「この商品、もう少し安くなったらいいのに…」
メルカリを見ていて、そう感じたことはありませんか?
そこで「値下げ交渉」という仕組みを活用したいところですが、やり方が難しいですよね。
出品者にどう言えばいいの?
希望金額を伝えるのは失礼なの? などなど。
わからないことがたくさんあると思います。
ぼくが住む大阪には「安くして〜な〜」と言う文化があるので、値下げ交渉に抵抗はありませんが、値引きをお願いすること自体に罪悪感のある方もいるでしょう。
そんなわけで今回は、メルカリヘビーユーザー&関西人のぼくが、メルカリの値下げ交渉を成功させるコツを紹介します。
良い例と悪い例も具体的に紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
メルカリはコメント欄で「値下げ交渉」ができる
メルカリには、「値下げ交渉」という仕組みがあります。
やり方としては、コメント欄で出品者とやり取りするだけ。
お互いの意向が合致すれば、それで値下げ交渉は成立になります。
値下げ交渉をする際にはマナーに注意!
値下げ交渉をする際は、マナーに注意しましょう。
たとえば挨拶なしでいきなり「安くなります?」と書き込んだり、乱暴な言葉づかいをしたりすると、成立するものもしなくなりますよ。
この記事で紹介するポイントに注意し、ぜひ欲しいものを安く手に入れてくださいね!
メルカリの値下げ交渉を成功させるコツ
さて、それではメルカリの値下げ交渉を成功させるコツを紹介しますね。
出品者を不快にさせず、気持ちのいい取引をするためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
横入り(横取り)・割り込みに注意すること
まずはマナー違反をしないように注意しましょう。
具体的には、以下のようなことです。
- 値下げ交渉のやり取りを無視する
- 値下げ交渉成立を見計らって横取り決済する
- 「◯◯さんより高く買います」などと言う
上記をしたからといってペナルティー(アカウント停止など)はありませんし、メルカリは基本的に「早いもの勝ち」なのですが、マナーは大切ですよ。
たとえばフリマで価格交渉をしている最中に、後から来た人にパッと割り込まれたら、嫌な気分になりますよね?
コメント欄ですでに値下げ交渉が行われている場合は、横入り(横取り)せず、割り込みもせず、その動向を見守りましょう。
そして交渉が不成立になったところを見計らって、値下げ交渉を行ってください。
丁寧な言葉遣いを心がけること
値下げ交渉を行う際は、丁寧な言葉づかいを心がけてください。(もちろんそれ以外の場合も。)
メルカリの取引は、基本的に匿名で行われます。
アカウントはほぼ匿名ですし、本人写真も見れませんし、場合によっては住所・氏名すらわからないことも。
そんな状態でいきなり乱暴な言葉を使ったり、タメ口でコメントをしたら、出品者に嫌悪されてしまいますよ。
「丁寧すぎるかも?」と思うくらいがちょうどいいでしょう。
必ず挨拶をすること
メルカリで値下げ交渉をする際は、まず挨拶をしましょう。
たとえば以下のような感じです。
- はじめまして
- こんにちは
- こんばんは
- コメント失礼いたします
- 初めてコメントします
リアル社会でも挨拶が重要視されますが、それはインターネット上も同じ。
挨拶からはじめる人と、ただ要件が書き込むだけの人では、前者に買って欲しくなるのが人間の心情です。
自分で出品してみるとわかりますが、顔の見えない匿名アカウントであっても、挨拶があるだけで好印象になりますよ。
何でもかんでも「安くして」と言わないこと
できるだけ安く買いたい気持ちもわかりますが、何でもかんでも「安くして」と言わないようにしましょう。
あちこちで「安くなりませんか?」と書き込んでいるアカウントは、意外と覚えられているものだからです。
自分が出品者だとしたら、この商品がどうしても欲しい様子の人と、「数撃ちゃ当たる戦略」の人、どちらに感情移入するでしょうか?
