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【無職の現実】20代と30代で無職になったときの体験談

無職になった経験はありますか?

無職とは、決まった職業に就いていない状態のことを言います。

それまでは働いていた人が急に仕事を奪われると、孤独感にさいなまれ、生活苦に陥ってしまいます。

決して誇れることではありませんが、ぼくは20代と30代で無職を経験しました。

転職先が決まらないまま仕事を辞めてしまい、しばらく無収入だったのです。

完全に自業自得ではありますが、この期間はとにかく辛かった。

金銭面はもちろんのこと、精神的にも苦悩の連続でした。

今回は、そんな体験談をもとに無職の現実について紹介します。

また、万が一無職になったときにやるべきことも解説しますね。

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無職とは?

無職とは、決まった職業に就いていない状態を言います。

無職にはいろんな境遇の人がいますが、大きく次の4つのタイプに分かれます。

  • 失業者
  • 転職先がなかなか見つからない人
  • 真っ当な職業に就こうとしない人
  • 働く気がない人

フリーターやニートは無職なの?

いわゆるフリーターやニートは無職なのでしょうか?

まず、フリーターは無職ではありません。

正社員ではないというだけで、派遣社員やアルバイトとして仕事をしているからです。

逆に定職に就かず、実家に寄生しているニートは無職に該当します。

20代と30代で無職になった過去

ぼくは20代と30代で無職になりました。

いずれも転職先が見つからないまま会社を退職してしまったことが原因です。

20代のときは経営者と喧嘩をしてしまい、30代のときは転職先が水に合わず、退職してしまいました。

今となっては笑い話ですが、当時はとても笑えませんでした。

再就職先が見つかるまでは無収入ですから、生活費を捻出することさえも困難になり、精神的にもボロボロだったからです。

ちなみに20代のときは独身でしたが、30代のときは結婚して子供もいました。

無職になったときに辛かったこと

無職というのは、社会から断絶された厳しい立場です。

仕事が無い状態を楽しめる人もいるのでしょうが、多くの人は苦しむのではないでしょうか。

ここでは無職になったときに辛かったことをまとめていきます。

無収入になった

無職になったら、当然ながら収入が絶たれます。

最初の1ヶ月はその実感が無いのですが、2ヶ月目あたりから実感が芽生えてきます。

なぜなら、それまではあたり前のように迎えていた給料日に、入金されない現実を目の当たりにするからです。

預金通帳を見ても、残高は増えるどころか減っている。

どうしてもお金に困ったときは、不要品を売ったり、単発の仕事で稼いでいました。

生活苦になった

無職になったら、生活苦になりました。

貯金がほとんどなく、キリキリで生活していたぼくは一気に生活が苦しくなったのです。

食費を節約し、水道光熱費を節約し、引っ越して家賃もコストダウン。

外食に出るようなことも、コンビニで買い物するようなことも無くなりました。

ただ、後から考えれば、この生活苦の時期に経済観念を確立できたように思います。

解放感が少しずつ苦しみに変わった

会社を辞めた当初は、解放感があります。

わずらわしい組織のルールや人間関係から解放されたことが、嬉しくてたまらないのです。

ですが、それもつかの間。

2週間もすると、解放感が少しずつ苦しみに変わっていきます。

「毎日通える場所が無くなる」というのは、思っている以上に辛いものだと実感しました。

たとえそれが不平不満ばかりの環境だったとしても。

社会から取り残されたような気になった

無職になったら、社会から取り残されたような気持ちになりました。

なぜなら会社員の人たちが通勤している時間帯に寝ていたり、勤務時間になっても自宅にいるからです。

仕事終わりに上司と飲みに行くようなこともありません。

これではいけないと規則正しい生活を心がけましたが、やることがありません。

ハローワークにだって、転職エージェントにだって、毎日行くわけではありませんからね。

