「禁煙したら肌が綺麗になった」
そんな話を聞いたことは無いでしょうか?
たばこを止めたことで美肌になるかどうかは人によりますが、少なからず影響があるのは間違いないでしょう。
たばこには、ニコチン、タール、一酸化炭素といった有害物質が含まれているからです。
ちなみにぼくは禁煙してから「肌が綺麗になった」「シワがなくなった」と言われます。
その自覚はありませんでしたが、ぼくを見た人がそう言うのですから、きっと何かは変わっているのでしょう。
今回は禁煙によって実感した美肌効果、たばこに含まれる有害物質、スモーカーズフェイスについて紹介しますね。
禁煙によって実感した美肌効果
ぼくはどうやら煙草をやめたことで美肌になったようです。
もちろん肌が綺麗になったのは、食事や睡眠などの影響もあるでしょう。
今で禁煙してから約10年。
たしかに以前のような肌トラブルに悩まされることが無くなりました。
ぼくが実感したお肌への効果を紹介します。
*ここから紹介するのはあくまでも体験談でであり、効果を保証するものではありません。
肌荒れが改善した
長らく悩まされていた肌荒れが改善しました。
以前までは冬場はもちろん、夏場でさえも肌がカサカサでしたが、今はいつもしっとりしています。
肌荒れを改善するために、睡眠、運動、食生活なども見直しましたが、禁煙の影響も大きいと思います。
お風呂上がりはローションの保湿だけで十分になりましたので、クリームなどを買う必要がなくなりました。
乾燥肌がマシになった
ぼくが肌荒れに悩まされていたのは、そもそも乾燥肌だったからです。
口や目のまわり、腕や胴体などがカサカサで、年中かきむしっていました。
ですが、禁煙してからは乾燥がマシになったのです。
もちろんこれについても睡眠や食事の見直しが関係するとは思いますが、禁煙も無関係ではないはず。
喫煙によって悪くなっていた血流が改善されたのかもしれません。
唇に潤いが戻った
ぼくはもともと唇も乾燥しているタイプでしたが、たばこを吸い始めてからは余計にひどくなりました。
すぐに唇の皮がむけて切れてしまう。
唇がいつも「あかぎれ」のような状態になっていたのです。
それが禁煙してからというもの、唇に潤いが戻りしました。
今ではたまにリップクリームを塗るだけで十分です。
シミ・しわ・たるみ・くすみなどに影響する場合も
禁煙してから「しわが無くなった」とよく言われるようになりました。
これについては「Before&After」の写真を撮影していないため、残念ながら証明することができません。
ただ、年齢を重ねているとはいえ、今では非喫煙者ですから、同年代の喫煙者に比べて肌が綺麗でもおかしくはないと思います。
禁煙に成功した知人も、以下のような症状が改善したようです。
- シミ
- しわ
- たるみ
- くすみ
いずれも女性が抱えるお肌の悩みの代表格ですよね。
禁煙によって得られる美肌効果は、予想以上に大きいのかもしれません。
その他の禁煙の効果については、以下の記事をご覧ください。
お肌に悪影響を及ぼす!たばこの3大有害物質
禁煙したら美肌になるということは、たばこはお肌に悪影響ということですよね。
たばこに含まれる「3大有害物質」と肌の関係性は解明されていませんが、有毒性について十分に理解しておきましょう。
ニコチン
たばこのパッケージにも数値が記載されているニコチンは、有害物質の代表格。
一般的にニコチンの量が多ければ多いほど「きつい煙草」であると言われますよね。
ニコチンには脳を覚醒させ、血圧や心拍数を上昇させる作用があります。
仕事中にたばこを吸うとやる気になったり、寝起きの一服で目がさめるのはそのためですね。
ですが、ニコチンは内臓や心臓に負担をかけ、動脈硬化や腎臓病のリスクを高めると言われているのです。
タール
タールの数値もたばこのパッケージに記載されていますよね。
タールには、ベンツピレン、アミン類、NNKといった発がん性物質が多く含まれています。
発がん性物質の数がなんと60種類以上もあるというのですから、ちょっと驚きですね。
直接的な関係性は定かではないものの、肺がん、口腔がん、食道がん、乳がん、胃がんなどの原因になる可能性があります。
一酸化炭素
ニコチンやタールの有害性に比べると、一酸化炭素の知名度は低いですよね。
一酸化炭素は、血液中に取り込まれると、酸素の200倍の早さでヘモグロビンと結合し、酸素の供給を阻害します。
こうして全身が酸欠状態になると、体のしびれ、頭痛、めまい、動悸、倦怠感といった症状が生まれるのです。
つまり運動機能を低下させる恐れがあるということ。
一酸化炭素も地味に怖い物質です。
これらの有害物質がもたらす離脱症状については、以下の記事をご覧ください。
スモーカーズフェイス(タバコ顔)とは?
ヘビースモーカーやチェーンスモーカー、または長年たばこを吸っている人は、表情がどこか黒ずんだり、くすんだりしていますよね。
そんな状態のことを「スモーカーズフェイス(タバコ顔)」と呼ぶそうです。
ちょっと想像しづらいかもしれませんが、たとえば↓のような顔のことです。
スモーカーズフェイスには、以下のような症状があります。
- 白髪
- 目じりのしわ
- 口周りのしわ
- 目の下のくま
- 唇の乾燥
- 唇が紫色になる
- タールの沈着により、顔色が浅黒い
- 歯・歯ぐきの着色
- 体臭・口臭
ヘビースモーカーの人は、顔と唇が浅黒く、肌もカサカサで、歯が黄色かったりしますので、「たくさん煙草を吸う人なんだろうな…」とすぐにわかりますよね。
スモーカーズフェイスの原因は活性酸素
スモーカーズフェイスになる原因は、活性酸素という老化物質だと言われています。
まず、たばこを吸うことで体内に活性酸素が発生します。
この活性酸素を放置していると老化が進んでしまうため、血中にあるビタミンCを使って除去します。
ここまでは良いのですが、問題はお肌を美しく保つためのビタミンCが不足してしまうことです。
喫煙者の血中ビタミンCは、非喫煙者の半分と言われますので、お肌がボロボロになるのも無理はありません。
ヘビースモーカーであるほど暗い印象を与える
スモーカーズフェイスになると、どこか暗い印象を与えてしまいます。
たとえば再ブレイクを果たした坂上忍さん。
思ったことをズバズバ言う芸風と、憎めないキャラクターがぼくも大好きなのですが、表情がどこか浅黒いですよね。
もし黙って立っている坂上忍さんを見かけても、声をかけづらいと思います。
ちなみに彼は1日100本(5箱)のたばこを吸うそうです。
禁煙が人間関係や仕事に影響する可能性も
禁煙は、人間関係や仕事にも影響すると思います。
ぼくは禁煙して10年ですが、仕事のスタイルも、ライフスタイルも、人付き合いもずいぶん変わりました。
各所から灰皿が撤去され、飲食店は禁煙が一般的になり、喫煙ルームのないビルも増えています。
高級旅館「星のや」でおなじみの星野リゾートのように、喫煙者を採用しない方針を打ち出す企業も増えています。
将来的には、喫煙者であることがビジネスマンとしての価値に影響する可能性もあるでしょう。
嗜好品を楽しむのは自由ですが、吸いすぎには注意してくださいね!
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実体験を含めた情報をまとめています。
ミラクリから一言
禁煙してから、ランニングと筋力トレーニングをはじめました。