何気ない一言で深く傷ついてしまった経験はありませんか?
そのセリフを言ったほうは無意識でも、言われたほうは忘れられない。
とくに気にしている容姿やコンプレックスのことを鋭く突いたセリフは、いつまでも忘れられません。
今回は、親、友達、異性などから言われた忘れられないセリフをまとめてみました。
ここで紹介する言葉はどれも強烈なので、言われた本人は深く傷ついたことでしょう。
逆にいうと、それらの言葉を無意識に発してしまうと、人から嫌われて孤立してしまいます。
良好な人間関係を築くためにも、発言には細心の注意を払っていきましょう。
言われて傷つく言葉の特徴
人はどんなことを言われたときに傷つくのでしょうか?
言われて傷つく言葉の特徴をまとめてみました。
- 容姿
- 性格
- コンプレックス
- 人気
- 幸せ
- 育ち(家庭環境)
やはり気にしていることを突かれたときに傷つくようですね。
言った本人に悪気がなかったとしても、言われたほうはたまらない。
不意の一言で人間関係が崩壊してしまうケースを、ぼくは何度となく目にしてきました。
人に言われて傷ついた言葉
次に、人に言われて傷ついた言葉を紹介しますね。
ぼくが言われた言葉を中心に、周囲の人にもヒアリングしながらまとめています。
ここで紹介するセリフは、誰でも一度は言われた、あるいは言ってしまった経験があるかもしれません。
- (身長が)でかいね
- (体が)大きいね
- 根に持つ性格だよね
- 悩み無さそうだね
- 笑った顔が気持ち悪い
- すっぴんは顔面凶器だね
- 髪の毛が薄いね
- きもっ
- お先!(結婚、彼氏ができたときに)
- どうせ暇でしょ?
- 育ち悪そうだよね
やはり先ほど紹介した「容姿、性格、コンプレックス…etc」に該当していますね。
なかには「きもっ」のような直球の一言で深く傷ついた人もいるようです。
悪気なく言ってしまわないように、くれぐれも注意していきましょう。
親に言われて傷ついた強烈な一言
次に、親に言われた傷ついた強烈な一言を紹介しますね。
親子関係においても、忘れられないセリフはあるようです。
とくに印象に残ったものをまとめてみました。
- あなたの努力不足でしょ?
- めんどくさい人間になったね
- 子育てに失敗したかなぁ
- 私に似ているとは思いたくない
- あなたに友達ができるわけがない
- お前なんか産むんじゃなかった
- だからB型は嫌い
- (失敗に対して)それがお前の実力だ
- 期待していないから
- お兄ちゃんは可愛いけれど、あんたは可愛くない
- 小さい頃は可愛かった
親から言われた言葉に共通しているのは、「味方になってくれなかったことへの失望」があることです。
厳しい状況にあるときは、誰しも母親に甘えたいとか、父親に励まして欲しいと思うものですから、そこで突き放されるようなセリフを言われるとショックですよね。
愛のある突き放しならまだしも、「お前なんか産むんじゃなかった」のようなことを言われたら絶望すると思います。
ぼくもそうですが、子育て中の人はくれぐれも注意していきましょう。
友達(親友)が言い放った何気ないセリフ
友達の何気ない一言で傷つくこともありますよね。
それが「親友」から言われたものなら、ショックは10倍くらいになると思います。
印象的な言葉をまとめてみました。
- 結婚できそうにないよね
- はやく死んで〜
- 友達だと思ってないよ
- 子供がいないあなたは一人前じゃない
- 笑わないほうがいいよ、きもいから
- 性格なおしたほうがいいよ
- お前のほうが先に幸せになるなんて予想外だった
- 悲劇のヒロインぶってるよね
- ◯◯さんが悪口言っていたよ
- あんたと遊んでいるせいで彼氏ができない
親友とは、お互いを認め合い、信頼し合い、尊重し合う関係ですが、実はそうではなかった、ということがわかるセリフですね。
親友だと思っていたのに、実は嫉妬されていた、陰で悪口を言われていたというのはよくあることです。
「敵は身近にいる」という言葉もありますが、親友が敵だとわかったら立ち直れないくらいショックだと思います。
異性から言われた忘れられないセリフ
次に、異性から言われた忘れられないセリフを紹介します。
異性を強く意識する思春期はもとより、大人になってからも異性の言葉は強く印象に残りますよね。
褒められたら嬉しいですし、逆に批判されたら深く傷つくと思います。
印象的な言葉をまとめてみました。
- 兄弟(姉妹)は可愛いのに、君は残念だね
- 爬虫類に似ている
- なんか無理
- ゆとり(世代)だね
- 色気がない
- これの美味しさ、わかる?
