「肉食系女子」と聞くと、パワフルな女性をイメージすると思います。
恋愛に対して積極的で、普段の言動もアグレッシブ。
どこか「雄っぽさ」を感じさせる雰囲気があり、男性からも女性からもモテる。
そんな女性になれたら、今よりも恋愛面が豊かになるかもしれません。
肉食系女子は、何事にも前向きで、行動力があり、出会いの場には積極的に顔を出します。
つまり人より行動しているからこそ、交友関係が広がり、いい男性ともめぐり合えるのです。
恋愛に臆病で消極的なことに悩んでいるなら、肉食系女子の良いところを少しでも取り入れてみましょう。
今回は、肉食系女子の特徴を解説します。
肉食系女子とは?
まずは肉食系女子の意味を知っておきましょう。
肉食系女子とは、恋愛や異性関係に対して積極的な女性のこと。
たとえば合コンでガツガツしていたり、常に恋愛に飢えていたり、性欲が強いような女性のことですね。
恋愛に積極的な人のことを「肉食系男子(肉食系女子)」、消極的な人を「草食系男子(草食系女子)」と表現します。
「肉食系」の意味はいくつかある
肉食系の意味合いは、いくつかあります。
簡潔にまとめてみました。
- 恋愛や異性関係に対して積極的な女性
- 肉を好んで食べる女性
- 筋肉質でバイタリティーあふれる女性
「恋愛に対する積極性」「食習慣」「見た目」の3点です。
肉食系女子と呼ばれていたとしても、本当に肉食なだけだったり、体型がガッチリしているだけの場合もありますので、恋愛の傾向で一括りにしないようにしましょう。
「隠れ肉食系女子」もいる
実は、「隠れ肉食系女子(ロールキャベツ系女子)」と呼ばれる女性もいます。
草食系のように見せておいて、いざという時に牙をむくような女性ですね。
たとえば合コンで「おしとやかな女性」を演じておきながら、意中の男性には思わせぶりなアプローチをする。
それで相手がその気になったら、「田中くんのほうから告白されたから」というポジショニングを取るのです。
いささか腹黒いタイプと言えるでしょうか。
安易に女性を肉食系と呼ばないこと!
女性が肉食系を自称している場合は問題ありませんが、第三者がそう呼ぶときには注意が必要です。
先ほど紹介したように、肉食系女子という言葉には複数の意味合いがあるため、人によって捉え方が異なるからです。
自分としては恋愛に対する積極性を褒めたつもりでも、女性は「エロそうだね」と言われたような気がするかもしれません。
肉食系という言葉は一般的になりましたが、女性に使う場合はマナーに注意しましょう。
肉食系女子の10の特徴
それでは、肉食系女子の特徴を紹介していきますね。
とくに特徴的なところをまとめてみました。
何事にも積極的で行動力がある
肉食系女子は、何事にも積極的で行動力があります。
それゆえに、言動を見ていれば肉食系だと想像がつくでしょう。
次のようなことには、とくに積極的です。
- 恋愛
- 仕事
- 友達作り
- 趣味
- 飲み会などの社交
恋愛に積極的で、友達も多く、仕事では人並み以上に努力する。
趣味に打ち込んだり、社交の場に出向くのも大好きです。
とにかく前向きでバイタリティーにあふれているので、自然と人を引き寄せるでしょう。
男性との距離感が近い
肉食系女子は、男性との距離感が絶妙です。
これは気になる人だけに限りません。
友達であっても、同僚や上司であっても、取引先であっても、嫌でなければ近い距離で接します。
スキンシップをしたり、マメに連絡を取ったりするので、男性から勘違いされることも。
このオープンな姿勢こそが、モテる理由です。
常にポジティブで、切り替えが早い
肉食系女子は、常にポジティブですぐに気持ちを切り替えます。
男性へのアプローチに失敗しても、失恋しても、すぐに立ち直る。
とにかく行動し、試行錯誤をくり返さなければ、何事も成就しないとわかっているからです。
失敗を恐れず、打ちのめされてもチャレンジし続ける姿勢は、尊敬に値するもの。
積極的な人が人望を集めるのは、男性も女性も同じです。
1人で行動することに抵抗がない
肉食系女子は、1人で行動することに抵抗がありません。
