生活術

まとめ買いが節約にならないダメ行動とは?正しい買い方を教えます

節約のためにまとめ買いをしたのに、むしろ損をした経験はありませんか?

私も食費の予算を大幅に超えてしまったり、野菜を腐らせるなど、長い間まとめ買いがうまくできませんでした。

ところが、まとめ買いが節約にならない原因に気づいたときから、うまくやりくりできるようになりました。

今回は、まとめ買いが節約にならない6つのダメ行動と、節約につながるまとめ買いの方法をお教えします!

この記事の要点

  • まとめ買いが節約にならない原因は、「不要ものまで買っている」など
  • 節約につなげるには、事前準備が必要不可欠
  • まとめ買いの節約効果は、2〜3ヶ月程度で判断しよう

まとめ買いが節約にならない6つのダメ行動

食費の節約にはまとめ買いがおすすめ、とよく言われます。

そこで実際にまとめ買いをしてみたら、「あれ!?今までより食費がかかってない?」と、なぜか節約に失敗してしまう人がいるんです。

私もその一人でした。

まとめ買いで1ヶ月の食費が5,000円以上オーバーしたこともありました。

節約どころかお金が多く出ていってしまうなんて、なんだか腹立たしいですよね。

まとめ買いが節約にならない原因は、次のようなことが挙げられています。

まとめ買いが節約にならない主な原因

  • 大量に買いすぎる
  • 家にたくさんあると使いすぎる
  • 家にたくさんあると食べすぎる
  • 在庫管理が難しすぎる
  • 買いすぎて使い切れない
  • 保管スペースが足りなくなる

これらは「まとめ買いあるある」なので、まさにそう!と思われるかもしれません。

でも、実はこれって全部まとめ買いの時にやっちゃいけない「それダメ!」なんです。

つまりその行動を改善すれば、まとめ買いは節約になるということ。

そこで、まずはまとめ買いのダメ行動を知るところから始めましょう!

必要か、不要か、の判断をしていない

まとめ買いが節約につながらない原因は、その食材や日用品が必要かどうかの判断をせずに購入しているからです。

これはまとめ買いだけに限らず、「いる、いらない」の判断はとても大切。

自分にとって必要なものを買い、不要なものは買わないという、いたってシンプルな考え方です。

どれだけ美味しそうでも、安くても、ダイエット中ならチョコレートは不要だと思います。

それと同じように、まとめ買いにおいても「いる?いらない?」の判断は必要不可欠です。

安いという理由だけでまとめ買いしている

「得値」「お値打ち品」「格安」「見切り品」のような安い商品にはつい目がいきますが、安いという理由だけで買うのも要注意です。

いくら安くても、たくさん買いすぎたら損をする場合だってあります。

例えば半額シールの貼られた惣菜品を大量にまとめ買いしても、当日中に食べきれなかったらどうなるでしょうか?

腐らせるか、捨てるか、になりますよね。

せっかく半額で購入しても、捨てることになったら損になるんです。

「安い=節約」という思い込みは早めに手放しましょう。

使いきれない量をまとめ買いしている

使い切れない量をまとめ買いしても、節約にはつながりません。

先ほどの必要かどうかの判断に加えて、「必要な量」を見極めることも大切です。

ここで、実際に私がやってしまった失敗談をひとつご紹介しますね。

ドラッグストアで買い物をしていたら、通常価格1,200円の湿布が60%オフの480円で販売されていました。

安い!と思わず3箱購入したのですが、このうちの2箱は使用期限を1年半過ぎても未開封のままで、結局捨ててしまいました。

ということは、480円×3箱=1,440円のコストをかけて購入したのに、1箱しか使わないなら、通常価格(1,200円)の湿布を買ったほうが240円も安くついた、ということです。

必要な量を把握していないと、無駄にお金を浪費してしまいます(涙)

家に在庫がありすぎて無駄遣いしてしまう

まとめ買いをすると、食品や日用品の在庫が豊富になります。

そんな時に、「たくさんあるからいいじゃん」と考え大量消費すると節約からは遠ざかります。

我が家はよくコストコの缶コーラをまとめ買いするのですが、冷蔵庫にありったけのコーラを冷やしていると、気づけばあっという間にコーラがなくなっているというようなことが多々ありました。

「たくさんあるから大丈夫」という意識は、無駄遣いにつながります。

物を置くスペースを確保するため、新しい物を買っている

まとめ買いをすると、家の中の物量が一時的に増えます。

その保管スペースがなくなると、何かを購入してスペースを確保しなければならなくなります。

例えば、洗剤や柔軟剤を大量買いすると、保管用の棚やボックスも必要になりますよね。

冷凍食品を大量買いするために、新しく冷凍庫を購入した方もいました。(※実家の母です…)

節約のためのまとめ買いですから、追加出費は避けたいところです。

毎日買い出しに行っている

毎日買い出しに行くのもやめたほうがいいです。

毎日スーパーに行って、毎日まとめ買いしたら、とんでもない出費になりますよね(笑)

まとめ買いは、買い出しを週イチ程度にして初めて効果がでる節約方法です。

個人的には、買い物の回数と出費の額は比例する、と思っています。

私も以前は毎日買い出しに行き、そのたびにお得な商品に目がくらみ、必要・不要に関係なく買っていました。

もちろん、食費は予算オーバーばかり…。

節約につなげる正しいまとめ買いの方法

まとめ買いが節約にならない理由がわかったら、今度は改善策を知りたいですよね。

まとめ買いが節約につながるかは、ここから紹介する4つを踏まえるだけで決まる、といっても過言ではありません。

それでは、節約につながる正しいまとめ買いの方法をみていきましょう。

買い出し前にしっかりと準備をする(買い物リスト)

1つ目は、買い出し前の準備として、買い物リストを作りましょう。

節約にならないまとめ買いは、「準備不足」が最大の要因だからです。

次の手順で買い物リストを作れば、まとめ買いはほとんど成功したも同然ですよ!

