「性格的に細かい男性」をどう思いますか?
「しっかりしている」くらいなら良いのですが、女々しいとちょっと困りますよね。
支払いを1円単位まで割り勘にしたり、過去の発言をいちいち覚えていて、ケンカするたびにそれを持ち出してきたり。
何かと理想が高く、「女性はかくあるべき!」とか、「ショップ店員はこうあるべき!」のような持論を展開したり。
見た目は良くても、そのような男らしくないところがあると幻滅してしまうでしょう。
仕事の同僚や上司、あるいは彼氏や旦那さんがそんな細かい人だったら、どうしますか?
負けじと対抗する?
それとも心の中で「残念な男だな」と思いながら、大人の対応をする?
細かい男性のことを否定するとほぼ確実にケンカになるので、相手を尊重しながら正直な気持ちを伝えましょう。
今回は、性格的に細かい男性の特徴とうまく付き合う方法を紹介しますね。
細かい性格の男性とは?
細かい性格の男性とは、女々しいところがある男性のこと。
「細かい」という言葉には、「しっかりしている」とか、「大雑把ではない(几帳面)」というポジティブな意味合いもあるのですが、この記事で用いるのは「男らしくない」という意味合いです。
他の言い方をすると、「女々しい」とか、「ケチ」とか、「せこい」などになるでしょう。
こだわるポイントは、お金・人の失敗・食べ物など
細かい性格の男性がとくにこだわるポイントは、次のようなものです。
- お金
- 人の失敗
- 店員さんの対応・マナー
- 食べ物の質・味付け
- 過去のこと(発言、行動など)
- 人のファッション
これらに対して明確な考え方を持っているため、とにかくこだわります。
たとえば「割り勘のときは1円単位まで平等に」とか、「妻はこうあるべき」のような考え方ですね。
押し付けがましいところが「うざい」「疲れる」と言われる所以
細かい男性は、たいてい嫌われます。
嫌われはしなくても、うざがられたり、「疲れる」と言われるのは間違いないでしょう。
あまりにも女々しい人と一緒にいるのは、ストレスフルですからね。
確固たる価値観を持っているのは素晴らしいことですが、それを押し付けると人間関係が壊れてしまいます。
性格的に細かい男性の9つの特徴
では、性格的に細かい男性とは、具体的にどんな人なのでしょうか?
ここからは、その特徴を解説しますね。
いま「うざい」と思っている男性に当てはめながらご覧ください。笑
理想が高い
性格的に細かい男性は、とにかく理想が高い。
どんなことにも「◯◯とは、こうあるべき」という理想があります。
たとえば次のような理想を押し付けられたら、ちょっと大変ですよね。
- 女(妻)は一歩下がって男性を支えるべき
- 男(夫)は破天荒くらいがちょうどいい
- 幸せな家庭を築くためには戸建の家が必要
- 仕事では誰もがトップを目指し、成長すべき
- トレンドを理解している人だけがファッションを語るべき
- 熱いものを熱いうちに食べられない人はラーメン屋に来るべきじゃない
理想がハッキリしているので、必然的に「〜であるべき」という言い方が多くなり、「◯◯な奴はダメ」のような断定的な物言いも多くなります。
最初はそれがおもしろくても、そのうち息苦しくなるでしょう。
何事も完璧を目指し、妥協を許さない
性格的に細かい男性は、何事も完璧を目指し、妥協を許しません。
とにかく理想が高いので、そこに到達するために徹底的に努力します。
そして、困ったことに身近な人にもそれを強要します。
たとえば細かい男性と同じプロジェクトに参加したら、昼夜を問わず働くことに。
細かい男性と付き合ったら、デートに行く前にプランや予算を提示され、当日はそれを遵守するように言われるでしょう。
完璧主義者の近くにいるのは、本当に大変です。
家事や雑務が得意
性格的に細かい男性は、家事や雑務が得意です。
自分で何でもできるからこそ、人の細かい「アラ」が気になるのです。
女性が掃除をしたあと、「まだここが汚れてるね〜」と指摘するなんて日常茶飯事。
会社の経費精算をすぐにできない人には、「細かい仕事をすぐやらないから君は…」などとネチネチ言います。
「家事や雑務が得意」だけなら素晴らしいのですが、それを鼻にかけ、人の至らないところを指摘するのは厄介ですね。
お金に細かい
性格的に細かい男性は、お金に細かいところがあります。
食事代は、1円単位まで割り勘。
飲み会の幹事を担当したときも、自分だけが多く支払うことのないように徹底的に配慮します。
また、ひどい場合になると、彼女に贈ったプレゼントの値段を言ったり、奢ったときの金額を誇らしげに言ったり。
このあたりが女性から「女々しい」と言われ、嫌われるポイントです。
過去のことをよく覚えている
性格的に細かい男性は、過去のことをよく覚えています。
何かと一貫性にこだわるところがあるので、経営者の過去の発言を持ち出してはその整合性を確認したり、彼女が約束を破ったことをいつまでも執拗に問い詰めたり。
人が失敗したこともよく覚えていますし、たまに奢ったりするとその日付と金額まで覚えているでしょう。
いざという時にそれらの記憶を引っ張り出し、自分の武器にするのです。
人に厳しい
性格的に細かい男性は、人にも厳しい傾向があります。
時間に遅れるのは言語道断で、遅刻したらいつまでも執拗に非難されるでしょう。
自分自身の理想に反する行動をしたら、厳しく叱咤するのです。
