日用品の節約には、まとめ買いが効果的だとご存知ですか?
ネット上では、「日用品の節約にまとめ買いは適していない」という声も多々あり、どちらを信用すればいいのか迷っているかもしれませんね。
どうして正反対の意見が数多くあるのか?
それには、理由があります。
まとめ買いで日用品コストの節約ができないのは、「あるコツ」を知らないからなんです。
つまり、その「コツ」を知りその通りにやってみたら、意外なほど簡単に節約できるというわけです。
それでは、早速その「コツ」を見ていきましょう。
この記事の要点
- 日用品コストの節約は、あなただけのまとめ買いルールをつくることが必須
- まとめ買いルールで「何が、いつ、どれくらい必要なのか」を事前把握しよう
- まとめ買いで節約するためには、消耗品も大切に使おう
日用品もまとめ買いで節約できる
食費の節約に比べて、日用品費の節約って後回しになっていませんか?
食費はものすごく意識するのに、日用品はつい適当になってしまう。
私も長い間そんな感覚でした。
日用品は、購入頻度や購入額が食費よりも大幅に少ないので、「何が、いつ、どれくらい必要なのか」を実は把握しきれていないんですよね。
そのため、食費に比べてコスト管理が難しいんです。
ですが、まとめ買いの考えを取り入れると、日用品もしっかりコスト管理しながら購入できるようになりますよ。
つまり、日用品もまとめ買いで節約できるんです。
日用品節約のコツは、あなただけの「まとめ買いルール」をつくること
日用品を節約する最大のコツは、最初にあなただけの「まとめ買いルール」をしっかりとつくっておくことです。
ルールというとちょっぴり堅苦しい印象ですが、たった4項目。
しかも、ルールは1度決めれば、後はそのルールに従えばいいだけ。
次のリストが、あなたに最初に決めて欲しいルール4項目です。
【まとめ買いルール〜日用品編〜】
- 日用品リストを作成する
- 消費予測をたてる
- 購入のタイミングを決める
- 購入場所を決める
この4項目について、具体的に説明していきますね。
日用品リストを作成する
まず、日用品リストを作成しましょう。
パソコンのエクセルや、メモ機能などを活用してもいいですし、ノートに手書きで記入しても構いません。
あなたの生活を振り返ってみて、どんな日用品が必要なのか、思いつくものすべてをピックアップしていきましょう。
主には次のような用品があります。
台所用品
ラップ・アルミホイル・クッキングシート・ジップロック・水切りネット・レンジフードカバー・台拭き等
浴室用品
シャンプー・コンディショナー・トリートメント・ボディソープ・クレンジング・洗顔料・石鹸・ボディタオル等
トイレ用品
トイレットペーパー・芳香剤・おトイレスタンプ・便座シート・便座カバー・トイレブラシ・サニタリー袋等
衛生用品
ティッシュペーパー・歯ブラシ・歯磨き粉・手洗い石鹸・生理用ナプキン・おむつ・ウェットティッシュ・綿棒等
掃除用品
トイレ用洗剤・浴用洗剤・食器洗剤・洗濯洗剤・柔軟剤・スポンジ・ゴミ袋・フロアモップ・粘着テープ等
その他
電池・虫よけ・ガムテープ・電球・衣類用ミスト・衣類用粘着クリーナー・輪ゴム等
消費予測をたてる
日用品のリストができたら、次は各日用品の消費予測をたてます。
この予測は、まとめ買いで節約するには重要なポイント。
まず、普段購入している日用品をどれくらいの期間で消費しているのかを把握します。
そうすることで、次にその日用品を購入すべき時期が判断できるんです。
これが、すごく大切なんですよ。
消費予測がわかっていれば、無駄な日用品の購入をなくすことができます。
逆に、いつまでに使用できるとわかった上で、コストメリットの高いまとめ買いだってできるんです。
さらに、常備しておきたい日用品も、まとめ買いをすべきタイミングがちゃんとわかるようになります。
購入のタイミングを決める
各日用品の消費予測ができたら、購入のタイミングを決めていきます。
購入のタイミングを決めるためには、各日用品を次の3つに分類しておきましょう。
- 毎日必須なもの/ないと困るもの
- 定期的に必要なもの
- あると便利なもの/なくても困らないもの
リストを分類できたら、いよいよ購入のタイミングを決めます。
例えば、私は次のように決めています。
- 毎日必須:常に在庫を1つおいておく
- 定期的に必要:なくなったら購入する
