食材の買出しをするなら、まとめ買い派ですか?それとも毎日派ですか?
我が家は、「週に一度のまとめ買い」に変えてから1年以上が経ちました。
食材のまとめ買いは、食費が安くなるうえに、忙しい毎日の生活にゆとり時間をつくることができるので、とってもおすすめです。
ただ、まとめ買いに慣れないうちは食材を買いすぎてしまったり、せっかく買った野菜を腐らせてしまうなど、ちょっとした失敗をすることもあるんですよね…。
そこで今回は、時間とお金の節約につながる「まとめ買いのコツ」を紹介します!
この記事の要点
- 忙しい人こそ食材のまとめ買いにメリットがある
- まとめ買いによって食費が20%削減できた
- まとめ買いのコツは「献立をあらかじめ決める」など
子育て世帯・働く主婦にとって毎日の買い物は大変
独身の頃は、毎日のように買出しに行くのも楽しいものでした。
ところが、結婚して、子育てして、仕事もするようになると、毎日献立を考えスーパーへ食材の買出しに行くなんてことは、楽しいどころか負担になりました。
だって「ちょっとスーパー行ってくる」のつもりでも、時間はかかるし、お金もかかる。
「安い」というだけでいらないものまで買ってしまうときもあります。
なんだかものすごく無駄な気がして、まとめ買いに踏み切ってみました。
食材のまとめ買いをするメリット
見切り発車で始めた食材まとめ買いの第一印象は、「お金と時間の節約につながる」でした。
たとえば、特売で飛びついたポン酢を買って帰ったら3本もあった…、というような事態を防ぐことができるようになりました。
また、毎日イライラしながらスーパーの混雑したレジに並ぶこともなくなりました。
さて、ここからは体験から感じた食材まとめ買いのメリットを紹介しますね。
まとめ買いでお金を節約できる
食材のまとめ買いは、お金の節約に直結します。
我が家は、1ヶ月の食費が20%削減できました。
金額にすると8,000円/月なので、年間96,000円の節約です。
すごいと思いませんか??
わたしがとくに意識しているのは以下の3つです。
- 余計なものを買わない
- 甘いものにつられない
- 安いものにつられない
スーパーに行く機会が多いほど、「安い」「美味しい」の誘惑に惑わされてしまうのですが、まとめ買いの場合はそもそもお店に行く頻度が少ないので、誘惑に引っかかりにくくなりました。
新作や得値のお菓子に目移りしてしまうことも極端に減り、買うつもりのないものをついついカゴに入れることもなくなります。
我慢するという感覚がないまま、お金を節約できました。
まとめ買いで時間を節約できる
まとめ買いで節約できるのはお金だけではありません。
時間も大幅に削減することができます。
まとめ買いをするために、一週間分の献立は先に決めておきます。
そのひと手間をかけるだけで、以下の時間が削減できました。
- 買い物しながら献立を考える時間
- 買うか買わないかで迷う時間
- 何回もスーパーに行く時間
- 混雑したスーパーでレジに並んで待つ時間
- 駐車待ちの時間
毎日の献立を考えるのは本当に大変です。
先ほどまとめ買いのために献立はあらかじめ決めると言いましたが、逆に言うとまとめ買いなら献立を考える回数を週1回にできるんです。
献立に悩んで憂鬱にならなくてすむ点も、わたしがまとめ買いを気に入る理由のひとつです。
そして、そもそもスーパーに行ったり買い物する時間もぐんと少なくなるので、その時間を別のことに使えるようになります。
洗濯やら、お掃除やら、お仕事やら、やることはいっぱいありますもんね。
わたしは空いた時間は、ドラマやアニメを観るフリータイムにしています。
まとめ買いのコツ
さて、忙しい人にこそおすすめのまとめ買いですが、少々のコツがいるのも事実。
買いすぎて食材を腐らせてしまう、などの失敗はできれば避けたいですよね。
(*内緒ですが、わたしは何度も失敗しました。)
まとめ買いのコツさえつかめば、最初から無駄なく買い物できますよ。
それでは、まとめ買いのコツについて詳しくみていきましょう!
