小林敏徳のコラム

なんだかんだで、「先に謝る人」が最強

ぼくはなんだかんだ、「先に謝る人」が最強だと思っている。

厳密に言うと、「自分に責任はない、もしくは責任の所在が不明確でも謝る人」だ。

今回はその理由を説明する。

これだけある、「先に謝る」の効果

先に謝る人の凄さを知るために、「先に謝る」の効果を見ていこう。

本当は書ききれないくらいあるが、とくに象徴的なものだけ紹介する。

「無防備です、武器はありません」の表明になる

先に謝る、ということは、両手を上げるのと同じである。つまり、「無防備ですよ」「武器はありませんよ」の表明だ。

鋭い斧を持っていれば相手は警戒するが、丸腰なら安心する。敵意はなく、悪意もなく、あなたのせいにするつもりもない。だから話し合いましょう、の意思表示になる。

無用な争いを避けられる

戦うつもりはないと表明すれば、無用な争いは避けられる。

問題が起こったときの「責任のなすりつけあい」は最も醜い。相手を罵り、過去を持ち出し、自分を最大まで正当化する。それを両者がやりだすと、もう手がつけられない。

大切なことは、その先の先の先にあるのに。

早期の問題解決につながる

無用な争いをしなければ、早期に問題を解決できる。

もう一度言うが、「責任のなすりつけあい」は最も醜く、何の生産性もない。

昔、こんなケースを目撃した。ある商品でトラブルがあり、関係4社が集まって会議をしたのだが、どの会社も「ウチじゃない」の一点張り。しかもそれが3ヶ月も続き、トラブルを抱えたお客さんはひたすら待たされ続けた。

契約が打ち切られたのは言うまでもないだろう。

先に謝る人が一人でもいれば状況は違っていたはずだ。

人は先に謝られたら、「いやいや、私のほうこそ」になる

人から先に謝られたら、どう思うだろうか?

相手は誠心誠意、申し訳なさそうに謝っている。本当に反省し、後悔しているのも伝わってくる。

もしそこで追い打ちをかけるなら、あなたはサイコパスだ。

多くの場合は、「いやいや、私のほうこそ」となるのではないだろうか。つまり、「お互い様」である。

お互い様の気持ちになれば、冷静になれる。冷静になれたら、優しくなれる。

「謙虚」「ハンパねぇ」の評判が立つ

先に謝る人は、周りから「謙虚」「ハンパねぇ」と思われることがほとんどだ。

逆にいつまで経っても怒っている人は「器がおちょこ」と言われ、絶対に謝らない人は「キチ○○」と言われる。

先に謝る人の評判は、その真逆だ。

長い目で見て、めっちゃ得

先に謝る習慣があると、長い目でめっちゃ得する。先ほどの評判もそうだが、周りから信頼され、いざというときほど頼りにされるからだ。

想像してみよう。絶対に謝らない人と一緒に仕事したいだろうか? 問題が起こったときに「私じゃない」と言う人間と。

損して得とれ

ここまで「先に謝る」の凄さやメリットを紹介してきたが、「でも先に謝るって損だよ…」と思う人もいるだろう。

たしかにそうだ。

先に謝ったからって問題が解決するわけではないし、全責任を押し付けられてバカを見ることもある。ときには先に頭を下げたのをいいことに、保身に走った人から有ること無いこと言われたりもする。

それでも先に謝る人が最強だ

あらゆるリスクを負ってでも状況をより良くしたいと考える、最強の利他的人間だからだ。

ミラクリから一言

報われてくれ。

トシノリ
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