満員電車に乗ることや人混みの中を歩くことを、懐かしく感じたものです。

引きこもりがちになった

無職になったら、引きこもりがちになりました。

金銭面の不安があるため、お金がかかることを避けるようになるからです。

友人に会ったときに「無職です」とは言えない、そんな見栄もあったと思います。

外に出るのは、ハローワークか転職エージェントかスーパーに行くときくらいのもの。

そんな生活は不健康だとわかっていても、そうするしかありませんでした。

人に対して引け目を感じることが増えた

無職になってからは、人に対して引け目を感じることが増えました。

どういう理由かわかりませんが、「自分は仕事をしている人たちに食べさせてもらっている」ような気がしたからです。

もちろん雇用保険は自分が負担してきたものですから、受け取る権利はあるのですが、自己否定が強くなりました。

当時は今ほどSNSが普及していませんでしたので、活躍する知人の姿をネットで見て落ち込むようなことはありませんでしたが、今まさに無職で悩んでいる人は精神的に辛いかもしれませんね。

SNSと距離を置きたいときは、次の記事を参考にしてください。

自己肯定感が低くなった

無職になってからは、自己肯定感が低くなりました。

仕事をしていない自分はダメ人間で、サラリーマンたちは勝ち組。

そんなネガティブな想いにかられました。

自分がサラリーマンだった頃はそれなりに不平不満もあったのですが、無職になったらそれも懐かしくなる。

やはりちゃんと働いているということは、それだけで自立心を養えるのだと思います。

正社員から無職になったらすぐにやるべきこと

正社員から無職になったら、それで終わりではありません。

最低限の生活を維持し、再就職先を探すためにやるべきことがいくつかあります。

おおまかにまとめてみました。

  • 会社から離職票と年金手帳をもらう
  • ハローワークに行き、失業給付金(雇用保険)の受給手続きをする
  • 健康保険から国民健康保険に切り替える
  • 国民年金、各種税金、国民健康保険の免除申請をする

まずは勤めていた会社から離職票と年金手帳をもらい、ハローワークで失業給付金の受給手続きをすることです。

失業給付金とは、「退職前6ヶ月間の給料」の約50%~80%を受け取れる制度のこと。

退職理由が会社都合か自己都合かによって「給付制限期間(待機期間)」が異なりますが、転職期間中の生活費の足しになるでしょう。

もし退職理由が「うつ病」なら、ハローワークに診断書を提出して給付制限期間を免除してもらってください。

また、仕事を辞めたら健康保険から国民健康保険に切り替えること。

再就職までに時間がかかりそうなら、国民年金と各種税金と国民健康保険の免除申請をしておくことも大切です。

無職の現実

ここまではぼくが無職になったときの体験談をまとめてきました。

ここからは世間一般の無職の現実を見ていきましょう。

日本の完全失業者は188万人(2017年3月)

まずは総務省統計局が発表している完全失業率のデータから。

日本の完全失業率の現状は、次のようになるそうです。

2017年3月の完全失業率

  • 2014年:3.6%
  • 2015年:3.4%
  • 2016年:3.1%
  • 2017年3月:2.8%

(1)就業者数,雇用者数

就業者数は6433万人。前年同月に比べ69万人の増加。51か月連続の増加

雇用者数は5728万人。前年同月に比べ58万人の増加。51か月連続の増加

(2)完全失業者

完全失業者数は188万人。前年同月に比べ28万人の減少。82か月連続の減少

(3)完全失業率

完全失業率(季節調整値)は2.8%。前月と同率

引用元:労働力調査(総務省統計局)

直近の完全失業率は、2.8%〜3.6%です。

パーセンテージでは少なく見えますが、「188万人」に変換すると実は多いんですよね。

ただ、減少傾向にあるのはたいへん喜ばしいことです。

30代以上の転職活動は時間がかかる

次に、30代以上の人が転職するときの現実について紹介しますね。

転職エージェントで有名な「リクナビNEXT」のデータを引用します。

転職活動期間は長くかかる?

