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【精神的に強い人の特徴】メンタルが強い人たちがやっていること、やらないこと

精神的な強さは、生まれつきなのでしょうか?

たしかに遺伝的要因もありそうですが、多くの場合は「環境」と「習慣」によって育まれると思います。

精神的に強ければ、いかなる苦難にも立ち向かえるでしょうが、逆に弱ければ、すぐに心が折れてしまうでしょう。

できれば強いメンタルを手に入れたいですよね。

ぼくも自分のメンタルの弱さについて、いつも悩まされてきました。

今回は精神的に強い人の特徴と、メンタルの強い人たちの習慣を紹介します。

精神的に強い人と弱い人には、どんな違いがあるのでしょうか?

精神的に強い人の特徴

まずは精神的に強い人の特徴を紹介しますね。

メンタルが強いとは、具体的にどのような状態なのでしょうか?

失敗を失敗と思っていない

精神的に強い人は、失敗を失敗と思っていません。

ミスすることや何らかのトラブルにあうことを、「成功するために必要なこと」と捉えているからです。

思い通りに物事が進まないとき、一時的に落ち込むことはあっても、引きずったりはしない。

大失敗を笑い話に変えて、力強く前進していくのです。

嫉妬や偏見がない

精神的に強い人は、嫉妬や偏見がありません。

あくまでも自分自身のことや目標だけに集中しているからです。

人間は、時間があるときほど他人のことが気になる生き物ですよね。

他人のことを気にしているうちに、誰かを羨んだり、勝手に決めつけたりするものです。

メンタルが強い人は、自分の人生に自信を持ち、いつもフラットな視点で物事を見ています。

無知であることを知っている

精神的に強い人は、無知であることを恥だとは思っていません。

恥ずかしがらずに、「知らないから教えてください」と言えるのです。

意地を張らず、見栄も張らず。

性別や年齢に関わらず、どんな人に対しても上手に質問して、新しい知識をどんどん習得していきます。

素直に謝れる

精神的に強い人は、自分の非を素直に認められます。

彼らは、頭を下げることを恥だとは思っていません。

また、保身に走って物事が停滞するならば、すぐに謝って前進したいと考えています。

素直さと合理性を併せ持っているのです。

論理と直感のバランスが取れている

メンタルが強い人は、論理と直感のバランスが取れています。

何らかの行動を起こすとき、論理ばかりに縛られていてはいつまでも動き出せませんし、逆に直感ばかりに従っていると大失敗をします。

ときには科学的な論理に、またあるときには「コレだ!」という直感に従うこと。

そんな絶妙なバランスがあるからこそ、いつも精神的に強くいられるのです。

見返りを求めず、媚を売らない

精神的に強い人は、見返りを求めて行動しません。

報酬を得たり、評価されたときだけではなく、行動できた自分をちゃんと褒めてあげられるからです。

また、有力者に媚びるようなこともしません。

有力者の力を借りずとも、やるべきことをキチンとやっていれば、望むものを手に入れられると知っているからです。

自力で変えられることだけに集中する

精神的に強い人は、自力で変えられることだけに集中しています。

自力で変えられることとは、次のようなものです。

  • 付き合う人(人脈)
  • コミュニケーション能力
  • プレゼンテーションスキル
  • 技術
  • 社内のルール
  • 生活習慣
  • お金の使い方

逆に他人の気持ちや考え方など、自分では変えられないものには無関心。

このバランスによって、強いメンタルが育まれています。

完璧を求めるよりも、相手の要望に応える

精神的に強い人は、相手の要望に応えることに集中します。

たとえば完璧な仕事を求めるあまり、取引先が希望する納期に遅れてしまう場合がありますよね。

メンタルの強い人は、たとえ80%の出来であっても、相手が「スピード」を求めているなら自信を持って提出します。

完璧を求める気持ちを大切にしつつ、与えられた条件の中でベストを尽くすのです。

楽観主義者

精神的に強い人は、普段から余計な心配をしません。

考えてもしょうがないことや、根拠のないネガティブな妄想もしません。

どれだけ不安な状況でも「まぁいっか」とか、「なんとかなる」という楽観的な考え方を貫くのです。

ぼくの知人の経営者たちも、最後は「まぁいっか」でピンチを乗り切ってきました。

まるで怠け者のような考え方のなかには、大切な真理が詰まっているようです。

タフなフリをしている

精神的に強く見える人が、実はタフなフリをしているだけの場合もあります。

これはある意味、素晴らしいことです。

たとえば「大丈夫」を口癖にすることで本当に気持ちが強くなったり、「絶対にうまくいく」という姿勢で臨むことで、結果をポジティブに捉えられることがありますよね。

「演じること」って、実はすごい効果があるのです。

ぼくが愛読している本に、次のような言葉があります。

本当に強いことと、強いフリをすることにどれほどの違いがあるだろう。

引用元:半径5メートルの野望(はあちゅう氏)

この一文のなかに、大切なことが凝縮されています。

メンタルが強い人たちがやっていること

ここまでは精神的に強い人の特徴を紹介してきました。

では、彼らはどんな習慣によってメンタルの強さを手に入れたのでしょうか?

