ミラクリ

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働き過ぎる人から「ちゃんと休む人」になるための大切な考え方

ここ1年間、ほぼ休まずに仕事をしていました。

ぼくのようなフリーランスは仕事をしたぶんだけ報酬につながるとはいえ、「休まない」のは心身にとって良いことではありませんよね。

体を壊すようなことがなくて、本当に良かったです。

これからは「ちゃんと休める人」になりたいと思っているわけですが、生真面目な人にとって休むのは難しいこと。

そのハードルを乗り越えるための大切な考え方をまとめていきます。

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「24時間休まずに考えろ」と言われた過去

「休むこと」に罪悪感を持ってしまうメンタリティは、いつごろ培われたんでしょうかね?

ちょっと思い返してみると、ぼくは会社員時代にそう刷り込まれたように思います。

一緒にお仕事をさせていただく方々には、業界で有名な方や、ものすごい実績をあげておられる方がいらっしゃいましたが、皆さん共通して「24時間休まずに考えろ」というニュアンスのことをおっしゃいました。

もちろん実績ある方々のアドバイスですから、信じちゃいますよね。

「そっか、プライベートな時間も寝ている間も考えているからこそ、人よりも抜きに出た成果を出せるんだ」と。

中には睡眠が浅いせいか、いつも目の下にクマがある方もいらっしゃいまして、その姿を見たときに「成果を出すためには休息を犠牲にしなきゃいけないんだ」と思ったのです。

こうして休むことに罪悪感を持つ人間が完成しました。

「貧乏暇なし精神」の弊害

その昔、有名な内科の先生と食事をご一緒する機会があり、「ぼくは月に1回、東京から長野まで足を運んで静養するんだよ」という話を聞きました。

先生は別荘があるわけでもないのに、月1回は車で長野県に行き、美味しい空気を吸い、甘みのある水を飲み、のんびり休暇を過ごすのだとか。

この話を聞いたとき、ぼくは「金持ちの道楽だな」と思いました。

なんという傲慢な考え方でしょうか。

人の人生を預かるプレッシャーを両肩から降ろし、心身を休めているのだと当時は想像できなかったのです。

かくしてぼくの「貧乏暇なし精神」は強固なものになっていきました。

メンタルの疲弊とストレスでうつ病になった

早い話、ぼくはそんな生活を続けた1年後にうつ病になり、3週間後に会社を辞めました。

当時は本当に最悪でしたよ。

うつ症状は思い出したくもないぐらい辛かったですし、自己嫌悪、罪悪感、自己否定、他者への憤り、不安、恐怖など、ドロドロした感情が一生分襲ってきました。

うつ病体験のリアルは、体調がおかしくなったとき会社を辞めるときフリーランスとして独立するときの3部で紹介していますので、お時間があるときにぜひ。

「24時間考えてこそ成果につながる」もある意味、真実なのでしょう。

でも、それってメリハリをうまくつけられる人に当てはまるものだと思います。

つまりはお酒、社交場、趣味などのオフの時間に、ちゃんと自分を解放できる人。

残念ながらぼくにはこれといった趣味もなく、お酒も好きじゃないので「24時間考えろ」を言葉通りに実践して、壊れてしまったんです。

心身に異変を感じたら、放置しないようにしてくださいね。

coffee

1年間休まずに仕事をしたら息苦しくなった

ところが人間の根本的なところって、なかなか変わらないものですね。

苦しいうつ病を経験したのに、また1年間休まずに働いてしまいました。

それだけのお仕事があったのはありがたいことですが、いま振り返ってみるともう少し要領よく働くことができたと思います。

多くの仕事が進みましたが、その一方で息苦しくなることも。

イライラすることが増え、食事中や休憩時間も何かを考えてしまう。つまりスイッチがずっと入っているような状態ですね。

そういうときは人に対して攻撃的になりやすく、ちょっとしたことで不満を感じるようになり、何かの拍子に爆発してしまいます。

これ以上息苦しくなりたくはないので、あるとき思い切って3日間休み、「休むことのメリット」をとことん考えてみたのです。

すると大切な考え方が見えてきました。

「働き過ぎる人」がちゃんと休むために知って欲しい考え方

生真面目な人ほど、働き過ぎると思います。

責任感が強い人ほどプロジェクト成功のために休日返上で働いたり、中には「有給休暇をもう何年も使っていない」という人もいるでしょう。

