気持ちに余裕がないときって、「他人を攻撃したくなる病」にかかりませんか?
最近ちょっと仕事が立て込んでいまして、気持ちに余裕がなかったんですよね。誰かの言葉を過剰に重く受け止める、逆に誰かにキツい言葉をぶつけてしまうなど、良くないなぁと思いつつ、仕事の忙しさにかまけて放置してしまうと、どんどん病が悪化することは分かっています。
一週間ほど心に余裕がない時期が続いたので、思い切って改善を試みました。
気持ちに余裕がない… 他人を攻撃したくなるとき
ぼくの気持ちに余裕がなくなるときは、だいたい4つの原因があります。
仕事が忙しい
今はコレですね。
仕事が忙しくて、納期や時間に追われていると、心が殺伐としてきます。人と会話することが減り、気分転換をする時間も確保しない。すると睡眠中も脳が働いてしまい、仕事の夢を見るような状態に陥るんですよね。眠りが浅くて体が回復しません。
良くない、良くない。
本当に良くない。
お金に困っている
いまはフリーランスとして独立して働いているので、お金への不安を抱えることもあります。
売上が足らない、利益がイマイチ、月末の支払いで現金がごっそり出ていくなどなど、「このままで大丈夫なのか?」と思うことは頻繁にあります。独立して仕事をする以上は、常に収入と支出、経費、仕入れ、税金と向き合うことになるため、稼ぐ金額が増えても同じことだと思いますね、なんとなく。
会社員時代はそれほど気にしていなかったことと、日々向き合っています。
誰かに辛辣な言葉で批判された
こうしてインターネットで自由に発信していると、自分が書いたブログに対して「クソ記事!」みたいな言葉が飛んできたり、つい先日も思いつきのツイートに対して「自分に酔っているナルシスト」みたいなことをTwitterで言われてしまいました。
たしかに、そうかも(笑)
言われる方にも原因があるのは事実で、自分でも無意識のうちに言葉がキツくなると、それを受け取った人が「なんだ、コイツ?」と思ってしまうのかもしれません。ぼくは文章を書くライターの仕事をしているので、自分の心境がそのまま表現にあらわれることがあり、いつも注意をしています。
原因不明の憂鬱さ
何となく憂鬱な気分になったり、なにか原因(不安要素)があるわけでもないのに、なぜかやる気がでないときもありますよね。朝起きたときに「どよ〜〜ん」としているというか。
ぼくはうつ病経験者で、気分の浮き沈みが激しい”躁鬱症状”があると自覚しています。原因不明の憂鬱さがわいてきたときには、運動をしたり、思い切って昼寝をするなど、気分をリフレッシュするための自己管理には力を入れています。
うわっ…私の心、余裕なさすぎ…!?
心に余裕がなくなるときは、前述の4つのケースがあります。
どれかに該当するときもあるし、ひどいときには全てが当てはまるときもあるので、注意が必要ですねぇ。しかも自分に余裕が無いことは自覚できないもので、余裕の無さに気づくきっかけとなる習慣や、指摘してくれる人の存在はありがたいもの。
ときには「お前は馬鹿か!?」みたいな心ない言葉でさえも、気づくきっかけにはなります。
嫌だけど…(笑)
精神的に落ち込んでいるときの特徴
- 人に対して攻撃的になる
- 悪口・不満ばかり言いたくなる
- 批判的な気持ちが芽生える
- 時間さえあればネットサーフィンをしてしまう
- 自分と他人を比較する
こうして見ると、何ひとつ良いことないですね(笑)
さっさと解決しちゃいましょー!
心に余裕を持つための方法
一週間ほど気持ちに余裕がないときを過ごしたため、いくつかの対策をしました。すると驚くほど気持ちがすっきりして優しい気持ちになれたので、その方法をご紹介します。
いつもより仕事を頑張る
ぼくは力には力で対抗するタイプ(笑)
気持ちに余裕がないときには、起こるはずのない不安な未来を想像したり、誰かに対して嫉妬、妬み、恨み、怒り、自分に対しては絶望、落胆などを感じてしまうものです。
そこで!