買出しのタイミングを決める
1つ目は、買出しのタイミングを決めることです。
わたしのおすすめは週に一度、そして週末の買い出しです。
1週間を超えると賞味期限がもちませんし、冷蔵庫の容量から考えても、一週間分が限度だと思ったからです。
わたしの場合は、毎週金曜日の昼12時をまとめ買いの日と決めています。
平日のお昼時ならスイスイ買い物でき、品切れも少ないからです。
利用するお店を固定する
2つ目は、行きつけのお店を決めること。
お店選びのポイントとしては、よく使う食材が安くて豊富であることです。
せっかく買出しに行っても、目当てのものがなかったり割高だとまとめ買いのメリットが半減してしまいますからね。
わたしの場合、鶏肉料理と卵料理をよく献立にいれるので、鶏肉と卵が安いお店に決めています。
ちなみに、ほとんどのスーパーがレジ袋有料化のなか、無料でレジ袋をくれるので、もう他のスーパーには浮気できません。
1週間分の献立をあらかじめ決める
3つ目は、1週間分の献立をあらかじめ決めておくことです。
1週間分の献立を立てるというと最初はハードルが高く感じるのですが、実はめちゃくちゃ楽になります。
だって食事の回数は、一日三食として、1週間で21食。
1食分の献立を21回考えるのと、21食分の献立を1回で考えるのとでは効率が段違いです。
ちなみに我が家は主人もわたしも自宅で仕事をすることが多いので、基本的に朝・昼・夜の3食の献立が必要になるのですが、これを毎回全部考えるのはなかなか大変。
そこで、こんなパターンにしています。
- 朝:定番
- 昼:3パターン
- 夜:家族みんなの食べたいもの
朝と昼はほとんど同じ献立にして、夜はバリエーションをもたせてます。
家族に「来週食べたいものはなに?」と聞けば、7日分の献立はあっという間に完成しますよ。
(*子供に聞くと、ピザ、唐揚げ、パスタあたりが多くなりますが。笑)
買出しのリストを作っておく
4つ目は、買出しのリストを作っておくことです。
献立を考えるときに、食材の買出しリストもいっしょに作っておきます。
購入リストがあると、迷わず必要なものだけ買うことができるからです。
醤油を何本も買ってしまったり、たまたま目に入った特売品を衝動買することはなくなりました。
しかも行きつけのスーパーの配置に沿ってリストを並べておけば、お買い物の時間も節約できます。
安くてもリスト以外のものは買わない
5つ目は、どれだけ安くても買出しリスト以外のものは原則買わないことです。
そもそも買い出しリストは一週間分の献立から作っているので、ほかは必要ないんです。
わたしがリスト以外のものを買うとすれば、次の条件に当てはまる時だけです。
- とびっきり格安
- 賞味期限が10日以上
- 来週の献立に入る
この場合に限って、リスト以外でも購入することにしています。
一週間以内に使い切れる量しか買わない
6つ目は、一週間以内に使い切れる量しか買わないことです。
あらかじめリストを作るときに、食材の必要量はしっかりと考えておきます。
例えばキャベツを買うにしても、お好み焼きを作る週なら1玉を選ぶし、野菜炒めとサラダだけなら半玉を選ぶといった具合です。
買いすぎてしまう食材が傷んで無理に食べたり捨てることになるので、ここは腕の見せどころです。
最初のうちは「少なめかな…」という量から始めて、もし足りなかった場合にはプラス1回買出しに行って調整するようにしてみてください。
慣れてくると、気持ちいいほどぴったり買出しの量が調整できるようになりますよ。
食材の冷凍をうまく活用する
最後の7つ目は、食材の冷凍をうまく活用することです。
お肉も、魚も、野菜も冷凍すれば、1週間後も美味しくいただくことができます。
我が家では、ジップロックやビニール袋などに小分けして、「食材を使う日・曜日・昼または夜」を袋にメモして冷凍保存しています。
当日の朝、今日の分を冷凍庫から取り出して解凍すれば、きちんと使い切ることができてとても便利ですよ。
1年実践して見つけた・まとめ買いのコツ総まとめ
もともとわたしはまとめ買いが苦手でした。
前もって食材を買っておいて、冷蔵庫にあるものから献立を考えられるほど料理の腕前がよくないからです。
でも、献立を考えてから買出しリストをつくれば、わたしでも無駄なくまとめ買いができると気づきました。
しかも、「ついつい買ってしまう」ような買い方もしなくなったので、食費を抑えることにも成功しました。
今はこの方法以外は考えられないほど、まとめ買いに頼っています。
忙しいけどまとめ買いが苦手…という方は、ぜひこのコツを参考にまとめ買いに挑戦してください。
そして自分のため、家族のための時間を少しでも多くとってもらえたらと思います。
まとめ買いのコツ
- 買出しのタイミングを決める
- 利用するお店を固定する
- 1週間分の献立をあらかじめ決める
- 買出しのリストを作っておく
- 安くてもリスト以外のものは買わない
- 一週間以内に使い切れる量しか買わない
- 食材の冷凍をうまく活用する
ミラクリから一言
自分だけのフリータイムもぜひとってくださいね!