  • 1〜3ヶ月:40.6%
  • 1ヶ月以内:21.1%
  • 3〜6ヶ月:20.3%
  • 6ヶ月〜1年:14.3%
  • 1年以上:3.7%

引用元:リクナビNEXT

30代の転職活動期間は1〜3ヶ月(40.6%)が最も多いですが、3〜6ヶ月(20.3%)と6ヶ月〜1年(14.3%)の数字も見逃せません。

おそらく年齢が上がるにつれて転職活動期間も長くなるでしょうから、退職・転職を検討しているなら、生活費を含めて入念に準備しておきましょう。

会社を辞めるべきタイミングについては、次の記事で解説していますよ。

30代・40代・50代になると、未経験職の転職(再就職)は厳しい

次も同じくリクナビNEXTのデータから。

30代以上になると、未経験職への転職が厳しくなるようです。

未経験職種を目指すのはキビシイ?

  • かなり難しい:37%
  • そんなに難しいとは感じなかった:26.1%
  • 全く難しくなかった:5.4%
  • 厳しかったので諦めた:2.2%

引用元:リクナビNEXT

これはあくまでも転職経験者たちの実感ですから、企業がどう考えているかはわかりません。

ですが、ぼくの経験から言っても年齢が上がれば上がるほど異業種への転職は難しくなり、転職自体も難しくなります。

30代・40代・50代でニートのような状態になっている人もいるようですから、キャリア設計は綿密に行いましょう。

収入が無くなったとしても、生活費は減らない

最後に紹介するのは、ぼくが無職のときに実感した現実です。

よくよく考えればあたり前の話ですが、収入が無くなったとしても、生活費は減りません。

節約することはできても、生活費をゼロにすることはできないです。

ぼくが20代で無職になったときは独身で、一人暮らしをしていました。

そのときの生活費をまとめてみます。

  • 家賃:50,000円
  • 食費:30,000円
  • 水道光熱費:10,000円
  • 通信費(ネット・携帯電話):15,000円
  • 税金・保険料:20,000円円
  • 備品消耗品費:5,000円円
  • 合計:130,000円/月(年間1,560,000円)

どれだけ切り詰めても、生活費だけで月々13万円かかりますので、年間156万円必要になります。

これに交際費などが加わったら、出費はもっと増えます。

そして、30代で無職になったときは結婚していましたので、生活費が上記よりもベースアップし、子供の養育費などが加算されました。

収入が無くなると、想像以上に大変です。

人間は生きていくだけでお金がかかりますので、万が一に備えて最低限の貯金をしておくに越したことはありません。

失業者・生活困窮者に対する救済制度

無職なのに、転職先がなかなか見つからない。

あるいは病気などの理由で仕事ができる状態にない人は、生活に困窮してしまいますよね。

雇用保険も、受給期間が過ぎれば給付が止まってしまいます。

生活することさえも困難な状態にあるときは、次のような救済制度を利用しましょう。

  • ハローワーク
  • 求職者支援制度
  • 生活保護
  • 多重債務整理(破産手続など)
  • 企業の倒産に伴う未払賃金の立替払制度
  • 最低賃金制度
  • 病気休業中の賃金保障の制度
  • 労災補償制度

ぼくが利用させてもらったのはハローワークだけでしたが、知人には生活保護や多重債務整理などを利用した人がいます。

詳しくはこころの耳(厚生労働省)をチェックしてくださいね。

不安はあるけれど、人の力を借りつつ前向きに

無職という状態は、不安だらけですよね。

ぼくも今となってはいい経験だったと思えますが、絶対に戻りたくはありません。

お金の不安、社会復帰への不安、ビジネスマンとしてのハンディキャップなど、心配をしだしたらキリがありません。

ぼくは無職のとき、家族や知人に本当に助けてもらいました。

恥ずかしながら金銭的に援助してもらったこともありますし、物品で支援してもらったこともあります。

もちろん精神的にも元気づけられ、勇気をもらいました。

仕事が無い状態に苦しんでいるなら、恥ずかしがらずに声を上げてください。

助けを求めてください。

そして、できるだけ前向きに仕事を探してくださいね。

ミラクリから一言

「いい経験だった」と言えるまでには、5年くらいかかりました。

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