夫婦仲は、良くありたいものですよね。
やはり夫婦喧嘩をすると気まずくなりますし、家庭内の不穏な空気は子供にも影響を与えます。
幸せにすることを誓いあった夫婦が、日増しに不仲になっていくのは悲しいもの。
お互いのことを理解しあい、支え合えるのが理想だと思います。
いつ見ても夫婦仲がいい、夫婦円満な人たちは何が違うのでしょうか?
また、どんな習慣を大切にしているのでしょうか?
今回は、夫婦仲が良くなる習慣を紹介します。
夫婦仲が冷え切ってしまう原因
どのようなことが原因で、夫婦仲は冷え切ってしまうのでしょうか?
夫婦仲に悩む人や離婚経験者を観察してまとめてみました。
- 価値観の違い
- 態度の悪さ
- 子供の教育に関する意見の相違
- 育児と家事の分担
- 収入・貯金への不満
- スキンシップの減少
- 夜の夫婦生活の減少
- 不倫(浮気)
夫婦仲が冷え切る原因は、元をただせば「価値観の違い」に集約されます。
子供の教育、家事、育児、収入などに対する考え方の違いを許容できず、それが徐々に態度にでてしまい、不仲につながる。
すると会話やスキンシップが減少し、最悪の場合は不倫、あるいは離婚につながることも。
お互いの尊厳を失ったら、家庭内は荒れてしまいます。
これで円満に!夫婦仲が良くなる習慣
では、いつも夫婦仲が良い人たちは、どんなことを習慣にしているのでしょうか?
どんな夫婦でも意見の相違はありますし、ときには夫婦喧嘩もするはずですからね。
たとえ価値観が違ったとしても尊重し合える夫婦は、何が違うのでしょうか?
1日の終わりに感謝を伝える
夫婦仲を良くするためには、まめに感謝を伝えることが大切です。
たとえば旦那さんは、奥さんに「いつも美味しい食事を作ってくれてありがとう」と言うこと。
奥さんは、旦那さんに「いつも仕事を頑張ってくれてありがとう」と伝えることです。
育児や掃除、そばに居てくれることへの感謝でも構いません。
「そうするのがあたり前」「自分のほうが感謝されるべき」と考え始めた瞬間から、夫婦関係は破綻しはじめます。
挨拶を欠かさずする
どれだけ結婚生活が長くなろうとも、挨拶を欠かさずすることも大切です。
挨拶は、次のような基本的なもので構いません。
- ありがとう
- おはよう
- おつかれさま
- おやすみ
上記は友だちや職場の同僚にもする、基本的なものですよね。
朝起きて、奥さんに何も言わずに会社に向かう。
夫が帰宅しても会話をせず、そのまま寝てしまう。
そんな状態は、冷え切った夫婦の典型です。
家に帰りたくなる環境を作る
円満な夫婦は、家で過ごす時間が長い傾向にあります。
それはきっと自宅が最も落ち着ける場所だからでしょう。
「早く帰りたい」と思える環境を作れば、自然と帰宅するようになります。
具体的には、次のようなことに気を配ってみてください。
- 家の中を整理整頓する
- 不要品を処分する
- 本格的な料理をつくる
- まめにコミュニケーションを取る
- 美味しいコーヒー&紅茶を用意する
清潔な家とお気に入りのもの。
この2つがあるだけでも、気分は高揚します。
ポジティブな会話を心がける
夫婦仲を良くするためには、ポジティブな会話を心がけることも大切です。
円満な夫婦は、ネガティブな会話をあまりしません。
近所の人の悪口や会社への不満、上司の批判など、ドロドロした会話を好まないようです。
誰かの悪口を聞かされるのは気持ちのいいことではないので、つい聞き流してしまい、そんな態度が夫婦喧嘩の原因になることもあるでしょう。
パパ&ママの前に、男性&女性であることを忘れない
夫婦仲が良い人たちは、いい意味で異性を意識しています。
つまり既婚者であっても、子育て中でもあっても、1人の男・女であることを忘れていないということですね。
たとえば、次のような身だしなみにも余念がありません。
- 髪の毛や髭を整える
- おしゃれをする
- 定期的にショッピングに出かける
- トレーニングやヨガで体を鍛える
- 低カロリー&高タンパクの食事を心がける
- まめにお化粧をする
- 美容に取り組む
- 外出するときは服装をビシっと決める
奥さんがいつまでも綺麗でいれくれたら、うれしいですよね。
逆に旦那さんがいつまでもカッコよかったら、ずっと好きでいられるでしょう。
誕生日や結婚記念日にプレゼントを贈る
夫婦仲を良くするためには、誕生日や結婚記念日にプレゼントを贈ることも大切です。
これは決して「モノで釣る」という意味合いではありません。
誕生日や結婚記念日を覚えているということは、パートナーを尊重していることの証だからです。
バレンタインデーやホワイトデー、クリスマスといったイベントもありますが、まずは誕生日と結婚記念日が大切。
その日は感謝の品を用意し、相手に愛情を伝えましょう。
夫婦円満の秘訣は、次の記事でも解説していますよ。
