ミラクリ

鬱から成功するブログ

「強みを活かす」で仕事が無くなり、「ニーズに応える」で消耗しないこと。

 

強みを活かす

 

「好きなことを仕事にしたい」「自分の強みを活かしたい」そう考える人が多いようで、ぼくの元にも多くの相談が寄せられるわけですが、詳しく話を聞いてみると「市場」「顧客」の視点が抜け落ちている独り善がりな話だったりしてビックリします。

 

前提として、仕事にするのであれば「市場」「顧客」からの評価は絶対に避けて通れないものであり、それと向き合わずして「パソコンひとつで自由に仕事、経済的にも自由♪」みたいなことを目指しているのであれば、無理があります。仕事、顧客(市場)、対価(収入)は必ずセットになっているので、独り善がりになればなるほど、仕事で食べていけなくなるんですよ。

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消費者目線か、供給者目線か?

最近、SONYの製品を使う機会があったんですね。

昔はパソコンといえばVAIO、音響機器もすべてSONYで揃えるぐらいのフリークだったのですが、もう10年ほどは製品を買うことがありませんでした。今回はXperiaタブレットを使ってみたのですが、それはそれは良い製品なんですよ。

 

ディスプレイはキレイ、タッチパネルの感度も抜群、どんどん使いたくなるクオリティーでした。

 

SONY

 

じゃあ、なぜこんなすばらしい製品を作り出すSONYの業績が厳しいのか?を考えてみると、それは「供給者目線」が先立ってしまい、「消費者目線」が欠如したことにあるのです。

 

技術を活かした商品づくり → ユーザー「は?」

「供給者目線」とはなんでしょうか?

すばらしい技術力を持っているがゆえに、「我々の高い技術力を使ってみたら、こんな商品が出来ました!(ドヤッ」みたいなことになりがちです。競合が少なく、CMをうてば物がバンバン売れた時代はそれでも良かったのでしょうが、いまはAppleのように顧客のニーズを理解し、「体験」もセットで売っていく企業が主流です。

 

そして競合は国内企業だけに限らず、世界規模になっています。

参考:「自分でも理解できない新しい曲を作る」 ミュージシャン・三浦康嗣氏の創作スタンスがすごすぎる!

 

ユーザーが欲しがる商品づくり → そのために技術を活かす

逆に「消費者目線」とはなんでしょうか?

 

 

まず「ユーザーが欲しがる商品」を徹底的に考え、そのために活かせる技術を探す、という順番です。結果的に技術(スキル)を活かすことには変わりないのですが、発想の順番が間逆なんですよ。

 

一見すると大差が無いように思えますが、落とし穴でもあります。

参考:「自分でも理解できないもの」が強みになる:ルールを変える思考法(ドワンゴ:川上量生氏)

 

 

「自分の強み」と「ニーズ」は融合できる

「自分の強みを活かすのか?、それとも、ニーズのあることをやるのか?」が会社でも議論になります。個人レベルで言えば「強みを活かした転職をするのか?、それとも、これからニーズのあることにチャレンジするのか?」みたいなことが、二項対立のように議論されますが、それは間違っています。

 

結論として、この2つは融合できます。

参考:「面接がニガテ → 独立」「英語がヘタ → 海外へ」 そんな生き方してるけど質問ある?

 

これが「ニーズ」が先行してしまう、本当はやりたくもないのに「これからはアレが有効だ!」のようなノリで資格を取り、仕事を始めたところで消耗するだけで、豊かにはなりません。逆に「自分の強み」が先行してしまうと「市場」「顧客」の存在が抜け落ちてしまい、その仕事で食べていけることにはならないでしょう。会社で働いているなら分かりにくいでしょうが、もしあなたがフリーで働いているのであれば、死活問題になります。

 

「ニーズのあることに対して、自分の強みを活かしていく」ことを考えればいいんです。

参考:「マーケット感覚」を身につけた ”ヒヨコ” に会ったら、スゴすぎて絶句した。

 

 

富とは、楽しめることに打ち込んだ結果の副産物

高城剛さんの有料メルマガに、おもしろい研究結果が掲載されていました。

 

1960 年~1980年に米国の心理学者スラリー・プロトニックが、ビジネス・スクールの卒業生1500人を対象に行った調査では、「今すぐ夢を追いかけるか、それとも、まず先に経済的な安定に役立つ職業を選ぶか」という質問をぶつけたところ、83%は「経済的な安定を確保してから夢を追いかける」と回答し、「すぐに夢を追い、お金のことは後で考える」と回答したのは17%だけでした。

 

それから20年後、夢だった仕事を選んだ卒業生255人のうち、100人が大富豪になっており、収入第一で仕事を選んだ卒業生1245人のうち、最終的に大富豪になっていたのはわずか1人だったそうです。スラリー・プロトニックは、「大きな富をつかんだMBAたちの圧倒的多数は心から夢中になれる仕事に全身全霊で取り組んだ人々である。富はむしろ真に楽しめるなにかに専心したことの副産物だろう」と研究結果を結んでいます。

引用元:高城未来研究所「Future Report」Vol.196

 

なるほど。

 

仕事から「評価」を除外することはできません。

対価(収入)は、顧客からの評価があって得られるものですから、「お金だけ欲しい」なんて虫のいい話はないんですよ。このブログひとつでも、読者に評価されなければ伸びることもありませんし、土壌もないのに広告をペタペタ貼っても稼ぎにつながることはないんですよね。

参考:ブログって何だろう? PV・収益を無視しないと生き残れる気がしない。

 

おかげ様でこのブログも読者が増え、色んなところでご紹介頂けるようになりましたが、ぼくは文章が得意だったわけでもないし、今でも上手いわけではありません。ただ「表現(発信)すること」が大好きだったので、読者(市場)のニーズを研究しながら、コツコツと試行錯誤してきたからこそ、今があるのです。

 

何かが特別だったわけではありません。

参考:ウェブライターを夢で終わらせないために。ブログを書き続けること

 

 

好きなことを、稼げる形に変えていく

「強みを活かせること」だけに注目すると仕事がなくなり、逆に「ニーズのあること」だけに注目すると消耗合戦に突入します。

 

「ニーズのあることに対して、自分の強みを活かし、稼げる形に変えていく」そんな発想だけが楽しい仕事を作り、豊かな人生をもたらしてくれます。時にはライター、時には取材、時には使い走りかもしれませんが、市場ニーズの中で自分の強みを活かす方法を模索してください。

 

参考:自信なんか必要ないし、むしろ無い方がいい。

 

ミラクリから一言

どうせなら楽しく!

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