人間関係において、「可愛げ」は大切ですよね。
見た目は至って普通なのに、なぜかモテる。
そこまで美人というわけではないのに、2〜3分話をするだけでファンになってしまう。
そのような女性は、ほぼ例外なく可愛げを持っています。
でも、可愛げとは具体的にどういうことなのか、イマイチわかりづらいですよね。
また、どのような態度をしていると、「可愛げがない」と言われてしまうのでしょうか?
そんなわけで今回は、可愛げのない女性の特徴を解説します。
あわせて可愛げを身につける方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
「可愛げ」の意味
可愛げとは、具体的にどういうものなのでしょうか?
その意味を調べてみると、「かわいいところがあること。また、そのさま。」と明記されています。
もう少しわかりやすくいうと、「人間的な魅力」ということになるでしょう。
可愛げは、そのまま人間的な魅力になる
可愛げは、そのまま人間的な魅力になります。
女性で言えば、可愛らしくてチャーミングなこと。
男性で言うと、人の懐にスッと入れるような天性の能力ですね。
周りの人をよく観察してみてください。
人気のある人は、ほぼ例外なく「愛すべき性格」を有しているはずです。
可愛げと「媚び」は違う
勘違いされやすいことですが、可愛げと「媚び」は違います。
可愛げのある人のことを「媚びている」と揶揄する人もいますが、多くの場合それは間違いですね。
人に気に入られようとする「あざとさ(打算)」がある時点で、それは可愛げにはならないからです。
可愛げは人間の内側からにじみでるものであり、意図的に演出できるものではありません。
可愛げのない女性の特徴
では、可愛げのない女性とは、どのような人なのでしょうか?
自分自身にその自覚がある方はドキッとするかもしれませんが、できるだけ赤裸々にまとめてみます。
男性の間でよく言われる可愛げのない女性の特徴は、こんな感じです。
プライドが高く、人を頼れない
可愛げのない女性は、プライドが高く、人を頼れません。
「人に頼ったら負け」とか、「男に借りを作りたくない」のような、よくわからないこだわりを持っているからです。
困ったときに人を頼れず、思い悩んだときに人に相談できない女性には、なかなか人が寄り付かないでしょう。
「自分で何とかできる人」と思われているフシもあるかもしれません。
過剰なプライドは、人を遠ざけます。
無愛想
可愛げのない女性は、愛想が良くありません。
笑顔が少なく、挨拶もままならないので、なかなか人に理解されないでしょう。
これは女性に限りませんが、朝の挨拶をちゃんとするだけでも好感度は上がりますからね。
無愛想な人に可愛げを見出すのは、とても難しいことです。
態度が偉そう(上から目線)
態度が偉そうなのも、可愛げのない女性の特徴です。
いわゆる「上から目線」の物言いは、男性から疎まれ、嫌悪されるでしょう。
それなりの立場(役職)にいるなら、ときには威厳を示さなければならないときもあるでしょうが、やはりそれだけでは人が離れてしまいます。
男女問わず、周囲から愛される人は、謙虚なあり方が身についています。
素直に謝れない
可愛げのない女性は、素直に謝れません。
たとえば仕事で失敗をしたときに、すぐに誰かのせいにして、自分の責任を認めようとしない。
あるいは威勢よく人の責任を追求していたのに、それが間違いであることが判明しても謝罪できない。
彼氏と喧嘩したあと、「さっきはごめんね」と素直に言えないのもそうですね。
素直な気持ちを表現できない人は、可愛げとは無縁です。
感謝の気持ちを伝えることができない
謝罪ができないのと同様に、感謝の気持ちを伝えられないのも可愛げのない女性の特徴です。
たとえば男性からプレゼントをもらったときに、「ありがとう」が言えない。
気の利いたお店で食事をごちそうしてもらったときに、「美味しかったです」と言えない。
そのたった一言を飛ばしてしまう女性は、人から誘われなくなるでしょう。
奢りがいがないからです。
すぐに専門家ぶる(男って〜など)
すぐに専門家ぶって語りはじめるのも、可愛げのない女性の特徴です。
たとえば「男って〜」とか、「仕事って〜」から持論を展開するようなことですね。
もちろん何かを論じるのは自由ですが、他者の意見の入り込む余地がない勢いで語るのは良くない。
多様性を認めるべきところで、「私が正解」というような顔をして意見を押し付けると、人に疎まれるでしょう。
完璧すぎて隙がない
可愛げのない女性は、完璧すぎて隙がありません。
たとえばこんな人を見たことがないでしょうか?
誰もが認める美人(イケメン)で、仕事もできて、おしゃれで、ポジティブで、気配りもできて、優しくて、ユーモアもあるのに、なぜか恋人ができない人を。
これはあまりにも完璧すぎるがゆえの弊害です。
相手にコンプレックスを感じさせるほどの完璧さは、人間関係の重荷になります。
人に対して心を開かない
可愛げのない女性は、人に対して心を開きません。
たとえば無愛想な女性のように、あからさまに心を開く気がないタイプもいますが、一見は社交的なのに、明らかに「壁」のあるタイプもいるでしょう。
楽しく会話をしているはずなのに、なぜか心理的な距離感が縮まらないような女性ですね。
実は本音で話していないのですから、相手が距離を感じるのも無理はありません。
可愛げのある女性の特徴
では、逆に可愛げのある女性には、どのような特徴があるのでしょうか?
