ぼくのように社交的からはほど遠い人間からすると、気さくで、愉快で、気配りがマメで、誰とでも仲良くなれるような「人たらし」は羨ましいんですよ。
実は、以前にそうなろうと努力したことがあります。
結果は想像通りでしょうが、はい、すぐにしんどくなって断念しました…(笑)
ぼくの知り合いには、ほとんど完璧な人付き合いをする「人たらし」が何人かいます。
でも、取材してみると、彼らにも悩ましいところがあるらしく、それは「孤独を感じている人」にとっては希望のある内容でした。
長いお付き合いでは、「一番」になれない寂しさがある
とくに飲み会の席などで…。
「人たらし」は、見知らぬ人ともすぐに仲良くなったり、初対面の人でも帰る頃には”マブダチ”のようになっていたり、その人脈術というか、コミュニケーション能力には舌を巻くばかりです。
結局は「場数」がモノを言うのは理解していますが…
それでも無理で、あんな感じにはなれないなぁ…といつも感じていました。
でも、長いお付き合いでは、相手にとっての「一番」になれることが少ないそうです。
「友だち、知り合いが多い」は、表面的なこと
もしかしたら、ぼくたちは表面的な部分しか見ていなかったのかもしれません。
確かに彼らの周りには人が集まります。
でも、それがイコール「質の高い人脈か?」と言えば、そうではない。(*「質の高い人脈」とは、困ったときに無条件に助けてくれたり、こちらも無償の愛情を注げるような関係のことです。)
名刺の数、LINEの登録数、メールの数、飲み会の数
「数」だけを見て「彼らはすごい人脈がある」というのは、ちょっと違う。
「遊び相手」は、決して「夫」になれない
一緒にいて刺激的な「遊び相手」のことを、「結婚して夫にしたいか?」と言えば、そうではないはず。
いつも笑顔だけど、本心が見えない…
みんなに優しい…
浮気される可能性がある…
一番(最愛)の人に位置づけようとした瞬間に、「楽しい」以外のあらゆる要素が見えてくるはずです。
仕事でもプライベートでも、長いお付き合いをする人は、あらゆる面で「安定感」があり、だからこそ安心して付き合えるし、だからこそ長く一緒に過ごせる相手は貴重なのでしょう。
発揮できる「愛情の量」は決まっている
話を聞いた男性を見ながら感じたのは…
「発揮できる愛情の量は、だいたい決まってるんじゃないか?」ということでした。
「人付き合い」 2つのタイプ
多くの人に、少しずつ愛情を届けるタイプ
身近な人に、大きな愛情を注ぐタイプ
ぼくは後者なんでしょう。
愛情を注げているのか?は、ビミョーだけど(笑)
参考:たった1つだよ…。「いつも機嫌がいい人」になるための極意は。
身近な人だけを、大事にする生き方もある
「友だちが多い、少ない」「顔が広い、狭い」
これはかなり表面的なことなのかなぁと。
だってビジネス界で、よく聞くじゃないですか!?
「おれは◯◯さんと知り合いだ!」とか、「◯◯にはおれの名前が効くから!」とか、そして蓋を開けたら「だれ? その人…」みたいなことに(笑)
友だちが少なくたって…
本当に大事な人に向けて愛情を注げたらそれで良いんじゃないでしょうかね。
ぼくもたくさんの本を読みましたよ。
「人脈術」とか「人たらしの極意」とか、でも無理でした(笑)
もっと身近な人を大事にしよ~かなと。
ミラクリから一言
「負け惜しみ」みたいになってるけど…w