人生を楽しむ

脳科学者・中野信子氏が教える「生きてるだけで丸儲け」の意味とは…?

 

「努力は不要である」ということを分かりやすい論理で解説してくれる脳科学者の中野信子氏。

明石家さんまさんの「生きてるだけで丸儲け」という言葉がありますが、その言葉についても非常に分かりやすい説明をしてくれてますよ。

 

長寿の秘訣です!

 

 

中野信子氏「生きてるだけで丸儲け」は生物学的にも正しい

長寿の秘訣は「戦わないこと」「無駄な努力をしないこと」

 

徳川家康というのは長生きしたことでご存知だと思うんですけど、戦国武将で彼より長生きした人は何人か知られていて。徳川家康は75歳で亡くなったんですが、今川氏真(77歳)、島津義久(79歳)、武田信虎(81歳)、宇喜多秀家(84歳)。

 

長生きした人は共通して「決戦」よりも「自分の生活をどう楽しむか?」ということに後年ずいぶん心を砕いていくんですね。歌の先生になってみたりとか、お茶の先生になってみたりとか。そういう風にして余生を過ごすんですね。

 

ほとんどの生物の目的というのは「生き延びること」と「子孫を残すこと」なんですね。

ですが人間だけはそうではない。「ひと花咲かせよう!」みたいなのがあって、これがすごい特異的なんですよ。本当は生き延びて生殖するために脳ができたんですけど、でもその脳が発達しすぎてしまったがために「ひと花咲かせよう!」ができちゃうわけです。

 

脳科学を通して伝えたいことはシンプルで「生きている者が勝ち!」ということです。

私たちが生きているのは、それだけで実績なわけですよ。「生き延びるため」と「生殖するため」ということを考えると、自分がここにいるということは結果なので、ここから先のことは「おまけ」です。

 

おまけの人生ですから、楽しんでいただきたい。

引用元: 土曜朝イチエンタ。堀尾正明+PLUS!.

 

人生一度だから「ひと花咲かせたい!」「今よりももっと良くなりたい!」と考える人は多いんじゃないですかね。ぼくもめちゃくちゃ思ってますね(笑)

 

中野信子氏は他にも「金、地位」などの表面的な結果だけを追い求めることで、脳は本来のエネルギーを失うということも説かれていますが、だからこそプロセスに着目した「成長したい」「学習したい」「今よりも向上したい」などの欲求は、優秀な子孫を残すためにも正しいモチベーションなのかもしれません。

 

欲があるのは良いこと。でも成果を出す人は「欲」を向ける先が全く違う!

ぼくの周囲にいるビジネスで成功している人が、欲の強さがハンパじゃ無いです。

でもね、欲を向ける先が人とはぜんぜん違うんですよ。

 

普通であれば「金、地位、モノ、異性にもてたい」とかに向くと思うのですが、一番最初に「人に喜んでもらいたい」「自分が成長したい」「働きやすい会社にしたい」とか、そのプロセス自体に意味のあることを設定し、その結果として成果がついてくるような順番です。

 

欲があることは良いことなんですけど、表面的な欲求は後から付いてくるものとして、自分でコントロールできる「プロセス」に全神経を集中させてるんですね。

参考:中村獅童氏「自分の気持ちを入れないと拍手はもらえない」 ビジネスにも共通する真理が刺さった!.

 

「おまけ」の人生は楽しむしか無い

ぼくの知人でも、一度生死をさまよった人が何人かいますが、みんな「もうこの先の人生はおまけだ」的なことをよく言います。「生きてるだけで丸儲け」は頭で理解していても、自分で実際に死に際を体験しないと、そこまで深く思える言葉ではないのかもしれません。

 

それでも生物学的に「生き延びる」「生殖する」が本来の機能なのであれば、ここまで生き延びた時点でそれは優秀な生物である証拠なので、ここからはいかにして人生を楽しむかを考える時期なのかも。

 

そうして自由に楽しんだ結果として、賛同してくれる人が付いてきたり、お金や実績などもついてくるんですよ。

 

今後に注目!フォローしよう!

公式サイト:中野信子 « 株式会社ビッグベン.

ブログ:中野信子オフィシャルブログ「l'esprit d'escalier レスプリ・デスカリエ」.

 

ミラクリから一言

そう思っていても、ついつい「戦いだ!」とかすぐ思っちゃうので要注意です(笑)

トシノリ
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