主なポイントをまとめてみました。
- 些細なことで喜び、笑う
- 人の長所を見つけるのが得意
- 自分の弱みを見せられる
- ツッコミどころがある(天然)
- 褒め上手
- 人を信頼し、頼れる
- そのときの素直な感情を言葉にできる
- 気配り(気遣い)に長けている
- 甘え上手
- 人懐っこい
当然ながら、可愛げのない女性の真逆ですね。
よくホステス(ホスト)の世界でも、「ナンバーワンになる人は、飛び抜けて美人(イケメン)というわけではない」と言われます。
でも、ナンバーワンになる人は、2位以下に圧倒的な差をつけてトップになることがほとんどなのだとか。
これも「可愛げ」のなせるわざなのでしょう。
容姿やスタイルの勝負なら、いつか他の人に取って代わられますが、可愛げはその人しか持ち得ないものだからです。
強がりで、プライドの高い女性が可愛げを身につける方法
では、どうすれば可愛げを身につけることができるのでしょうか?
強がりで、プライドが高くて、人を頼れない女性が、可愛げを手に入れることはできるのでしょうか?
主なポイントを男性目線でまとめてみました。
完璧主義をやめる
可愛げを身につけるためには、完璧主義をやめること。
容姿端麗で、スマートで、仕事ができて、おしゃれで、性格がいいのはたしかに素晴らしいことですが、愛すべき「隙」がなくなるからです。
ときにはポカミスもするから、人間的な味がでる。
ときに弱さを露わにし、悩みを吐露するからこそ、「この人の側にいたい」と思われるのです。
意識の高い女性ほど理想に向かって努力し続けるでしょうが、あまりにもストイックすぎると近寄りがたい存在になります。
ダメなところはあっていい。
いや、あったほうがいいのです。
完璧主義を改善する方法は、次の記事で。
男性と競うのをやめる
女性が可愛げを身につけるためには、男性と競うのをやめること。
たまに「男に借りを作りたくない」とか、「男には絶対に負けない」という女性がいますよね。
その心意気は否定できませんし、女性が何かで結果を出すためには、それくらい強烈な競争意識が必要なのも事実だと思います。
ただ、そもそも論でいうと、男性と女性は違う生き物ですから、競う必要はないはず。
男性にはない、女性特有の強みがちゃんとあるのですから。
自分にとっての「女性らしさ」を今一度考えてみてください。
他者との競争をやめるためのアプローチは、次の記事で紹介していますよ。
人を頼り、人を助ける
女性が可愛げを身につけるためには、人を頼り、人を助けること。
困ったときは人に頭を下げて協力をお願いし、困った人を見かけたら積極的にサポートしてください。
人間関係は「持ちつ持たれつ」が基本です。
自分一人で生きているかのような雰囲気を醸し出していると、いつまで経っても人に愛されることはありません。
「困ったときはお互い様」という精神で、人と関わっていきましょう。
自分の弱さやコンプレックスをオープンにする
女性が可愛げを身につけるためには、自分の弱さやコンプレックスをオープンにすること。
これは「可愛げがない」と言われる人にとってハードルの高いことだと思いますが、勇気を出してください。
思わず助けたくなるような人は、自分のダメなところをオープンにしているはず。
人が人に魅力を感じる瞬間は、「強さ」を垣間見たときよりも、「弱さ」が露になった瞬間だと思います。
自分が思っているよりも、周囲はあなたの弱さやコンプレックスを受け入れてくれるでしょう。
約60%の男性が彼女や奥さんに「可愛げ」を求めていることが判明
「女性は可愛げが大事」とよく耳にしますが、それは本当なのでしょうか?
男性は女性の可愛げや愛嬌をそれほど重要視しているのでしょうか?
ここで「株式会社サンシャインシティ」が行ったアンケートを紹介します。
22歳〜34歳の働く男性(177名)にアンケートを取ったところ、女性に求めるのは次のようなものだそうです。
本命の彼女や奥さんに一番求めるものは何ですか?
- 可愛げ:57.1%
- 顔が美人:18.6%
- 頭の良さ:10.2%
- 抜群のスタイル:5.1%
- 高収入:1.1%
- その他:7.9%
引用元:サンシャインシティ
なんと「可愛げ」が断トツトップですね。
さらに「本命の彼女や奥さんには、可愛げのある女性であってほしいですか?」と質問したところ、71.2%の男性が「そう思う」と回答したそうです。
男性は、女性が思っている以上に可愛げに着目しています。
婚活や恋愛を理想通りに進めるためにも、ぜひ可愛げを磨いてくださいね。
可愛げのある人になりたければ、素直になること
今回は女性の可愛げについて解説していきましたが、可愛げが大切なのは男性も同じです。
プライドが高く、隙のないような人は、なかなか人に好かれませんからね。
逆に可愛げのある人は、上司(先輩)の懐にスッと入り、「ダメな奴だな〜」などと言われながらも愛されるでしょう。
可愛げのある人になりたければ、素直になってください。
人間の真の魅力が表れるのは、「弱さ」や「欠点」なのですから。
ミラクリから一言
可愛げさえあれば、生きていける。