「甘え上手な女性」は、男性から見ても魅力的です。
男性の懐にスッと入ってくるのに、なぜか嫌な感じがしない。
頼み事も上手ですが、男性の自尊心をくすぐるように褒めるのも上手。
そのような女性が困っていると、自分から声をあげずとも、誰かが手伝いにくるでしょう。
ただ、これが行き過ぎると、単なる「わがまま」に。
甘え上手と呼ばれる女性は、そこらへんの「ちょうどいい塩梅」を心得ています。
そんなわけで今回は、甘え上手な女性の特徴を紹介します。
後半で甘え上手になる方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
甘え上手とは?
甘え上手とは、具体的にどういう人のことなのでしょうか?
甘え上手とは、人に上手に甘えられる性格のこと。
困っているときに素直に助けを求められたり、独特の愛嬌で食事をごちそうになったり。
違和感を持たせず、あくまでも自然に人の手を借りられるような得な性格です。
これは決して女性だけを指す言葉ではありませんが、本記事では女性に話題を絞ります。
女性からは羨望、男性からは好意を持たれる
甘え上手な女性は、女性から羨ましがられる存在です。
甘え下手であることをコンプレックスに感じている女性からは、激しく嫉妬もされるでしょう。
逆に男性からは、好意を持たれます。
恋愛対象になるかはさておき、「可愛いヤツだな」とか、「助けてあげたい」と思われ、常に意識されるのは間違いありません。
「甘え上手」と「わがまま」は違う
ただ、「甘え上手」と「わがまま」は大きく違います。
次のように、雲泥の差くらい異なります。
- 甘え上手:双方向・自覚あり
- わがまま:一方通行・無自覚
甘え上手は、あくまでも「持ちつ持たれつ」の考え方が前提にあり、女性には甘えている自覚がある。
それゆえに、男性に対する配慮(気遣い、お返しなど)がなされています。
その一方でわがままは、基本的に一方通行で、女性にその自覚がありません。
たとえば命令口調で頼み事をしておきながら、人の頼み事は一切聞かないというような状態ですね。
両者の違いをきちんと理解しておかなければ、男性から嫌われる方向に走ってしまうでしょう。
甘え上手な女性の9つの特徴
それでは次に、甘え上手な女性の特徴を紹介しますね。
主なポイントをまとめてみました。
「男性に頼りたい」という意識が強い
甘え上手な女性は、「男性に頼りたい」という意識を持っています。
これだけ聞くと依存しているようですが、つまりは「頼ってもいい」とナチュラルに思っているということですね。
「男に頼りたくない」とか、「弱みを見せたくない」という女性もいますが、それとは対照的です。
わかりやすいところで言うと、力仕事は男性にお願いする。
これができるだけでも甘え上手と言えます。
男性との距離感が近い
甘え上手な女性は、男性との距離感が近い傾向にあります。
ともすれば、「俺に気があるのかも?」と思わせるような絶妙な距離感。
どこか親密さを感じさせ、頼りにされていることも伝わってくる。
そのような女性に行為を持ってしまうのは、当然といえば当然ですね。
「媚びる」のとはまた違う、自然な振る舞いです。
さりげないボディタッチが多い
甘え上手な女性は、さりげないボディタッチが多いです。
頼み事をするときに、ごく自然に男性に触れたり。
それが頼み事をするときだけなら「あざとい」ですが、普段からスキンシップを多用しています。
男性だって、女性から頻繁に触れられるのは嫌ですが、自然なら嫌な気はしません。
体の距離と心の距離には、相関性があります。
ストレートにお願いする
甘え上手な女性は、ストレートにお願いします。
回りくどい言い方をしたり、「本当は頼みたくないんだけど」のようなねじ曲がった表現をしません。
あくまでも「自分ではどうしようもないから、お願いします」とだけ伝える。
ストレートに言われたときほど、人は損得を超えて助けてあげたくなるものです。
わがままの度合いが絶妙
甘え上手な女性は、わがままの度合いも絶妙です。
先ほど「甘え上手とわがままは違う」と言いましたが、可愛いわがままなら許されます。
たとえば、すでに飲みに行くことが決まっているケースで、自分の食べたい物を主張したり、お気に入りのお店を強く推すようなことですね。
男性に無理強いをしなければ、それは「可愛いわがまま」になります。
塩梅が難しいところですが、甘え上手な女性はそれを本能的に理解しています。
逆にわがままが行き過ぎると、「不思議ちゃん」だと思われるでしょう。
やってもらったことに対して素直に喜ぶ
甘え上手な女性は、やってもらったことに対して素直に喜びます。
「ありがとうございます!とか、「本当に助かりました!」と言われるだけで、男性は人を助けた実感が持てます。
逆にせっかく頼み事を聞いたのに、何のリアクションもなかったりすると、男性は残念な気持ちに。
そして、もう二度とその女性を助けようとは思わないでしょう。
感情を素直に表現する女性は、それだけで魅力的です。
「感謝」や「お返し」を欠かさない
甘え上手な女性は、「感謝」や「お返し」を欠かしません。
特別な言葉やプレゼントは必要ないんです、「ありがとう!」さえあれば。
そこでお返しされたりすると、男性は気分が良くなります。
ぼくの知り合いの女性は、食事をごちそうすると、せめて駐車場代を払おうとしたり、後日プレゼントをくれたりします。
それが目的でごちそうしているわけではないのに、やはり嬉しくなりますよね。
そして、またその女性に何かをしてあげたくなります。
褒め上手
甘え上手な女性は、褒め上手です。
しかも「すごい!」とか、「さすが!」のような単純なものではなく、男性の自尊心をくすぐるように褒めてくれます。
たとえば「だから田中さんにはお客さんがついてくるんですね」とか、「佐藤さんが好かれている理由がわかりました」のような感じですね。
できるだけ具体的に褒めるので、社交辞令(お世辞)のような嘘くささが全くありません。
おそらく褒めるのもお礼のうちなのでしょう。
上目遣いが自然
甘え上手な女性は、上目遣いを上手に使います。
普通なら上目遣いはわざとらしくなったり、計算高さを感じさせたり、ナルシスティックになるもの。
ところが、甘え上手な女性の上目遣いは、ごく自然。
まるで妹がお兄ちゃんに甘えるときのような、はかなさや愛嬌、あるいは可愛げを感じさせます。
可愛げは、人間関係における最強の武器になります。
今すぐセルフチェック!甘え上手度診断
では、あなたの甘え上手度はどれくらいなのでしょうか?