でも、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてください。

身体だけではなく、心の休養も必要

身体を休めることは大切ですが、実は心の休養も必要なんです。

筋トレで体が疲れたときは、食事をしっかりと摂り、たっぷり寝ることで回復しますよね。

それと一緒で、ストレスによって心が疲弊することもあるんです。

人間関係に疲れたり、仕事の失敗を悔やんでいるときは、知らない間にストレスが溜まっていますよ。

原因不明の無気力感に襲われたり、「会社に行きたくない」と思ったときは、心がカラカラに枯れており、休息を欲しているのかもしれません。

アイディアは休息期間に熟成する

会議中には何も思いつかなかったのに、別の仕事をしているときにふと良いアイディアが浮かんだことはありませんか?

ぼくは結構ある、というか、いつもそのパターンですね……。

前述の「24時間休まずに考えろ」というアドバイスとは裏腹に、実は別のことをやっていたり、ふと気を抜いたときにアイディアは熟成されるようですよ。

ぼくだけかと思いましたが、ドイツの大学による研究でも実証されているみたいです。

ドイツの大学が66人の学生に対して「ひらめき」を必要とするパズルを解かせ、パズルを解けなかった学生を、下記の3つのグループに分けて再チャレンジをしてもらったところ、「そのまま8時間の睡眠を取る」Cグループが、もっとも優秀な成績を出すことができた、という論文が「ネイチャー」誌で発表されている。

A) 朝に問題を見せて、起きたまま8時間考える

B) 夜に問題を見せて、そのまま徹夜で8時間考える

C) 夜に問題を見せて、そのまま8時間の睡眠を取る

引用元:東洋経済オンライン

なんと、そうだったのか!

「ダラダラすればアイディアマンになれる」という都合の良い解釈をしそうになりますが、要はメリハリをつけなさいということですよね。

「オンとオフ」「遊びと仕事」のメリハリをつけられる人は仕事がデキると言いますが、根拠があったとは……。

心身が疲弊すると生産性が下がる

心身が疲れているときって、仕事の生産性が著しく下がるんですよね。

ぼくの場合、絶好調のときは1時間で仕上がるものに4時間かかるとか、そのレベルで生産性が落ちます。

これってつまり4倍の時間がかかっているので、報酬は実質1/4なんですよね。

それなら日頃の仕事をギュッと凝縮して、休める日を作ったほうが全然良いでしょう。

「それはわかっているけどなかなか……」という人は、強制的に週1〜2日の休みを確保すると、必然的に他の5〜6日の生産性が上がりますよ。

好きなアーティストのLIVEに行くためなら、部長の依頼に「明日でいいですか?」と言ってでも定時退社するでしょう。

絶対に守るべき期限を決めるだけで、生産性の意識は圧倒的に変わります。

「必要最低限のお金」を把握していますか?

たとえば「お金が必要だから休まず働いている」というフリーランスや起業家もいるでしょうが、「必要最低限のお金」を把握できていますか?

税金、借入金の返済、経費、人件費、生活費等を計算したら、必要なお金が見えてくるはずです。

貯蓄や会社のキャッシュを増やしたいという思惑もあるでしょうが、1〜2日休んだところで増えませんし、減りもしません。

お金の必要性は誰もが感じることだと思いますが、果たしてどれだけ必要なのか?については把握できていないのかも…。

「稼ぐべきお金」がわかれば、働く時間がわかり、必然的に休日も取れるようになるでしょう。

精神的休息のためにパソコン・スマートフォン・SNSを強制的に遮断する

精神的にもちゃんと休むためには、パソコンやスマートフォンを遮断することも大切ですよ。

どこにいてもメールをチェックでき、仕事もできる便利な時代ですが、その便利さが休むことを阻害する側面もあると思います。

スマホに通知されたメールを見て、つい仕事のことを考えてしまうと、体は休めても頭は休めないもの。

SNSで休日出勤している同僚を見たり、成功している友人を見たら、また仕事のことを考えてしまうでしょうから、強制的に遮断してください。

スマートフォンを自宅に置いて出かけるのは、なかなか新鮮ですよ。

壊れる前に、ちゃんと休みましょうね!

壊れてからじゃ、本当に遅いですから。

ミラクリから一言

休んだほうが、きっとうまくいく。

 - メンタル

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