- あると便利:必要になったら購入する
食器用洗剤やトイレットペーパーなど、ないと困ってしまうものは在庫をもつようにしています。
でも、在庫がなくなるからといって、その都度買い足しにいくわけではありませんよ。
その日用品の消費予測と照らし合わせながら、まとめ買いをするようにするのです。
私は、以下のような感じでまとめ買いするようにしています。
- 毎日必須:在庫不足品を1ヶ月に1回のまとめ買いで事前購入
- 定期的に必要:なくなったら次回のまとめ買いで購入
- あると便利:必要になったら次回のまとめ買いで購入
それから、「あると便利な日用品」に関しては、私のまとめ買いルールでは基本購入しないようにしています。
おトイレスタンプや衣類用粘着テープなど、いまのところ必須とはいえないなぁと思うものは買いません。
そんな風に、「今いるもの、今いらないもの」の観点からときどき分類を見直してみるのもおすすめです。
購入場所を決める
購入のタイミングを決めたら、購入場所を決めます。
基本的には、日用品の購入は「スーパーより、100均より、ドラッグストア」がおすすめです。
ドラッグストアは、品数の多さ、機能性の高い商品、コストの安さにおいて、総合的に他より優れています。
できれば自宅近くにあるドラッグストアを比較してみてください。
特にあなたのお気に入りの商品が、よく得値で販売されているお店を選びましょう。
ただ、商品によっては、スーパーのPB商品が格安で販売されている場合があります。
こういうPB商品を上手に活用するのもおすすめですよ!
最近では、amazonなどインターネットの方が日用品を安く購入できるケースもあります。
購入前に、直近のネット価格を調べてみて、コスト比較をしてからお買い得な方を選択するとさらに節約できますよ。
まとめ買いの罠に陥らないように気をつけよう
まとめ買いのルール通りに日用品の買出しをすれば、無駄に買いすぎたり不要なものを買ってしまうことはなくなります。
でも、もう少し注意すれば、さらに節約できますよ。
詰替え用や大容量は単価を計算する
スーパーやドラッグストアでは、「お買い得」というポップが表示された商品が並んでいます。
これをみると、つい「やったー!買い!」と即買い物かごに入れてしまいそうになるのですが、ちょっと待ってください。
その前に「gあたり(mLあたり)の単価」を計算しましょう。
例えば、①280mL 300円と、②250mL2個で550円、どちらがお得になるでしょうか?
正解は、①ですね。(①1.07円/mL ②1.1円/mL)
私のように暗算が得意ではないと、つい騙されてしまうんです。
なんとなくのお得感に流されないようにしましょう。
ちなみに、私はよくスマホの計算アプリでちょちょっとチェックしてます。
無駄遣いしない
まとめ買いをして在庫があるという安心感から、やたらと日用品を無駄遣いしてしまうのにも気をつけましょう。
「トイレットペーパー取りすぎ!」「シャンプー出しすぎ!」
「洗剤入れすぎ!」「それまだ使える!」
どれも、私が家族にギャンギャン言ってきたことです。
でも節約しろって厳しく注意するばかりだと、息苦しさを与えてしまったり反感をかってしまうんですよね。
それに、ここだけの話、自分だって徹底できてない…。
そこで私たち家族が意識するようになったのは、「ものを大切に使おう」ということです。
高価なものだから大切にするとか、安いから粗末に扱っても大丈夫という考えは、やっぱりおかしいよねって、みんなで話し合いをしました。
今では、消耗品だとしても大切に使おうという共通の認識が定着し、気づけば節約体質になっていますよ。
知らなきゃ損する日用品まとめ買いのコツ・総まとめ
日用品費の節約は、食費の節約に比べると少し地味で、テンションがあがるような効果をなかなか実感できないかもしれません。
でも、この小さな節約によって、塵も積もれば山となり、お金や時間を大切に使うことができるようになります。
単なる節約ではなく、生き方にもつながっていくのだと思います。
まずは、この一歩から共に始めていきましょう!
【おさらい!まとめ買いルール〜日用品編〜】
- 日用品リストを作成する
- 消費予測をたてる
- 購入のタイミングを決める
- 購入場所を決める
ミラクリから一言
これはあくまで基本ルール。まとめ売りが超激安のときは、思い切って買っちゃいましょう!