引用元:YouTube.
たまたま目にした動画でとても面白い話がありました。
先日KDDIに会社を買収された「nanapi」を運営する「古川健介(けんすう)」さんのお話がとてもおもしろかったです。
文脈を理解しないと誤解しそうな内容なので、しっかりと読んでください(笑)
古川健介:「行動」が変わらないと世界は変わらない
ぼくの中で「世界を変える」って一つしかないと思っていて。
「人の行動が変わること」しかないと思っています。
なのでぼくの会社はnanapiっていうハウツーサイトをやっているんですけど、nanapiを見て「こういうやり方があるんだ」と行動が変わってくれれば、世界が変わると思っています。
意識とかそういうものが変わってもたいして世界は変わらないと思っていて、実際の行動が変わって初めて変化していくものかなと思っていて、その行動が伴うものだけをやっている感じですね。
なんか意識って自分の中ではモヤっとしていて、なんか明日から頑張るぞ!とか、こういう感じで生きていこうと思っても、行動が変わらないと結局あんまり変化がないと思っていて。
「意識だけだと意味がない」っていう方が多分近いと思うんですけど。
意識を変えるようなことよりも、ぼくは行動を変えるところにフォーカスしようと思って生きているような感じですね。
自分の中のこう生きたいとかいうものが、自分ではあんまりなくて。
どう生きてきたかっていうと、色んな本とかマニュアルを読んでこの通りにやってみようというのだけで生きてきてるので、それで結構人生変わるなあって。
自分の頭で考えないっていうのを主義において(笑)
一番頭がいい人がやっているやり方が多分一番最適だろうと。
出展:Digital Youth College 「世界を変える働き方」- YouTube.
行動が伴わない場合、意識は変わっていない
何か衝撃的な体験をしたときって、人間の行動は自然に変わる。
でも例えば本を読んで「うんうん、そうだそうだ。明日から頑張ろう!」なんて決意したつもりでも、翌日になれば同じ時間の電車で通勤して、通常通りの日を過ごしてしまう。
これは意識が変わっていない(笑)
でも「新たに決意をする」ということだけで満足してしまうことってめちゃくちゃ多いと思う。
決意だけで変われれば、全員がダイエットに成功する
これは見出し以上でも、以下でもありません(笑)
決意だけで人が変われるとしたら、ダイエットビジネスは既に崩壊しているでしょう。
人間が変わる方法は三つしかない。
一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。
もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。
by 大前研一氏
「自分の頭で考えない」のも合理的な手段
けんすうさんは分かりやすく「自分の頭で考えない」と言ってるけど、要は「結果を出してる人がやってることは、恐らく最適なやり方だから真似してみよう」ということ。
もちろん情報を受け取った後に自分の頭で考えて理解することは大事なんだけど、手段や戦略については人の真似をしてみる。
それってすごく合理的。
マニュアルで人が変わり、世界を変える可能性はある
企業が人材を育成するためのマニュアルとは別の話。
成果を出している人がやっているやり方の本質を理解して、自分なりのマニュアルを起こして採用してみることで、自分も成果を出していける可能性はあります。
ぼくも今まで何かをするときには、その分野のトップの人がどんな考え方をして、どんな仕事をして、どんなプロセスを踏んできたのかを徹底的に研究してマップを作ってスタートすることがあります。
ぼくが変わり続けているのかは定かじゃないけど(笑)
ミラクリから一言
真似することは「悪」じゃない。