ここでセルフ診断してみましょう。
ぼくが思いつくポイントを10個あげてみました。
- 素直に「おねだり」できる?
- 丁寧な口調で頼める?
- さりげなくボディタッチできる?
- 寂しいときに寂しいと言える?
- 控えめな態度ができる?
- 照れずに人を褒められる?
- 男性が褒められたいところを知っている?
- きちんと「ありがとう」を言える?
- 笑顔でいることを心がけている?
- 相手の状況も理解した上で甘えられる?
*これは心理学などに基づく診断ではありません。
上記の6個以上に「Yes」と言える人は、おそらく甘え上手だと思います。
逆に5個以下の人は、人に頼るのが苦手かも。
決して科学的な診断ではありませんが、自身の性格的特徴を把握する一助になれば幸いです。
甘え上手になる方法
では、どうすれば甘え上手になれるのでしょうか?
甘え上手は、天性のものではないのでしょうか。
今からでも遅くはありません。
困ったときや助けて欲しいときに、素直にそう言える人になりましょう。
男性の前で素直に喜び、楽しみ、甘えやすい関係を作る
甘え上手になるためには、男性の前で素直に感情表現することが大切です。
できるだけポジティブな自分でいることを心がけてください。
嬉しいときは素直に喜び、男性といるときは心から楽しむこと。
たったそれだけで、甘えやすい人間関係ができてきます。
やはり楽しそうな女性は助けてあげたくなりますから。
逆にいつもどんよりしていたり、ネガティブだと、男性から敬遠されてしまいます。
ときには弱音や愚痴も吐く
甘え上手になるためには、ときには弱音や愚痴も吐くこと。
いつも不平不満ばかりなら愛想を尽かされますが、たまにであれば「人間的な振れ幅」になります。
男性は、恐れずに弱さを見せたり、恥ずかしがりながらもドロドロした部分を見せてくれる女性に惹かれるもの。
その女性に弱いところがあると知っていれば、いざというときに助けたくなります。
何でも自分でできる強い女性を助けようとは思いませんからね。
自分など必要ない気がして。
男性が簡単にできることを頼む
甘え上手になるためには、男性が簡単にできることを頼むのも重要です。
たとえば蛍光灯を取り換えたり、仕事をサポートしてもらったり。
あまり得手不得手のない、些細なことを頼みましょう。
なぜなら特殊な技術が必要だったり、あまりにもハードルの高いお願いをすると、男性がそれを実現できず、落ち込んでしまうからです。
お願い事をする前に、その男性の強みや弱みを見てみましょう。
約60%の女性が「甘え上手だと思わない」と回答
では、世間にはどれくらい甘え上手な女性がいるのでしょうか?
その実態が気になりますよね。
ブライダル事業で知られる「ゼクシィ」が、20代~30代の女性・194人にアンケートを取ったところ、次のような割合だったそうです。
「甘え上手だと思いますか?」という質問に59%の人が「思わない」と回答。
実に6割近い女性が甘えるのが苦手と感じているようなんです。
引用元:ゼクシィ
甘え下手な女性が、なんと約60%も。
つまり自分のことを甘え上手だと思っている女性は、約40%だということですね。
これはあくまでも個人的な感覚なので、本当に甘え下手なのかはわかりませんが、少なくとも男性にうまく甘えられない自覚のある女性が半数以上いるのは間違いありません。
ちなみに、同じアンケートで「甘え上手な女性は男性にモテると思いますか?」と質問したところ、84%が「思う」と回答したのだとか。
恋愛や婚活(結婚)においても、甘え上手であることは重要なポイントになりそうです。
普段は弱みを見せない女性に甘えられたときほど、男性は嬉しい
この記事をお読みの女性は、おそらく男性にうまく甘えられなくて悩んでいるのでしょう。
いや、男性に限らず、友達や家族、同僚や上司にも甘えられず、「可愛げのない奴だな」などと言われているのかもしれません。
「できれば人に頼りたくない」とか、「自立していたい」という気持ちもわかりますが、必要なときは思い切って甘えてみてください。
しっかりした女性に甘えられたときほど、男性は嬉しいものですから。
言い方が適切でないかもしれませんが、強い人からのヘルプは貴重なもの。
俺の助けなど必要ないと思っていた女性から頼られたら、男性は必ずグッときます。
ミラクリから一言
男って、基本的に女性から頼られるのが好きなんでしょうね。