- 妹(弟)みたい
- 可愛くないなー
- 能天気でうらやましい
- 早く彼氏(彼女)作りなよ
異性から容姿のことを指摘されて傷ついた経験は、おそらく誰にでもあるでしょう。
また、恋愛関係になりたい異性から、「早く彼氏(彼女)作りなよ」というようなことを言われたときも深く傷つきますよね。
遠回しに「あなたはタイプじゃない」と言われているのですから。
要注意!元カレ(元カノ)と比べないこと
元カレ(元カノ)と比べられたことで傷ついた経験のある人も多いようです。
おそらく言った本人には悪気がないのでしょうが、言われたほうは結構つらいみたいですよ。
次のようなセリフを言われたときに、明らかに以前の恋人と比較されていることがわかるのだとか。
- あれ? ここ感じない?(行為の最中に)
- そっか、◯◯はパスタ好きじゃないんだ
- 今までの彼女(彼氏)の中で一番いい
- 前の彼女に比べて母性がある
- 元カレより優しい
- 結婚向きの男性だね
- 女を知らないね
言葉自体は大して強烈ではありませんが、明らかに「他の誰か」と比べられていることがわかりますよね。
無意識に言ってしまわないように、注意したいところです。
彼氏(彼女)に言った、言われた最悪の言葉ランキング
一般的に、どのようなことを言われたときに人は傷つくのか。
その傾向を見ていきましょう。
ここではアニヴェルセル総研が2013年に行った「交際相手に言った、言われた最悪の言葉」という調査を引用します。
ちなみにこの調査は、首都圏・関西圏の20歳~37歳男女、1,400名を対象に行われました。
男女が言われて傷ついた言葉
まずは「交際相手に言われて傷ついた言葉」を見ていきましょう。
*男性(が言われて傷ついたセリフ)
- 1位:うざい、顔もみたくない
- 2位:一緒にいても面白く無い
- 3位:好きだけど別れよう
- 4位:大事にされていない、優しさが足りない
- 5位:男としてありえない
*女性(が言われて傷ついたセリフ)
- 1位:容姿が悪い、太ってる、痩せたら?
- 2位:将来・結婚が考えられない
- 3位:嫌いになっちゃった・好きじゃなくなった
- 4位:一緒にいても楽しくない、合わない
- 5位:もういいよ、勝手にすれば
引用元:アニヴェルセル総研
やはり容姿のこととか、性格的なことが多いですね。
また、「大切にされていない」「嫌いになっちゃった」という言葉も強烈です。
喧嘩で感情的になっているようなときでも、これらのセリフは避けたいですよね、絶対に。
思わず言ってしまった傷つける言葉
次に「交際相手に言ってしまった傷つける言葉」を見ていきましょう。
*男性(が言ってしまったセリフ)
- 1位:デブ・太ってる・痩せたほうがいいよ
- 2位:ブス・かわいくない・不細工
- 3位:疲れた・一人のほうが楽
- 4位:興味ない、どうでもいい
- 5位:もういいよ、勝手にしろ
*女性(が言ってしまったセリフ)
- 1位:大嫌い、嫌い、好きじゃない
- 2位:勝手にしろ、どうでもいい
- 3位:一緒にいても楽しくない、合わない
- 4位:気持ち悪い
- 5位:役立たず、使えない
引用元:アニヴェルセル総研
やはり容姿や性格、好き嫌いにまつわるセリフが多いですね。
どんな状況であれ、パートナーを傷つけないように注意していきましょう。
夫婦関係についても同様です。
傷つきにくい人間になるために大切な2つのこと
最後に、傷つきにくい人間になるために大切な2つのことを紹介しますね。
心も筋肉と同じで、鍛えられば鍛えるほど強くなるものですから、ストレスに負けない自分を作っていきましょう。
ストレス耐性(ストレスに強くなること)
傷つきにくい人間になるために大切なのは、ストレス耐性をつけることです。
ストレス耐性とは、ストレスに対する抵抗力のこと。
別の言い方をするならば、「精神的なタフさ」ですね。
メンタルがタフになれば、多少ひどいことを言われたくらいで傷つくこともなくなります。
もしかすると、その場で言い返すくらい強くなれるかもしれません。
スルー力(うまく受け流す力)
次に大切なのは、スルー力を身につけることです。
スルー力とは、ストレスの原因になるような出来事をうまく受け流すこと。
正面から受け止めすぎず、適度に楽天的になることでもあります。
たとえば「太ってるね!」と言われたときに、「ですよね〜〜笑」と返せるようになったら、受け止め方が180度変わりますよね。
スルー力を高めることは、自己肯定感を高めることにもつながります。
ミラクリから一言
心ない言葉に負けるな!