「ブログで飯を食う」
ブログで収入を得て生活をするプロブロガーが増えてきた印象ですが、それぞれのポジショントークとして「会社員ブロガー vs プロブロガー どちらがいいの?」という争いが盛んです。
プロブロガー論争の起点となったイケダハヤトさんの記事
「会社員ブロガー」は客観的に見て「つまらない」 : イケハヤ書店
会社員ブロガーさんたちの反論記事
月間120万PVの「会社員ブロガー」が語る、会社員でありながらブログを書くことの魅力 | gori.me(ゴリミー).
会社員ブロガーでも月間130万PVくらいは達成できるから、会社辞めちゃダメだよ! | 男子ハック.
素晴らしき会社員ブロガー!私がサラリーマンを辞めない理由 | あなたのスイッチを押すブログ.
面白い「会社員ブロガー」を思いつくままに挙げていく : Blog @narumi.
プロブロガー年収が500万円じゃ夢がないね!
会社員ブロガーで3年、そして今年から「プロブロガーほやほや」のぼくも、ここぞとばかりに何か書いてやろう!一石投じてやろう!と考えていたのですが、考えたままで今日まで来てしまいました。
この記事にきっかけになったのは、こちらも人気ブログ「Blog@narumi」を運営されてい@narumiさんのつぶやきからでした。
プロブロガーという稀有な存在の年収が500万円そこらじゃ寂しいかな。一握りの人たちなんだからプロ野球選手みたいに数億円ないと夢がないし、誰も憧れないでしょうなぁ。
これは確かに!ですね。
独立起業するからには、会社員時代を上回るほど稼ぎたいと思う人は多いんじゃないでしょうか。
会社からの査定によって決められる会社員給料と違って、自分で起業した場合には自分で収入を決められるので、そこが大きな魅力でもあります。
「どれぐらい稼ぎたいか?」が分かっている人には最適な職業かも?
資本主義の申し子のように、稼げるなら天井知らずで稼いでみたい!!!女にモテたい!!!!チヤホヤされたい!!!と思う人もいるでしょうし、なんとなく年収1,000万円まで稼いでみたいなという人もいるし、イケダハヤトさんのように自分の生活コストから逆算するというアプローチで最低150万円あればいいや、という人もいるでしょう。
要は「どれぐらい稼ぎたいか?」です。
年収500万円(イケダハヤトさんの場合は“年商”500万円)でも、世間的に見れば十分稼いでる部類です。(平均年収って確か400〜450万円ぐらいだった気が・・・)稼ぐことだけに着目するならば、もっとうまくやってる方も多いみたいですよ。
narumiさんが言うように、それをメインの仕事として独立するには「年収500万円」の看板は微妙かもしれません。
情報教材、自己啓発はものすごい大きな産業で、売れたほどには成功者がでてこないのはちょっとアレなのですが、やはり「PCの作業だけで年収2,000万円!」「TVを見ながら稼げる!」「自動でお金を生み出す!」とかの方が間違いなくインパクトがあります(笑)
その代わりそうなると参入する人も増えるでしょうが、「稼ぐ」ことを意識するあまり、あまりコンテンツについては考えずに、SEOノウハウを駆使して小手先ブログが増えたり、人のパクリブログを量産する人が増えそうな気がします。
プロブロガーの「募集要項」を作ってみた!
労働条件
1日最低10時間労働!
1日平均2万字の文字入力!
軌道に乗るまではもちろん休みなし!
“運良くめちゃくちゃうまくいって”年商500万円!
福利厚生もないよ!体調崩しちゃダメだよ!視力もね!
なんという魅力的な募集要項でしょうか(笑)
っというわけで・・・
「年収」だけにフォーカスすると、起業しようなんて考える人には大きく二種類がいます。
年収
1.どこまでも稼いでやるぜ!!!!!!!!!
2.必要な分だけ稼げればいいや♪
「1」の人にはオススメできません。
イケダハヤトさんも言うように、1日に10時間ぐらい作業して、合間に取材もしながらネタ集めて、土日も休みなし。それで年収500万円なら会社員で頑張って出世したほうがいいやん!となります。間違いなくwww
「2」の人にはオススメできそうです。
ただし「書くのが好き」「表現することが大好き」という気持ちは必須になります。
だって作業条件としては基本的に「1」も「2」も変わらないので、ブラック企業さながらの環境になります。その中ではやはり「書くことが好き!」ぐらいの気持ちがないと、割と早めに絶望してしまいますからね。
今回のミラクリ:未来へのヒント
まだまだ「お遊び」と認識されがちのブログを仕事にする人がちょいちょい出てきました。
今のところブロガーとして稼ぐ年収には天井がありそうなので、自分がやりたいこと、割ける時間、欲しい年収、それに対する覚悟をしっかり見極めて仕事を選ぶことをオススメします。