夫婦関係の修復が難しい状態もある
夫婦仲はいつまでも円満なのが理想ですよね。
しかしながら、ぼくの周りにいる離婚経験者を見ていると、夫婦関係の修復が困難な場合もあるようです。
夫婦関係がもはや取り返しのつかないところまで悪化すると、残念ながら離婚(破局)を迎える可能性もあります。
次のような状態の夫婦は、とくに注意してください。
- 会話がない
- 夫婦間のいがみ合いが多い
- 夫がほとんど家に帰ってこない
- 仮面夫婦
- 妻の浪費癖が直らない
- 喧嘩を通り越して、無視している
- 不倫(浮気)に走っている
- お互いに自己主張ばかりしている
- 休日の過ごし方がワンパターン
- 極度のマザコン、ファザコン
- 夫の仕事が忙しすぎる
もちろん夫婦関係の修復は不可能ではありませんので、諦めないでくださいね。
世間一般の夫婦関係の実態
次に、世間一般の夫婦関係の実態を紹介しますね。
ここでは、明治安田生命が行った調査データを引用します。
全国の20~79歳の既婚男女、1,619人を対象に行われたこの調査を見れば、「夫婦仲がいい」の定義が少しずつ明らかになるでしょう。
平日の会話時間が「1時間以下」の夫婦が約60%
既婚男女に「平日の夫婦の会話時間はどれくらいですか?」というアンケートをとったところ、次のような結果が得られたそうです。
平日の会話時間は、約6割の夫婦が「1時間以下」(58.0%)、休日の会話時間は、約7割の夫婦が「1時間超」(71.3%)と答えています。
会話時間の平均は、平日が「96分」、休日が「233分」という結果となりました。
平日の会話時間は、「1時間以下」が58.0%もいるそうです。
これを多いと見るか、少ないと見るかは意見が分かれるでしょうが、個人的には少ないと思いました。
仕事が忙しく、旦那さんが深夜に帰宅するような状態であれば、まだわかりますけどね。
夫婦円満の秘訣は会話、感謝、尊重など
「夫婦円満のために必要なものは何か?」というアンケートをとったところ、次のような結果が得られたそうです。
夫婦円満のために何が必要であるか聞いたところ、トップは「よく会話をする」(81.3%)、次いで「感謝の気持ちを忘れない」(76.3%)、「相手を尊重・信頼する」(67.2%)となっています。
コミュニケーションを多くとることや、相手を思いやる気持ちが夫婦円満の秘訣のようです。
会話(コミュニケーション)、感謝、尊重は、三種の神器ですよね。
夫婦関係だけではなく、ほとんどの人間関係において大切なものだと思います。
気配り、家事協力、禁煙は夫婦円満の特効薬
「夫婦関係で不満なことは何ですか?」というアンケートを実施したところ、円満な夫婦とそうではない夫婦には、次のような違いが見られたそうです。
夫婦間の不満を夫婦円満度別でみると、「円満である」と「円満でない」とでは、「気が利かない」(20.5ポイント差)、「家事の協力をしない」(18.1ポイント差)、「タバコを吸う」(15.0ポイント差)の3項目について特に差が開いています。
“気配り”“家事協力”“禁煙”が、不満解消・夫婦円満の特効薬なのかもしれません。
気配り、家事協力、禁煙は、夫婦円満の特効薬かも?とのこと。
これは「鶏が先か卵が先か」の話ですが、夫婦仲が悪くなったあとに、気配りの無さなどが気になりはじめるのか。
それとも気配りの無さなどに不満を持っていたから、夫婦仲が悪化したのか。
家庭によって違うと思います。
いずれにしても、気配り、家事協力、禁煙が夫婦円満のキーポイントになりそうです。
夫婦円満でいるためには、お互いの努力が必要
それなりに長く結婚生活を続けている人はわかると思いますが、夫婦円満でいるためには、お互いの努力が必要です。
夫婦関係がうまくいかないときは、どうしても「相手の努力が足りない」と思いがちですが、実はそうではありません。
ちょっとした行き違いや誤解、あるいは不満が時間をかけて積み重なり、それが不仲につながるのですから。
結婚生活に浮き沈みはつきものですよね。
ずっと夫婦仲が良いのが理想ですが、アップダウンを経験して、夫婦として、親として成長していくのも事実だと思います。
パートナーを大切にしてくださいね!
夫婦の問題に関する記事
結婚生活がそれなりに長くなると、いろんな問題に直面しますよね。
次の記事も参考にしてください!
- 夜の営みを復活させたい
- 夫婦円満になりたい
- 仮面夫婦かもしれない
- 夫婦喧嘩から仲直りしたい
- 夫婦仲が子供に影響するって?
- なぜ男性は浮気をするの?
- 浮気をする女性の心理って?
- 不倫について徹底的に知りたい
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- お金の管理はどんな方法がベスト?
ミラクリから一言
ぼくもいろんな失敗をしています(いまだに…)