スマートフォンで情報処理をするようになってから、人々はかなり「せっかち」になったようで、ブログなどのインターネットコンテンツに対して、その内容よりも「だらだら長いよ」「結論なんなの?」というコメントを見かけるようになりました。
スマホ時代にコンテンツ制作者が心がけたいことを紹介します。
「全文読んでもらえることは無い」という前提を理解する
読んでくださる読者の方の「読み方」を分類すると大きく三種類です。
1,全文を読む
2,見出しを中心に斜め読みする
3,内容は読まない(タイトルや読者コメントだけを読む)
あくまで感覚的なお話ですが、約8割ほどの読者は「2」「3」に該当すると思います。つまり「全文読んでもらえることはほとんど無い」のです。
いかに要約し、キーワードだけで理解させるか?
コンテンツ制作者が「タイトルと本文のバランスの悪さ」「とりとめもない長文」を作ってしまった場合には、どうしてもミスリードを誘ってしまうものです。コンテンツの真意が伝わっていない歯がゆさから、読者コメントに対して「ちゃんと全部読めよ」と言っている場面をよく見るのですが、これは間違っています。
現代では多くの人がスマホで情報処理をしますが、自分が読者になった時のことを想像すると、一つのコンテンツに対してそれほど長い時間をかけないハズで、これがかなり大事なポイントです。
隙間時間に情報処理するスマホ読者が増加
「呼吸」を意識すれば、やるべきことは見えてくる
タイトル、リード文、本文、要約、見出し、文字数、画像の種類、画像の位置、改行など。
移動などの隙間時間に情報処理するスマホ読者になりきって、その「呼吸」を想像すれば、やるべきことと自分のスタイルが見えてきます。スマホでサクッと読めるコンテンツは、PCでも読みやすいものに仕上がっているはずですよ。
*丁寧さが求められるハウツー記事、深堀りが求められる考察記事、単純にキレ味抜群のおもしろい記事は長文でも受け入れられます。コンテンツ内容とスキルによって変わりますのでご注意を。
*もしこの記事が分かりにくかった場合は罵ってくださいー。
今回のミラクリ:未来へのヒント
・「全文読んでもらえることはほとんど無い」という前提を理解することは大事
・スマホ時代に「全文読まなきゃ理解できない」コンテンツは失敗する
・隙間時間に情報処理するスマホ読者の「呼吸」を意識すれば、やるべきことは見えてくる