一般的に、女性は複数人で行動することを好みますが、肉食系女子は違います。
たった1人で男性ばかりの飲み会に参加したり、婚活パーティーに行くなど、アウェイな環境にも進んで乗り込みます。
人からどう見られるかなんて二の次。
あくまでも自分自身の欲求に忠実で、それを叶えられるように行動します。
常に新しい出会いを欲している
肉食系女子は、常に新しい出会いを欲しています。
これは何も、イケメンに出会いたいとか、彼氏候補を見つけたいとか、そういうことだけではありません。
新しい友達を作り、自分の価値観をどんどん広げていく。
仕事上の付き合いにも積極的で、新しい取引先もどんどん開拓していきます。
もちろん、その過程で気になる男性が見つかったら、積極的にアプローチ。
「出会いは自分で作るものだ」という信条にもとづき、進んで行動します。
新しい出会いは、失恋から立ち直るための薬にもなりますからね。
人に対して寛容
肉食系女子は、意外にも人に対して寛容です。
「肉食系」というワードからは、攻撃的で、対抗心の強い女性をイメージしますが、実はそうではありません。
いろんな人と出会い、多様な経験をしているがゆえに、違いを受け入れられる懐の深さを持っているからです。
たとえば「草食系」と呼ばれる女性に対して、「恋愛したほうが楽しいよ」くらいのことは言いますが、強要するようなことはありません。
確固たる価値観があるのに、ものすごく寛容。
それがある種のカリスマ性につながっています。
男性から追いかけられるよりも、追いかけたい
肉食系女子は、男性から追いかけられるよりも、追いかけることも好みます。
それゆえに、男性からアプローチされても、そこまで関心を示しません。
愛されることも大切だけれど、まずは愛したい。
そんな情熱的な考え方が、彼女たちを恋愛に向けて突き動かします。
肉食系女子にアプローチした男性は、悲しいかな、脈あり・なしがすぐにわかるでしょう。
好きになった人には直球でアプローチする
肉食系女子は、好きになった人には直球でアプローチします。
遠回しな言い方で誘ったり、相手に告白されるのを待つようなことはしません。
「いつか飲みに行こう」と濁すのではなく、「水曜日あいてる?」と聞く。
男性を好きになったらまず、好意を持っていることを明確に表明します。
そして、一緒に食事をしたあかつきには、「楽しかった」ではなく、「もっと好きになった」と素直に言うのです。
あまりにもどストレートなので、最初は男性のほうが気圧されるでしょう。
恋愛の主導権を握りたがる
肉食系女子は、恋愛の主導権を握りたがります。
このあたりは男性と衝突する原因にもなりえますが、女性にリードして欲しいタイプの男性とは相性が抜群。
デートの場所は自分で決めることが多く、誕生日やクリスマスの過ごし方なども、前もって彼氏に要望を伝えておきます。
そこまで支配的ではなかったとしても、彼氏に自分の恋愛観をくり返し伝え、願望が叶うように誘導します。
全てにおいて女性の考え方を尊重するタイプの男性は、まさに手の平で転がされるでしょう。
特定の格言を口癖のように唱えている
肉食系女子は、そのあり方に導いてくれた「格言(名言)」を大切にしています。
彼女たちは、次のような格言や、それに近い言葉を口癖のように唱えているでしょう。
- 人生一度きり
- 人生楽しんだもん勝ち
- 生きてるだけで丸儲け
- ありのままでいたい
- 自分に嘘をつきたくない
- 守りに入ったら負け
どれも背中を押されるような言葉ですよね。
肉食系女子は、上記のような言葉を大切にしているため、自分自身に正直でいられるのです。
ときには結婚している男性にアプローチし、周りからそれを注意されたにも関わらず、「好きになったんだからしょうがない」と開き直ることも。
またあるときには、不倫まがいのことをするかもしれません。
モラル的にどうかはさておき、自分に正直でいられるのは健全ですよね。
名言は人生の助けになります。
肉食系女子がモテる理由
これはあくまでもぼくの経験上ですが、肉食系と呼ばれる女性、あるいはそう自称する女性は、モテるようです。
なぜ彼女たちは人気があるのでしょうか?
