小林敏徳のコラム

無気力を放置して、えらいことになった人の話

「なんか、やる気ないなぁ」

ある時から、少しずつ無気力になった。

前までは仕事に行くのは生きがいで、休日に出かけるのも楽しかった。ランニングをしたり、人に会いに行ったりもした。

でも今は違う。

「何もしたくない」と思うことが増えた。

「もしかして、無気力なのかな」

無気力は、次第に重くなった。

朝起きることさえも嫌になり、仕事に行くのは生きがいではなくなった。休日はとにかくぼーっとしたいと思うようになり、運動は避け、人と会うのも億劫だった。

「もしかして、無気力なのかな」

「いや、疲れているだけだ」

「いや、疲れているだけだ。ここのところは忙しかったから、頭も体も疲れ切ったのだろう。ちょっと充電したら、また元気になるはずだ。じゃあ仕事に行くか」

自分を奮い立たせては、また無気力になる。そんな状態が1ヶ月続いた。

今思えば、この時点でできることはいくつもあった。

ついに体に異変があらわれた

無気力は、さらに重く、深くなった。

あれだけ早起きだったのに、自力で起きることができなくなり、起こしてくれた家族に礼を言うこともできない。簡単に言うと、人と目を合わせて挨拶することすら面倒な状態だ。

できれば寝ていたい。

そんな状態で会社に行くと、体が拒否反応を起こす。

オフィスが見えると汗が吹き出してきて、上司と話すだけで脚が震えた。勤務時間中はずっとソワソワして、話しかけられたらビクッとなる。完全に挙動不審である。

「おかしい、俺はこんなんじゃない。もっと頑張れるだろ?」

そんな自問自答をかるくスルーして、無気力はさらに勢いよく襲いかかってきた。

「あたりまえ」ができない

こうなると、もう手がつけられない。

震え、多汗、吐き気、めまい、倦怠感、過眠、極度の不安、恐怖、怒り、八つ当たり、懺悔、涙、自己嫌悪、自己否定、嫉妬、憎しみ。

やる気はまったくないのに、心の中は激しかった。

きっと元気な人からすれば、「休めばいいのに」だろう。前向きな人からすれば、「運動しなよ」だろうし、優しい人からすれば、「助けを求めたら?」になると思う。

その「あたりまえ」ができないから無気力は怖い。

休む、動く、手をあげる、すら思い浮かばないから、無気力は怖いのだ。

無気力の日々は、今も傷として残っている

お気づきかも知れないが、これはぼく自身のことである。

無気力になんかなりたくはなかったが、何のめぐり合わせか、経験することになった。

人に迷惑をかけた。

会社に出勤しても仕事はほとんどする気にならなかったし、人を乱暴に遠ざけた。家族には思いっきり辛く当たってしまい、寒気がするようなセリフも言った。

身勝手を承知で言うならば、それらの出来事は今もぼくの傷になっている。

やる気が低下したときに大切にしてほしいこと

やる気が低下したときに大切にしてほしいのは3つだ。

1.調子がおかしいと思ったら休む

2.「がんばらない」をがんばる

3.できるだけ早く、身近な人か専門家を頼る

「なんか、やる気ないなぁ」は、思っている以上に強敵だ。

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ミラクリから一言

今は「寝る、動く、食べる」をとくに大切にしています。

トシノリ
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