いつもはライターとして一日あたり10本の原稿を書いていますが、朝から晩まで休憩なしで文章を書き続け、20本の原稿を納品しました。2倍の仕事量をこなすためにはうだうだと余計なことを考える暇がなくなるため、一日を終えた頃には「あれ?俺は何を悩んでたんだっけ?」という状態になりました。
仕事だけに集中することで、あらゆる雑念を排除できるのかもしれません。脇目もふらずに仕事に熱中することで”動的瞑想”のような状態になり、脳がすっきりするのでしょうね。
まずは人に優しくする
近所に住む父親が散歩がてら遊びに来たので、肩をマッサージしました。父親はここ一年ぐらい体調を崩しているので心配しているのですが、回復を手伝うようなことは何もしてきませんでした。
それどころか「なぁ、今日は肩揉んでくれる?」と言われたら「めんどくせぇな」ぐらいに思っていましたね。やはり自分に余裕がないときは他人に優しくすることはできないんですよ。それが両親・家族であっても。
15分ほど父親の方を揉んでいると、「あぁ、なんで今までこうしてこなかったんだろう」という自省にもつながりました。体調不良が続いていた父親が、翌朝は驚くほどすっきりと目覚めたことを喜んでいた…それは母親からのメールで知りました。
泣ける。
悩める知人に連絡した
自分の周囲に「最近この人から連絡がないけど元気かな?」とか、知り合いのブログやSNSの更新が止まったことで「何か事故にでもあったのだろうか?」と心配になる人はいませんか? 「しんどい」「キツい」「辛い」と言葉にできるときはまだマシで、本当にしんどい人は誰かに助けを求めることすらできないもの。
思いついた人が二人いたのでメールしてみました。
一人はすぐに返事が返ってきまして、「最近いろいろありすぎるんだよ…。」とのことでした。ちょっと会話をしただけですが、相手の状況を知ることができただけでも良かったです。もう一人は既読スルー(笑)でしたが、何となく元気そうな様子を感じました。
まずは人に優しくすること。
インターネットを遮断した
インターネットは中毒性があるんですよ。
ぼくはネットをフル活用して仕事をしているし、書いた文章もインターネットメディアに投稿されることが多いわけですが、精神的に余裕がないときほどSNSにハマってしまいます。
本当は時間がないのに、いつまでもダラダラと見続けてしまったり、Googleで疑問点を検索するつもりが関係ないコンテンツを読み続けてしまうなど、いわゆる”ネットサーフィン”をし続けてしまうんですよね。
周囲の人を見ても同じです。
精神的に余裕がない悩める人には「ネットから離れなよ?」とアドバイスをしますが、「分かった!」とは言うものの、その後の様子を観察してみるとTwitterやFacebookを更新していて、おいおい・・・と思うことがあります(笑)
SNSからはログアウトして、スマホからアプリを削除して、自分の精神を蝕み、時間泥棒になるものからは距離をおきました。この効果はとても大きくて、数日もすると「なんであれだけの時間をネットに割いていたのか?」その理由すら分からなくなります。
気分が落ち込んだときほどネット断食はおすすめです。
不快なコンテンツやアカウントをミュート
インターネットの世界には過激な極論で主張する人も多く、「この人の言葉はキツいな…」と感じることも少なくないはずです。何かを批判して意見の正当性を高めようとする行為は、見ていて気持ちが良いものではありませんからね。
ときには「あなたはそのままで良いんだよ…」みたいな優しいコンテンツに対しても、「お前に何が分かる!」と思ってしまうことも…こうなるともはや末期症状ですよね(笑)
気持ちに余裕がないときは、攻撃的になります。
自分でも同じことをやりそうになったり、誰かを揶揄するような文章を書いてしまったりするんですよ。
「嫌いな人ほど気になる」「嫌いなものほど見てしまう」のが人間の常ですから、自分にとって不快だと感じるようなコンテンツやアカウントは思いきってミュートしました。これでもう見なくて済むし、自分の心が激しく揺さぶられるようなこともありません。
ゆっくりと歩き出そう。
精神的に未熟で人間的に不完全なくせに、フリーランスとして独立しているので、自己管理には気を配っています。自分の気持ちに余裕がなくなり、仕事が手につかなくなることは死活問題ですからね。
おかげさまで元気になりました。
まぁ生きていれば辛いこともあるし、気分が落ち込むこともあるし、人間関係をこじらすこともありますので、そんなときの参考になればうれしいです。
そして、ぼくがメールした二人にも、早く元気になって欲しいです!
ミラクリから一言
さぁやるでー!