ぼくは、なぜかいつも「何かに怯えてしまうクセ」があります。
元々が心配性なのか、細かいことですぐに不安を感じたり、ちょっとしたトラブルがあったら「これをきっかけに何かデカイことが・・・」なんて怯えてしまうので、すごく面倒に感じています。(自分のことのくせに・・・)
仕事のトラブルに怯えた話
先日仕事上でちょっとしたトラブルがありました。
二日前に依頼されていた商品をクライアント宛に発送したんだけど、それがクライアントの手元に届いた時にちょっと破損してたらしく、夜中の三時ぐらいにメールが来てた。
普通ならそんな時間に起きないんだけど、たまたま目が覚めた時に時間を確認しようとしてスマホを手にとったら、そのメールが目に入った。
そしたらそっから1時間ぐらい寝れなくなったんですよ…。
ずっと何かに怯えてきた…。
学生時代にスポーツやってた時も、レギュラー争いとかの競争に怯えてたし…。
仕事はじめてからも、業績とか、評価とか、同僚からの評判とか、競争とか、仕事のクオリティとか、クレームとかに怯えてたし…。今こうして考えてみると「え??何か??」みたいに堂々としてたことがなかった気がするわwww
男のクセに恥ずかしいです。
ぼくは見た目は淡々としてるから、よく人に「冷静だね」って言われる。
でもこうして文字に書き起こしてみると、いつも何かに怯えてるのは事実だし、強く認識したのは今が初めてだと思います。
なぜそんなに怯えてしまうのか?
さっき書いた怯えてたモノたちをまとめて書いてみる。
「レギュラー争いの競争、業績、評価、評判、競争、仕事のクオリティ、クレーム」
本当にこれが怖かったのだろうか?
ちょっと待てよ!
「レギュラー争いの競争、業績、評価、評判、競争、仕事のクオリティ、クレーム」
これって実は「自分ではどうしようもない」ことだよね…。最良の結果を求めるためのプロセス(努力)は自分でコントロール出来ても、その後のことはどうしようもないハズだ。
競争、業績への怯え
競争に勝つために最大限の努力はできるけど、最終的に勝てるかどうかは自分で決められない。だってオーマイガッ!!って言いたくなるほど相手が絶好調かもしれないし、その一方でいきなり自分のクライアントが絶不調になるかもしれない。世界大恐慌が訪れるかもしれないしね。
評価、評判への怯え
これも自分でコントロールはできないよな。だって出来るだけ多くの人に好かれたいと思って媚びへつらっても、「あの人ってイイ人だね!」って言う人もいれば、「あの人ってさ、当たり障りないよね」って言う人もいるし、「あの人のゴマすり加減には虫唾が走るぜ!」って言う人もいるはずなんだよ。
仕事のクオリティ、クレームへの怯え
これも評価、評判と似てる。
自分でできることを最大限やることはできるけど、それが人の目にどう映るかは別問題だ。
自分にとっては100点の仕事が相手には2点の場合だってある。良かれと思ってやったことが、クライアントの意向に反しててクレームになることもある。納品とかに関して言えば、発送まではパーフェクトでも運送会社さんがミスるかもしれないしね。
こんなこと、今までの仕事人生でもたくさん経験してきたことじゃねぇか。
むしろ人よりもたくさんミスってきたし、ゲェってなりそうなクレームも受けてきただろ!
自分ではコントロール不可能なことを考えるから怯えるんだ!
これらに共通することは、自分ではどうしようもないことを、どうにかしようとしてるってことだ。
言い換えると「予想してもしょうがないことを予想してる」ってことです。
だって自分以外の部分で何が起こるかなんて予想できないし、経験からある程度想定は出来たとしても、本当にそうなるかは分からない。だから実はそんなこと考えるだけ無駄なんだよ。
そう、無駄なんです!
結局は「今」と「自分」に集中するしかない
この対策は1つしかありません。
いつも何かに覚えてしまう原因は、自分の意識が「他者」や「未来」に行ってて「自分」と「今」に集中できてないことにある。考えても無駄なこと、決して予想できないことを考えて、どうにかしようとするから不安は増大し、怯えることが分かった。
じゃあ裏を返せば「自分」と「今」に集中することができれば怯える必要はなくなるんだよな!
ただし自分のビジョンは大事に!
じゃないとゴールのないマラソンをひたすら全力疾走することになります。
自分のメンタルとは無関係にクレームやトラブルはきっと起こります。
じゃあ自分のメンタルが「自分」と「今」に集中できるように改善されたとしても、クレームやトラブルは無くなるのかというとそうではないんですね。
他者と関わっている以上、仕事をしていれば今までと同じようにきっとトラブルやクレームにも見舞われる。そう、絶対に起こるんだよ。でも自分のメンタルを良い状態に保っていれば、トラブルやクレームに対する対処も前向きなものになれるだろうし、そもそもそれを「トラブル」「クレーム」と定義しないかもしれない。クライアントと信頼を深める「一世一代の大チャンス」って考えるかもね。
まとめ:ビジョンを持ちながら今と自分に集中すれば、人生を豊かにできる
どんな天才が考えても予想できない未来や、他者のことに頭を使って怯えるなんて人生がもったいない。でも自分が目指す未来(ビジョン)を見据えながら、「今」と「自分」に集中すれば人生は豊かになるハズだ。
「自分」に集中しろと言われたらなんだかアレルギーを感じる人もいると思う。
でもここで言う「自分」というのは決して「利己的になれ」という意味合いではなく、「自分がコントロールできることだけに集中しろ!」って意味ですからね!
ミラクリから一言
サ・ヨ・ナ・ラ、考えてもしょうがないこと・たち。予想してもしょうがないことたち。
おれは今日強くなった。