「一度は社内恋愛をしてみたい」
「同じ会社に気になる人がいるのだけど、どうやってアプローチすればいいかわからない」
この記事をお読みの方は、おそらくそういった方でしょう。
社内恋愛(職場恋愛)は、たしかに特殊です。
毎日顔を合わせるなかで、どうやって恋愛まで発展するのか。
また、どうすればその関係が長続きするのか、気になるところだと思います。
というわけで今回は、実例を交えながら社内恋愛のきっかけを紹介していきます。
あわせて職場恋愛を成功させるコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
社内恋愛(職場恋愛)とは?
社内恋愛とは、同じ会社の人同士が恋愛をすること。
ドラマなどでそういった恋愛が描かれることが多いことから、憧れる人も多いようです。
筆者も社内恋愛で結婚しています
ちなみにですが、実はぼくも社内恋愛で結婚しています。
そう言うと、「よく結婚までいきましたね〜!」とか、「憧れる〜!」など、様々な反応をされます。
本人的にはいたって普通のことなのですが、やはり稀なのか、興味のある人が多いようです。
実例を紹介!社内恋愛のきっかけ12選
それでは、社内恋愛のきっかけを紹介していきます。
実例を交えながら、ひとつひとつ解説していきますね。
仕事を頑張っている姿を見て、惹かれあった
最も多いのは、仕事を頑張っている姿を見て惹かれあったというもの。
仕事というのは、人間の本性というか、良いところも悪いところもでるものですから、強く惹かれることが多いようです。
仕事がデキる人を見て、カッコいいと思う。
一生懸命な姿を見て、徐々に気になってゆく。
そうしているうちに、どちらからともなく距離が縮まっていくのです。
飲み会で仲良くなった
次に多いのが、会社の飲み会で仲良くなったというもの。
ちなみにぼくはコレです。
飲み会で妻と隣同士になり、仲良くなって連絡先を交換したのがきっかけでした。
その後、メールなどで仲を深め、恋愛まで発展しました。
飲み会では、その人の意外な表情を見られることも多いですよ。
ゆるい空気の中でその人のギャップに触れたら、心が揺れ動くでしょう。
同じプロジェクトに取り組む中で親密になった
ぼくの知り合いは、同じプロジェクトに参加した人と恋愛関係になり、そのまま結婚しました。
やはり仕事ぶりを間近で見られるというのは、大きいようですね。
楽しさも、辛さも、やりがいも全て共有することで、一気に親近感が高まるのでしょう。
付き合ったら、自分のことをどれだけ大切にしてくれるのか。
頼れる人なのか、それともいざとなったら逃げる人なのか。
そういった部分をよく観察できるのも大きいようです。
相手からアプローチされた
羨ましいパターンとしては、相手からアプローチされたというもの。
自分はそこまで気にしていなかったのに、相手から好意を示されたことで、徐々に気になってくる。
そのままデートや食事の誘いに応じ、恋愛関係になっていくパターンです。
同じ会社の人にアプローチするというのはある意味リスクの高いことですから、その熱意にも動かされるのでしょう。
ときには「ダメ元」で誘ってみるのも大事ですよ。
慰安旅行(社内研修)で親しくなった
慰安旅行(社内研修)も社内恋愛が生まれるチャンスです。
やはり、本当のその人が見えるのは、オフの場面ですよね。
しっかり話してみたら面白い人だった、男気のある人だった、可愛げのある人だったというのは、よくあることです。
お酒もはいって、ある意味無礼講のような状態にもなるでしょう。
そんなときこそ気になっている人に近づくチャンスですよ。
他部署の人の紹介で知り合った
大きな会社でよくあるのが、他部署の人の紹介で知り合ったというもの。
社員数の多い会社であるほど他部署のことは知らない場合が多いので、紹介も出会いのチャンスになります。
エネルギー系の大企業に勤める友人は、これで彼女ができました。
その人は、一対一だと気まずくなるということで、あえて「コンパ」のような席にしてもらったそうです。
そのおかげで、お互いに緊張することなく関係を深められたみたいですよ。
*出会いの場を大切に!
一緒に残業したときに話し込んだ
忙しい会社でよくあるのが、一緒に残業したときに話し込んだというもの。
やはりオフィスにいる時間が長ければ長いほど、同僚に親近感を感じるものですからね。
残業をきっかけに、今まで話したことがなかった女性と話せた。
残業続きのときに、同僚の男性に愚痴をこぼせた。
そういったことがきっかけで、男女の仲は急速に深まります。
同期であることから常に意識していた
意外に多いのが、同期に恋をしたというもの。
入社当初から気になっていて、あることをきっかけに恋愛に発展するケースですね。
ある程度の規模の会社なら、同期の結束は強いでしょう。
部署がバラバラになっても、誰かが出世しても、同期のつながりは固いと思います。
お互いに酸いも甘いも経験した時期に、いきなり恋愛が生まれるかもしれませんよ。
先輩(上司)と後輩(部下)の関係だった
ドラマなどでよく描かれるのが、先輩(上司)と後輩(部下)の恋愛。
近い距離感で接するほど、恋愛は生まれやすくなりますからね。
「上司が嫌い」と言う人もたしかに多いですが、そうじゃない人も一定数います。
男性の上司から叱咤激励されるうちに、好きになっていた。
女性の後輩と飲みに行ったら、一気に惚れてしまった。
そのようなことはよくあります。
*不倫には注意したいところですが…。
通勤の方角が一緒だったため、顔を合わせることが多かった
「通勤の方角が一緒」というのも、社内恋愛のチャンスです。
通勤に利用する電車が同じで、通勤の時間帯もだいたい同じだと、必然的に顔を合わせることが多くなりますからね。
最初はお互いに「なんか見たことあるな〜?」くらいでも、徐々に同じ会社であることがわかってくる。
そのうち挨拶をするようになり、ある時を境に会話もするように。
そんなドラマのような恋愛もよくありますよ。
仕事をサポート(フォロー)してもらった
数々の事例があるのは、仕事をサポート(フォロー)してもらったというものです。
やはり仕事を手伝ってくれたら、その人のことを「頼りがいがある」と思うもの。
人から優しくされると、それだけで心を動かされますからね。
仕事量が多くてパンクしているときに、同期の男性が助けてくれた。
上司から急ぎの仕事を頼まれたときに、同僚の女性が内緒で手伝ってくれた。
そんなときはグッと心が動かされるでしょう。
挨拶をしているうちに意識し合うようになった
毎日顔を合わせる人だとしても、挨拶は意識したほうがいいですよ。
そこから恋愛が生まれることもありますから。
きちんと挨拶できる人は、それだけで好印象。
見ている人はちゃんと見ています。
挨拶をするだけの関係だったのに、ふとした時に会話が生まれる。
飲み会のとき、慰安旅行のときなどに、一気に距離が縮まる可能性もありますよ。
脈ありサインをよく見極めることが大切
好きな人がいるときに気になるのは、「脈ありかどうか」ではないでしょうか?
