会社勤めの時は経営者の考え方がコロコロ変わることに辟易し、「言ってたことと違う」「朝令暮改は悪」「一貫性がない」などと批判もしていたものです。でも、いざ独立してみると自分の考えがコロコロ☓100 変わるじゃありませんか・・。
これはなぜでしょうか??さ、全力で正当化しますか。笑
経営者と労働者では、視点と情報量が違う
良い、悪いの問題ではなく「立場の違い」です。
経営者は「会社全体のこと」と「事業の未来」を考える必要があり、必然的に広い視点で情報を集めることになります。事業、会社、未来を複雑に絡ませながら、周りにいる経営者のブレーンや社員たちから有力な情報をつかみ、意思決定をしていくのです。
逆に労働者は、自分に任されたエリアの情報を「深堀り」していくところに違いがあります。
朝令暮改ではない経営者は、進化してない証拠
事業によっては腰を据えて、一貫性を持ってやるときもあるでしょう。
しかし勝負をかけている以上はチャンスを掴むために、日々有力な情報を得ておく必要があります。その結果として昨日は「右だ!」と言っていたことも、翌朝には「左だ!」と言うことだってあるのです。(それに不満を持つ人が多いとすれば、意思決定のプロセスを細かく説明しない人が多いのでしょう笑)
逆に言えば有力な情報を掴んだにもかかわらず、そのまま「右だ!」と言い続ける経営者は無能とも言えます。
引用元: Fonds d'écran Jeff Bezos : tous les wallpapers Jeff Bezos.
Amazon経営者:ジャフ・ベゾスの言葉
「常に正しい人たちというのは、自分の意見をよく変える人たちだった」
「一貫性は美しい」と言われますが、少し間違っている部分があるように思います。
大元の「ビジョン」が一貫していれば、そのための手段は日々変わっていくもので、この手段にまで一貫性を求められると会社としては厳しいです。
言うことがコロコロ変わる経営者についていくのはとても大変ですが、会社内でビジョンが共有されていれば、厳しい変更を強いられても乗り越えられます。
あースッキリした。
今回のミラクリ:未来へのヒント
・「会社全体のこと」「事業の未来」を考える経営者の考えがコロコロ変わるのは当然
・有力な情報を掴んだにもかかわらず、意思決定できない経営者は無能
・会社内でビジョンが共有されていれば、厳しい変更を強いられても乗り越えられる