小林敏徳のコラム

「ひとりになりたい」の誤解を、今こそ解いてやる

今こそ言ってやる。

言ってやるぞ。

「ひとりになりたい」は、よく誤解を生む

「ひとりになりたい」と言うと、60%の確率で誤解される。(*当社比)

言わなくてもわかる。「えっ…?」の表情でわかるよ。

ストレートな人から「調子が悪いの?」「嫌いになったの?」「飽きちゃったの?」などと言われると、返す言葉に困る。

いや、そうじゃない。そうじゃないのだけど、うまく説明できない。

このジレンマをずっと抱えてきた。

「ひとりになりたい」の解釈は、オタク、闇が深いなど

「ひとりになりたい」にこびりつく解釈は、おおよそ以下のとおりである。

  • 内向的
  • オタク
  • 根暗
  • 変わり者
  • 闇が深い
  • メンヘラ

わかる。わかるのだけど、ちゃんと事情は知ってほしい。

人付き合いに疲れ、頭と心を整理したいから、ひとりになる

最初に結論を言うと、「ひとりになりたい」のは人付き合いに疲れたからだ。

そして頭と心を整理したいからだ。

人付き合い…それ自体にストレスを抱える人たち

人付き合いを難なくこなせる人にはわからないかもしれないが、人付き合い自体に「気合い」と「努力」と「根性」を要する人もいる。

その人達は、毎日、家を出る瞬間にスイッチを入れる。それも生半可なスイッチではない。完全なる「社会的な顔」を作り上げ、頻繁に周りを見渡し、自分の振る舞いを決定する。

そう、人前に出るということは、ストレスとの戦いを意味するのだ。

「人付き合いが苦手 = 人嫌い」ではない

ここまで読んで誤解しないでほしい。

人付き合いが苦手だからって、「人嫌い」なわけではない。友達はほしいし、知り合いともうまくやりたい。親友と呼べる存在だってほしい。人付き合いに興味はある。

でも、生まれつきの特性や、経験の乏しさや、過去のトラウマなどが雑妙に混ざり合って、人付き合いに強い抵抗ができてしまった。それだけである。

もう一度言う。

人付き合いが苦手だからって、「人嫌い」なわけではない。社会の一員として、顔見知りにはちゃんと挨拶して、飲みの誘いには可能なかぎり応えて、コミュニティにも自分なりに貢献したい。

ストレスをケアして、心身を再起動

集団から離れたくなる原因は、「人付き合いに疲れたから」だ。

では、ひとりになる目的は?

答えは、先ほどのとおり「頭と心を整理したいから」である。

人付き合いのストレスに耐えられず、壊れてしまった経験のある人もいるだろう。溜まりに溜まったストレスが爆発すると、身近な人に当たり散らしたり、極度の不安に襲われたりする。人間関係が原因でうつ病になる人もいるくらいだ。

その怖さを知っている人は、定期的にひとりになり、心身をケアすることの重要性をわかっている。

言ってしまえば、心身の再起動である。

充実した時間を過ごして、心身を再起動

単純に「ひとりの時間が好き」というタイプもいる。

ひとりになって、周りを気にすることなく、好きなことを好きなだけやる。寝る、ダラダラする、食う、飲む、読む、書く、出かける…。過ごし方は人それぞれだろう。

ひとりの充実した時間があれば、また明日に立ち向かえる。

これも言ってしまえば、心身の再起動である。

結論:みんなと一緒にいたいから、ひとりになる

ここまで書いて、「なんでひとりになりたいの?」と聞かれたときの答えを思いついた。

「みんなと一緒にいたいから、ひとりになる」だ。

すぐには伝わらないかもしれないが、説明すれば、たぶんわかってくれるはずだ。人付き合いが苦手で、潜在的ストレスが溜まっている可能性があるから、今は心身を再起動するときなのだと。

そっか。そうだよな。

「みんなと一緒にいたいから、ひとりになる」だよな。

ミラクリから一言

説明するのが面倒で、「はいはい、根暗でいいよ」ってずっと思ってた。

トシノリ
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