たとえば「女性は黒髪であるべき」と考えている男性の前で茶髪を披露したら、露骨に嫌な態度を取られ、下手したら「なぜ髪を染めるべきではないのか?」という説教をされるかも。
あなたのこだわりなんて、本来は「知らんがな」なのですが…。
ストイックで細かい自分に酔っている
性格的に細かい男性は、ストイックで細かい自分に酔っているところもあります。
たとえば明確な目標を設定し、1日単位でPDCAを管理している自分に酔う。
エクセルで家計簿を管理し、収入と支出を完璧に把握している自分にもうっとり。
とにかく細かいところまで突き詰めるのが大好きで、そのことに自信を持っています。
ですから、人に何かを指摘されるのが苦手。
プライドが邪魔をして、人の意見を素直に受け入れることができないのです。
ケンカになったら相手をとことん追い詰める
性格的に細かい男性は、ケンカになったら相手をとことん追い詰めます。
過去のことをよく覚えているので、相手を論破するだけの材料はいくらでも持っているからです。
彼女とケンカになったら、過去の失敗を持ち出し、傷口に塩をぬり込んでくるでしょう。
部下と言い合いになったら、自分が協力した案件のことを持ち出し、有利な立場になろうとします。
細かい男性を打ち負かすのは、並大抵のことではありません。
細かすぎるがゆえにストレスを溜めやすい
性格的に細かい男性は、細かすぎるがゆえにストレスを溜めやすい傾向もあります。
人の発言の整合性がいちいち気になったり、常に物事を自分の理想と照らし合わせているのですから、当然といえば当然ですね。
ときにはストレスを溜めすぎて、それまでが嘘のようにいい加減になることも。
「なぜ俺だけがこれだけ大変な目に…」という思考にも陥りやすいです。
細かい男性が自暴自棄になっていたら、注意深く見守ってあげてください。
女々しい男性との上手な付き合い方
では、女々しいタイプの男性とは、どう付き合えば良いのでしょうか?
「彼以上に細かくなる」という対処法もあるのですが、それではケンカばかりになりそうですよね。
ここでは、細かい男性と上手に付き合う方法を紹介します。
相手を否定せずに、自分の気持ちを正直に伝える
まずは相手を否定せずに、自分の気持ちを正直に伝えること。
この「相手を否定せずに」が重要なポイントです。
男性の考え方について論じるのではなく、次のような感じで自身の要望を伝えてください。
- ときには奢り、奢られるのもいいな
- たまには行き当たりばったりなデートをしたい
- 過去のことはあまり言われたくない
- 寛容なときのあなたが好き
決して「いつも割り勘にしやがって」とか、「昔のことをいちいち言うから嫌われるんだよ?」みたいには言わないでくださいね。
「細かい」という相手の姿勢は尊重しつつ、自分の意図するところに導きましょう。
リラックスさせてあげる
次に、細かい男性をリラックスさせてあげてください。
過剰に細かい男性は、「〜しなければならない」という強迫観念に縛られているもの。
家庭環境の問題なのか、自己啓発書に感化されたせいなのか、日々自分を追い込んでいるでしょう。
ですから、「そんなに頑張らなくてもいいんだよ」とか、「マイペースでいいんだよ」と伝えてあげること。
そうできるまでには時間がかかりますが、できるだけ根気強く見守ってあげてください。
不器用なところは誰にでもあるのですから。
アンケートで判明!行き過ぎた節約は女性の好感度を下げる
性格的に細かい男性は、女性からすると「疲れる」とか、「うざい」という感想になるようですが、それは本当なのでしょうか?
それを裏付ける調査結果がありました。
「ゼクシィ」が20代~40代の女性(156名)にアンケートを取ったところ、女々しい男性の評判は芳しくないようです。
男性がする節約術で許せないもの(デート編)
- 1位:お金がかかるところには、出掛けない(32%)
- 2位:安いお店しか行かない(1000円以下のファストフード店や牛丼店など)(27%)
- 3位:買い物で値切る(21%)
- 4位:「クーポン券(携帯クーポンなど)を使う」「ポイントを集めている(ポイントが使えるお店にしか行かない)」(4%)
そのほかには、「お祝い事で節約をする」(27歳)、「メニューの値段を気にし過ぎる」(33歳)、「1円単位で割り勘」(30歳)などがありました。
引用元:ゼクシィ
どうやら女性は「お金の使い方」をよく見ているようですね。
もちろん基本的な節約はできたほうが「夫」としての将来性を感じてもらえるでしょうが、行き過ぎると「ケチ」な印象になってしまいます。
ですから、女性と一緒のときに限らず、いつでも男らしくスマートに支払うくらいがちょうどいいのかも。
恋愛や婚活に励んでいる方は、ぜひ参考にしてください!
男らしくおおらかに、どっしり構えよう
実はぼくも「いちいち細かいんだよ」と注意されることがあります。
人の言い間違いに気づいたり、記憶違いを正したり、そんな話の腰を折るようなことをするからです。
細かすぎる性格は、異性だけでなく、同性からの評判も良くないですよ。笑
どうしてもこだわりたい部分はあるにしても、人前ではもうちょっとおおらかになりましょう。
細かい男性との付き合い方に困っている方は、その男性がマイペースになれるように導いてあげてください。
もっと男らしく、どっしり構えて!
細かい女性の特徴は、次の記事で。
ミラクリから一言
この記事を書きながら、自戒しました。汗