買い物リストを作る手順

  1. どこで購入するか(店名)
  2. いつ購入するか(日時)
  3. どのような頻度で購入するか(タイミング)
  4. 献立はなにか(メニュー)
  5. 必要なものは何か(食材名など)
  6. どのぐらいの量が必要か(数量など)

まずは1〜3の買い物に行くお店とサイクルを決めます。

それから4の献立を作り、5〜6の食材を把握します。

この手順で買い物リストを作れば、買い物が効率的になり、無駄な出費も防止できます。

まとめ買いを節約につなげるには、この事前準備が必要不可欠です。

私の場合は、1〜3は毎回考えなくていいように統一しています。

毎週金曜日のお昼12時に、お気に入りのスーパーに通っています。

なぜお気に入りかというと、レジ袋を無料で提供してくれて、よく使う卵が激安だからです。(※あと私は駐車するのが苦手なので、駐車スペースが広いのも気に入ってます。)

買い出しの回数を減らし、必要なものだけを買う

2つ目は、買い出しの回数を減らして、必要なものしか買わないようにすることです。

買い出しの回数を減らすことは、「買いたくなる衝動」を減らすことにつながります。

スーパーには毎日のように魅力的な特売品や新商品が並んでいて、目移りしないようにするのは至難の業。

でも1週間に1度なら、なんとか勝てそうな気がしませんか?

たとえ誘惑に負けてしまっても、週イチの買い物であれば出費を許容範囲に収めることができます。

できることなら、「買い物リストにあるもの以外は買わない」というルールを徹底しましょう。

ちなみに私は、買い物リストに「ママのお菓子 1つ」という項目を入れることがあります。

ちょっとしたご褒美の出費はご愛嬌です(笑)

嗜好品はまとめ買いしない

3つ目は、嗜好品のまとめ買いはしないようにすること。

嗜好品には、以下のようなものがあります。

買いすぎ注意の嗜好品の例

  • お菓子
  • アイス
  • ジュース
  • お酒
  • たばこ

つい口にしたくなる嗜好品がたくさんあると、誰しも「もう1個くらいいいか」と思ってしまうもの。

たとえば私はチョコレート系のお菓子が大好きなので、できるだけチョコレートのまとめ買いはしないようにしています。

なぜならチョコレートが沢山あると、「まだある」と思って食べ続けてしまうからです。

ときには「賞味期限やばいし」と自己正当化して、力づくで食べることも(苦笑)

嗜好品は、適量を決めて購入するようにしましょう。

食費予算や購入数に制限をつける(買い物ルール)

最後は、食費予算や購入数に制限をつけることです。

簡単に言うと、自分なりの買い物ルールを決める、ということですね。

買い物ルールの例は以下のとおりです。

買い物ルールの例

  • 1回の買い出し予算=8,000円以内
  • 冷蔵庫と冷凍庫に入る分しか買わない
  • 調味料は無くなったときに買う
  • ビールは1日1本の計算で買う
  • チョコレートは日曜日だけ。1箱だけ買う

こんな感じです。

ちなみに私がまず決めたのは、子どもたちのおやつの量です。

子どもたちに任せっぱなしだと、いくらお菓子があっても足りないので、おやつのお皿を決めて「これに入る分だけ」としました。

1回あたりのおやつ量が決まれば、自ずと1週間分の量も決まるので、スーパーで悩まなくてよくなりました。

ここでのポイントは、食費予算や制限をガチガチにしすぎないことです。

あまりにもガチガチだと、できていないことに目がいってまとめ買いが嫌になるかもしれないので、「おおまかなルール」くらいに考えてください。

値段のはる調味料や日用品の買い足しが重なる時期まで、予算を守る必要はないのですから。

節約の効果は、中長期の目線で見てみるようにしましょう。

節約につながる正しいまとめ買いの方法・総まとめ

まとめ買いで余計に出費が増えているのは、お金を使うダメ行動をしているからだ…。

そう気づいて改善してから、私はまとめ買いが得意になりました。

今では、「しまったー!買いすぎたー(T_T)」と反省することはありません。

仕事に家事に育児に追われ、自分の時間を取ることができなかった友人も、まとめ買い生活のおかげで、週1回のヨガレッスンに通えるようになったと話していました。

そう!

忘れがちですが、まとめ買いはお金だけでなく、時間の節約にもつながるんです。

まとめ買いから挫折しそうな方にこそ、この記事で紹介した方法を試してもらいたいです!

要注意!まとめ買いに失敗するダメ行動おさらい

  • 必要なものかどうかの判断をしていない
  • 安いという理由だけでまとめ買いしている
  • 使いきれない量をまとめ買いしている
  • 在庫があるからと無駄遣いしてしまう
  • スペース確保のために新しく物を買っている
  • 毎日買い出しに行く度にまとめ買いをしている

ミラクリから一言

まとめ買いがうまくなったら、お小遣いが増える♪

トシノリ
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