規則正しい生活(体調管理)

メンタルが強い人は、規則正しい生活をすることで体調を管理しています。

不眠、寝不足、栄養不足、偏食などとメンタルが密接な関係にあることを知っているからです。

メンタルの調子を整えるためには、まず体の調子を整えること。

そのためには規則正しいライフスタイルが必要です。

次の記事を参考に、軽視しがちな睡眠の習慣から見直していきましょう。

適度な運動

メンタルが強い人は、日常生活の中に運動を取り入れています。

適度に運動することによって健康と体力を維持すること。

また、運動することで、脳内麻薬と言われる「βエンドルフィン」や、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を分泌させるのです。

運動でストレスが解消されるのは、この2つの脳内物質が関係しています。

次のような軽めの運動を生活に取り入れてみましょう。

  • ウォーキング
  • ランニング
  • ストレッチ
  • ヨガ
  • 筋力トレーニング

マイルールの作成

メンタルが強い人は、マイルールを持っています。

マイルールとは、次のような独自の取り決めのことです。

  • 一日一食を心がける
  • どんなときでも1日7時間は眠る
  • 早朝にランニングしてから会社に出かける
  • 筋トレ・トライアスロンで心身を鍛える
  • 冠婚葬祭には参加しない
  • 異業種交流会やパーティーには参加しない
  • お酒は1日に1杯まで
  • 二次会には参加しない
  • 名刺は持ち歩かず、必要な人だけに郵送する
  • 自由な時間を確保するため、スマートフォンは持たない
  • 午前中は仕事に集中し、会議や外出は午後からにする

規則正しい生活を維持するために、不要なものはできるだけ取り除くこと。

そのためには「おつきあい」や惰性の飲み会をやめ、大切なイベントだけに集中することが大切です。

これは、いわゆる「成功者」にも共通する考え方ですね。

メンタルが強い人たちが絶対にやらないこと

逆に、メンタルが強い人たちが絶対にやらないことは何なのでしょうか?

後ろ向きな言動はメンタルを少しずつ蝕んでいきますので、注意してくださいね。

失敗にこだわる

いつまでも過去の失敗にくよくよしていると、メンタルが弱くなってしまいます。

失敗は、できれば引きずりたくないですよね?

でも、後悔が大きければ大きいほど、失敗を引きずってしまうと思います。

嫌な記憶はさっさと忘れて、未来に前進しましょう。

ネガティブな人と付き合う

ネガティブな人と付き合っていると、自分までネガティブになってしまいます。

たとえばAさんに対する不平不満を聞かされているうちに、自分までAさんに不満を持つようになった経験はありませんか?

人間は環境に左右されやすい生き物です。

精神的に強くなりたければ、ポジティブで、楽観的で、ブレない人と付き合いましょう。

他者と自分との比較

メンタルが強い人は、他者と自分の比較が何も生み出さないことを知っています。

他者に比べて不足しているものを知り、それをモチベーションにできるなら良いですが、ほとんどの場合は気落ちするだけでしょう。

他者と自分の人生を比較したら、必ず1つや2つは劣っている点が見つかるはず。

わざわざ落ち込むために比較するなんて、時間の無駄です。

精神的に弱い人の特徴

最後に、精神的に弱い人の特徴を紹介しますね。

当然ながら、精神的に強い人とは真逆の特徴を持っています。

  • 他人の同情を誘う(かまってちゃん)
  • ネガティブ思考
  • 自己否定が激しい
  • 根拠がなければ行動できない
  • 失敗を恐れる
  • 一喜一憂しやすい
  • 気分の浮き沈みが激しい
  • 協調性がない
  • 金遣いが荒い
  • 自意識過剰

現時点でいくつか当てはまっているなら、本記事で紹介したことに取り組んでみてくださいね。

自分自身と向き合うことができたら、ブレないメンタルが手に入る

人と比べて劣っているとか、勝っているとか、そのようなことが評価基準になっているなら、メンタルはいつまでも強くなりません。

強いメンタルを手に入れるためのポイントは、自分自身と向き合うこと。

具体的には、何がしたくて、何を手に入れたいのか。

自分はどう生きたいのかという「人生のビジョン」を思い描くことです。

その軸さえ明確になれば、ブレないメンタルが手に入るでしょう。

ぼくは2013年にうつ病になったとき、いま振り返れば他人のことばかり気にしていました。

勝手に競争して、勝手に負けて、勝手に自己否定していたのです。

ところがうつ病をきっかけに、他者との比較をやめてからは、ずいぶん生きやすくなりましたよ。

時間をかけてでも、自分自身と向き合ってみてください。

ミラクリから一言

筋肉と同様に、精神的な強さは鍛錬で手に入ります。

トシノリ
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