あまりにも節操のないことをしていると、出品者から目をつけられ、取引を敬遠されてしまいますよ。
「値下げして欲しい理由」を説明すること
「値下げして欲しい理由」がある場合は、それを正直に説明しましょう。
具体例は以下のとおりです。
- 現在5,000ポイントしかない
- 手持ちが2,000円しかない
- 3,000円までで探している
上記のような事情は、ハッキリ言って出品者には何の関係もありませんが、ストレートな人には心を動かされるもの。
「そういう状況なら協力してあげようかな…?」と思ってもらえる可能性もありますので、事情がある場合は正直に伝えましょう。
希望価格は良識の範囲にすること
値下げ交渉の際に最も難しいのが、「希望価格をいくらにするか?」ですよね。
これについては正解がなく、「良識の範囲で」と言うしかありませんが、NG行動はハッキリしています。
それは以下のようなことです。
- 「半額にして」と言う
- もともと少額なのに「送料込みにして」と言う
- 出品者の手数料や送料を考慮しない値段を言う
値下げ幅が大きすぎたり、出品者のことをまったく考えない要求ですね。
あまりにもひどい場合は、出品者に無視され取引ができなくなったり、コメントを削除される可能性もありますので、十分に注意してください。
希望価格が自分でもあやふやな場合は、出品者とやり取りしながら妥協点を探っていきましょう。
いつ支払えるのかを明確に伝えること
値下げ交渉の決め手は、いつ支払えるのかを明確に伝えることです。
出品者としては、購入の意思があるのか、それとも単なる冷やかしなのかで対応が異なってきます。
どうしても欲しい商品がある場合は、値下げ交渉の際に以下のような言葉も添えましょう。
- (値下げが成立したら)即決します
- (値下げが成立したら)◯日までに支払います
- (値下げが成立したら)◯日に入る売上金をポイントに換えて支払います
売れる可能性が高ければ高いほど、出品者は前向きになってくれます。
前向きになってもらえたら、希望額が通る可能性も高まりますよ。
気持ちのいい取引を!値下げ交渉時の言い回しの具体例
さて、ここからは値下げ交渉時の言い方の具体例を紹介しますね。
気持ちのいい取引をするためには、相手を思いやる気持ちが必要。
ぼくがよく使っている言い回しと、良くない言い回しをまとめてみました。
悪い例
まずは悪い例から見てみましょう。
メルカリをチェックしていると、値下げ交渉が不成立になる場面をよく見かけます。
その際は、決まって以下のような言い回しが使われています。
***
「こちら安くなりませんか?」
「値下げできます?」
「いくらまでなら安くできますか?」
「送料込み5,000円でいけます?」
「半額になったら即決します!」
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上記を見ればわかりますが、挨拶がなかったり、コメントが端的すぎたり、要求が自分本位だったしますよね。
このような書き込みをされたら、本当は値下げ可能だったとしても、「この人には売りたくない…!(怒)」と思うのが人間の心情でしょう。
良い例
次に、良い例を見てみましょう。
ぼくがよく使う言い回しは、こんな感じです。
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「はじめまして! こちらの購入を検討しています。 突然で恐縮ですが、◯◯円ほどお値引きしていただけませんでしょうか? もし可能でしたら、すぐに決済いたします。 よろしくお願いします!」
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先ほど紹介した「メルカリの値下げ交渉を成功させるコツ」が集約されていますよね。
こういうふうにお伝えし、希望金額も適切であれば、ほぼ確実に値下げが通ります。
良い例(他者の値下げ交渉がうやむやで終了している場合)
値下げ交渉をしようと思ったら、先に交渉している人がいた…。
でも、やり取りが中途半端なところでストップしている…。
そういう場面もあるでしょう。
先ほども述べましたが、値下げ交渉の際はマナー違反(横入り、割り込みなど)に要注意。
他者の値下げ交渉がうやむやで終了している場合は、以下のような言い回しにしてください。
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「はじめまして! ◯◯さんが値下げ交渉をされたようですが、まだ決済はされていないようです。 こちらはまだ購入可能でしょうか? また、◯◯円ほどお値引きしていただけませんでしょうか? もし可能でしたら、すぐに決済いたします。 よろしくお願いします!」
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あくまでも先に交渉している人を尊重しつつ、出品者にお伺いを立てる感じですね。
先約を無視していきなり決済したりすると、出品者にも先約の人にも嫌悪されてしまいますので、ご注意ください。
顔が見えないからこそ、気持ちのいいやり取りを!
メルカリの取引は、基本的に顔が見えません。
匿名アカウントで、顔写真もなくて、場合によっては住所・氏名すらわからないとなれば、「言葉」で判断するしかない。
だからこそ丁寧すぎるくらいがちょうどいいんです。
ただ、難しく考える必要はありませんよ。
挨拶をし、丁寧な言葉づかいを心がけ、人を思いやること。
これさえできれば、ストレスなく値下げ交渉ができるはずです。
メルカリを有効活用すれば、生活が豊かになりますよ!
*「メルカリって本当に安いの?」 そんな疑問を検証してみました。
ミラクリから一言
場数を踏めば、値下げ交渉が楽しくなりますよ。