「友達がいない」という状態は、とても孤独ですよね。
「友達が少ない」のか、「いない」のか、によっても寂しさは異なりますが、友人が少ないと孤独を感じるのは間違いないと思います。
なぜ友人ができないのか?
ぼくは自分の状況を鑑みて、そんな疑問を抱いてきました。
友人は多ければ良いというものではありませんが、必要なときに、必要なだけいてくれたほうが人生は豊かになるでしょう。
友人が少ない人には、どのような特徴があるのでしょうか?
また、友人を作るための対策はあるのでしょうか?
今回は友達が少ない人の特徴と、友達をつくるための対策を紹介しますね。
友達がいない人の特徴
まずは友達がいない人の特徴を紹介しますね。
友達がいない人には、次のような性格的特徴があります。
- 自意識過剰
- 性格に難がある
- 嘘をつけない
- 群れるのが苦手
- 気を遣いすぎる性格
- 感情表現が苦手(不器用)
- そもそも友達の必要性を感じていない
- 自ら孤独を選んでいる
ちなみにぼくは、自意識過剰、群れるのが苦手、気を遣いすぎる性格、感情表現が苦手(不器用)あたりが当てはまります。
その他の特徴については、次の記事でも紹介していますよ。
友人を作りたければ性格を変えるのが一番ですが、今までの人生で形成された性格はなかなか変えられませんよね。
では、どうすれば良いのでしょうか?
仲の良い友人を作れない原因と対策
先ほど紹介したのは「友達がいない人の特徴」であって、原因ではありません。
仲の良い友人を作れない原因を把握していますでしょうか?
友達ができない原因を挙げはじめたらキリがありませんので、ここでは大きく4つに絞りたいと思います。
そして、原因別の対策も紹介しますね。
そもそも出会いがない
まず考えられるのは、そもそも新しい人との出会いがないという原因です。
たとえば会社と自宅を往復するだけの毎日を送っているような人ですね。
会社には心を開ける人がおらず、かと言って新しい出会いもない。
そんなときは次のような手段で出会いを探してみましょう。
- コンパやイベントに参加する
- スポーツジムに通う
- 婚活パーティー、婚活バーに行く
- 気の合いそうな人を紹介してもらう
「出会いがない…」という人は、出会える場に足を運んでいないことがほとんど。
億劫な気持ちがあるとは思いますが、友達や恋人が欲しいなら人が集まる場所に行くほかありません。
対面で出会いを探すことに抵抗があるなら、PC MAX(ピーシーマックス)のようなマッチングサービスを活用するのも良いでしょう。
人に対して心を開けない
人に対して心を開けなければ、人からも心を開いてもらえません。
ですが、いきなり心をオープンにするのは勇気がいりますよね。
そんなときは、まずは近しい人から順番に心を開いていきましょう。
今まで培ってきた「キャラ」を捨て、期待に応えようとする気持ちも捨てて。
ありのままの自分をさらけ出すと、かっこ悪いところや弱いところもオープンになってしまいますが、それによって人の心は惹きつけられるでしょう。
人の魅力は強さよりも、弱さに現れるのですから。
不平不満や悪口ばかりで人が離れていく
いつも不平不満や誰かの悪口ばかり言っている人は、すぐに孤立してしまいます。
たしかに悪口は人付き合いの取っかかりに有効なツールですが、続けてしまうと人から敬遠されますよね。
不平不満なんて、本当は誰も聞きたくはありません。
誰かの悪口なんて、気分を害するものでしかありません。
ネガティブな会話で一瞬だけ盛り上がったとしても、まさに一瞬です。
いつも眉間にしわを寄せて会話しているような人は、その習慣を断ち切ってください。
相手の気持が分からない(共感能力がない)
相手の気持ちを理解できない人は、人間関係に苦労しますよね。
実はぼくがそのタイプです。
自分では気を遣っているつもりでも、人から見れば無神経だったり、横暴だったりするらしく、かなり悩みました。
共感能力がない人におすすめの対策は、社交家と仲良くすることです。
良好な人間関係を築くのが上手な「人たらし」は、人の欲求を先回りしたり、相手を気遣うことに長けています。
気遣いができないのなら、気遣いができる人と一緒にいること。
共感能力が向上することはなくても、それに長けた人と一緒にいれば安心ですよ。
思わず共感する「ぼっち」あるある
孤独に過ごしていると、面白い現象がたくさん起こりますよね。
その面白さを共有できる人がいないのは残念ですが…。
「ぼっち」ならではのおもしろ現象は、たとえば次のようなものです
- 携帯電話の充電が3〜4日は持つ
- 久しぶりにきたメールが迷惑メール
- 平日よりも、休日のほうが苦痛
- 飲み会や遊びに行くのが億劫
- 盛り上がっている輪の中に入れない
- イベントやバーベキューが苦手
- 呼べる友達がいないから、結婚式をしたくない
- やたら貯金が増える
- 久しぶりに喋ると声が出ない
- SNSやブログをしているときが一番楽しい
- そもそも友人と知人の定義がわからない
- 誕生日を誰にも祝ってもらえない
「ぼっちあるある」ではないでしょうか?
ぼくにも上記のような経験が何度もあります…。
「友人が少ない人ほど信用できる」という考え方も
「友達は多いほうがいい」という考え方を持っていませんか?
親や学校の先生からそう教えられた人もいるでしょうし、なぜかそう思い込んでいる人もいるでしょう。
でも、それとは相反する考え方を持っている人もいます。
ぼくが敬愛する高城剛さんは、有料メルマガのなかで次のように発言されていました。
僕は、友人が少ない友人が多くいます。
その皆さんは、スマホに入ってる友人の電話番号が10人以下の人ばかりで、僕はそんな人が、とても好きなんです。
現在、スマートフォンのメモリもSNSなども、何千人とメモリー可能で、簡易につながることが出来る時代です。
そんなメモリーを次々と無尽蔵に埋める自制できない人を、僕はどこかで信用していないのかもしれません。
また、そのような人たちは、「友人が多ければ得」とお考えの節がどこかにあります。
引用元:高城未来研究所「Future Report」Vol.173
実際、高城剛さんの携帯のメモリーも10件以下なのだとか。
情報を自由に収集でき、誰とでも簡単につながれる時代だからこそ、自分の頭で考えて選別することが大切。
Facebookの友だちの数を誇らしげに語るようなタイプに出会ったら、ちょっと様子見をしたほうが良いのかもしれません。
「友達は多いほうがいい」とは限らない
友だちは多いほうがいいとは限りません。
身も蓋もない結論に思えるかもしれませんが、友だちは量よりも「質」です。
本当に困ったとき、電話1本で助け合える友だちが何人いるか。
見返りやメリットやデメリットなんか関係なく、その人のためなら何でもできるという関係がどれだけあるか。
「親友」といえる友だちが1人でもいれば、人生は豊かになると思います。
知り合いが多ければ多いほど、1人あたりにかける時間と労力は減りますからね。
ミラクリから一言
繰り返しになりますが、友達は量よりも質です。