その理由をまとめてみました。
- 出会いの場によく顔を出している
- 男性との距離感が近い
- スキンシップが上手
- 「軽い」「遊び慣れている」と思われる
- 一緒にいて楽しい
- 自分が男であることを実感できる
- 言動が情熱的
やはり出会いの場によく顔を出しているのは大きいですね。
また、社交術に長けており、男性を男性として上手に扱えるところも重要なポイント。
「軽い」「遊び慣れている」というイメージは、実際にそうかどうかはさておき、男性が近づきやすい雰囲気を作ってくれます。
草食系男子と相性がいい
ぼくの周りを見渡してみると、肉食系女性は、草食系男子と相性が良いようです。
やはり肉食系同士が付き合うと、お互いが主導権を握ろうとして、バチバチになりやすいですからね。
その点、基本的に消極的で落ち着いている草食系男子とは、衝突する心配がありません。
気になる男性との相性をチェックする際は、ざっくり肉食か草食かに分類してみてはいかがでしょうか?
おとなしい女性が肉食系女子になる方法
おとなしい女性が肉食系女子になるには、どうすれば良いのでしょうか?
恋愛に対して積極的で、男性からも女性からモテる人になることは可能なのでしょうか?
その方法をまとめてみました。
自分の恋愛観をオープンにする
まず大切なのは、自分の恋愛観をオープンにすること。
恋愛観を臆せずに話すだけで、彼氏を欲していることが周りにも伝わるからです。
控えめなのも日本人女性の美徳ではありますが、男性は、あまりにもプライベートな部分をひた隠しにする女性には惹かれないもの。
恋愛観はどんなものでも構いません。
ちょっと変わっていても、ナイーブなものでも構いません。
どういう恋愛をしたいのか、どんな彼氏と付き合いたいのかを発信すれば、それに見合った人や環境が集まります。
出会いの場には積極的に顔を出す
次に大切なのは、出会いの場には積極的に顔を出すこと。
「出会いがない…」と言う人がいますが、よく話を聞くと、会社と自宅を往復しているだけだったりします。
そんな毎日なら、出会いがないのも納得ですね。
異業種交流会でも、友人のつての飲み会でも、スポーツジムでも、イベントでも、何でも構いませんので、軽快なフットワークで参加してみてください。
すぐに気になる男性が見つかることはないかもしれませんが、いろんな人と出会うことで、経験値が蓄積されてきます。
それによって恋愛観が形成され、もしかすると理想の男性像も明確になるかもしれません。
失礼ながら、とくに美人なわけでも、スタイルが良いわけでもないのに、なぜかモテる人がいますよね。
そのような人は、それだけ行動しているのです。
肉食系女子は少数派?その実態が明らかに!
現代の女性は、「男性化してきた」と言われます。
よく働き、よく稼ぎ、よく遊ぶ。
結婚して出産することの他に、あえてシングルマザーになったり、独身を貫くという選択肢も増えました。
ということは、肉食系女性が増えたということなのでしょうか?
ある調査で、その実態が明らかになりました。
2,000人の男女に対して行われたアンケートによると、男性に対して自ら告白する女性は、まだまだ少数派のようです。
自分から告白しますか? 相手から告白されるのを待ちますか?
*20代女性
- 自分から:17.4%
- 相手から:82.6%
*30代女性
- 自分から:23.2%
- 相手から:76.8%
引用元:ゼクシィ
20代女性で82.6%、30代女性では76.8%が男性から告白されるのを待つようですね。
平均すると、肉食系女子は20%前後ということになるでしょうか。
社会的・経済的に自立した女性がどんどん増えていますが、こと恋愛面においては、まだまだ「おしとやか」なスタイルが主流のようです。
恋愛・婚活において「肉食系」が有利とは限らない
肉食系って、やっぱり憧れますよね。
行動的で、バイタリティーにあふれていて、人気もあるのですから、当然といえば当然かもしれません。
でも、恋愛・婚活において「肉食系」が有利とは限りませんよ。
世の中には、癒し系が好きだったり、控えめな人を好んだり、いわゆる不思議ちゃんにハマる男性もいますから。
消極的な性格が、ある男性にとってはツボかも。
出会いの場に顔を出していれば、いい男性とめぐり合える確率が高まります。
ミラクリから一言
ちなみにぼくは、影のある女性が好きです。(聞いてない)