見直し

健康的な生活を送っていると、「セロトニン」という脳内ホルモンが分泌され、ちょっとしたことでも幸せを感じられるようになりますよ。

そういう状態になれば、人を信用できるようになるでしょう。

専門医の診察を受け、治療する

自力でどうにかするのが困難なほど人間不信の症状が重いなら、専門医の力を借りましょう。

以下のような病院なら、相談にのってくれますよ。

  • 心療内科
  • メンタルクリニック
  • 病院(精神科、神経科)

まずはカウンセリングからはじまり、必要に応じて投薬治療や認知療法なども行われるでしょう。

精神疾患を患ったときは、専門家に頼るのがいちばんです。

ぜひ信頼できる病院を探してくださいね。

厚生労働省の調査で判明!職場の人間関係に悩んでいる人は多い

人間不信とまではいかなくても、人間関係に悩んでいる人は多いはず。

そんな仮説から、職場の人間関係に関するデータを探していたところ、厚生労働省の「労働者健康状況調査(平成24年度)」に行き着きました。

全国の9,283事業所から回収したアンケートによると、仕事のストレスは「人間関係」によるものが多いそうです。

強い不安、悩み、ストレスを感じる事柄の内容をみると、「職場の人間関係の問題(41.3%)」が最も多く、次いで「仕事の質の問題(33.1%)」、「仕事の量の問題(30.3%)」となっている。

引用元:厚生労働省

やはり職場の人間関係って、ものすごく重要な問題なんですね。

毎日向き合わなければならない問題ですから、当然といえば当然ですが…。

派閥争い人事評価に苦しめられる場合もあるでしょうが、あまり気にしすぎず。

うまくストレスを発散してくださいね。

人間不信は休養のサイン!

人間不信は、心が疲れた証拠。

つまり、休養のサインです。

生真面目な人ほど体調が悪くても頑張ろうとするでしょうが、それは逆効果ですよ。

過去の傷が、今になって表面化してきたのかも?

本当はあの出来事で深く傷ついたのに、平気な顔をしてきたつけが出てきたのかもしれません。

まずは人間不信の原因を分析してから、適切に対処してくださいね。

自分ではどうにもできないときは、できるだけ早く専門医の力を借りましょう!

ミラクリから一言

人間不信は「休め」の合図。

 - 症状と傾向

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