とくに社内恋愛においては、勘違いは大惨事のもとですからね…。
いわゆる「脈ありサイン」は、どこに現れるのでしょうか?
男性の場合は以下のとおり。
- すぐに目をそらす
- チラチラ見る
- おかしなテンションで接する
- 意地悪をする
その他の脈ありサインについては、以下の記事で詳しく紹介していますよ。
女性の場合は以下のとおりです。
- 好きな人を目で追う
- 話しかけるタイミングを見計らっている
- できるだけ近くにいく
- 態度がぎこちない
その他の脈ありサインについては、以下の記事をご覧ください。
職場恋愛を成功させるコツ
さて、職場恋愛を成功させるためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
ここでは、職場恋愛で結婚したぼくが、その秘訣を紹介しますね。
オープンな関係を心がける
まずはオープンな関係を心がけること。
つまり、「関係を秘密にしない」ということです。
これは経験のある人もいるでしょうが、本人たちがいくら隠しても、同僚たちにはちゃんとバレているもの。
ぼくも最初は秘密にしていましたが、1年後くらいに同僚から「で、◯◯さんとはうまくいってるの?」と聞かれてびっくりしました。汗
毎日顔を合わせているのですから、みんな違和感にはちゃんと気づきます。
「気を遣わせないように」とか、「別れたときのために」と配慮しているつもりが、逆に腫れ物のようになっていることは多いですよ。
職場の人に嫉妬しない
2つめは、職場の人に嫉妬しないこと。
これは男性・女性ともにです。
嫉妬が仕事の足を引っ張るのは、ちょっと考えればわかるでしょう。
「企画部の◯◯さんと楽しそうに話していたのはなぜ…?」
「俺が行かない飲み会に参加するなんて…」
そう心配になる気持ちもわかりますが、過剰な嫉妬は周囲に迷惑をかけますよ。
嫉妬はうまくコントロールしてくださいね!
「2人の時間」はオフのときだけにする
3つめは、「2人の時間」はオフのときだけにすること。
たとえば社内恋愛をはじめた同僚から、「ランチは彼女(彼氏)と行くから!」と言われたらどう感じるでしょうか?
休憩のたびにイチャイチャしていたら、あなたはどう感じますか?
おそらく「会社でデートしてんじゃねぇよ」と思うでしょう。
会社は仕事をする場ですから、そのへんはわきまえて。
彼氏と彼女の関係に戻るのは、業務が終了してからにしましょう。
今まで以上に仕事に全力投球する
最後は、今まで以上に仕事に全力投球すること。
これが最も大切です!
付き合いだしてから、2人がものすごく仕事を頑張りだした。
生き生きとしていて、結果にも貪欲。
そんな姿を見たら、自然と応援したくなりますよね。
本人的にも、恋愛がいい方向に作用していることを実感できるはずですよ。
社内恋愛はその後どうなった?経験者たちが語る
前述しましたが、ぼくは社内恋愛で結婚しました。
では、世間一般の社内恋愛はどれくらい成就するのでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました。
「@type」が20代~60代の男女86名にアンケートを取ったところ、社内恋愛をしたことがある人の割合と、社内恋愛のその後は以下だったそうです。
*社内恋愛をしたことはありますか?
- 社内の人と交際したことがある:44.2%
- 社内の人を好きになったことがある:9.3%
- したことはない:46.5%
*「社内の人と交際したことがある」と答えた人は、その相手とはその後どうなりましたか?
- 結婚した:22.5%
- 交際中:15.0%
- 別れた:62.5%
引用元:@type
なんと、「社内の人と交際したことがある」と答えた人が44.2%もいるみたいですね。
その中で結婚した人は22.5%とのこと。
これは数字としては低いような気もしますが、社内恋愛じゃなくてもおそらく変わらないでしょう。
先行きのことを考えすぎると一歩を踏みだせなくなるでしょうから、希望を持ってください!
社内恋愛は楽しいもんですよ!
社内恋愛って、いろいろ言われるじゃないですか。
「一緒にいすぎると息が詰まりそう…」とか、「別れたら気まずそう…」とか。
でも、そんなことを気にしていたら、恋愛なんてできませんよ。
好きな人と一緒にいられるなんて最高じゃないですか!
先のことがどうなるか分からないのは、社内恋愛も普通の恋愛も一緒。
ですから、気になる人がいたら、思い切ってアプローチしてくださいね!
*社内恋愛が嫌な人って、何が嫌なのでしょうか?
ミラクリから一言
社内恋愛をすると、会社に行くのが楽しくなる。