小林敏徳のコラム

心が弱ったときを狙う「小悪魔」は、ほとんど悪魔だ

今回は心が弱ったときを狙う、「小悪魔」について書く。

小悪魔は、言ってしまえば「悪魔」である

「小悪魔」というと、絶妙な可愛げがあるとか、思わせぶりだとか、可愛らしいといった意味合いもあるが、この記事で取り上げる小悪魔はもっとダークな存在だ。

言ってしまえば、「悪魔」である。

小悪魔は、人の心に敏感だ。いまは元気なのか、充実しているのか。それとも何かが欠けていて、それを埋めたがっているのか。自信はあるのか、ないのか。

それらを正確に嗅ぎ取り、ターゲットを決める。

ダメ男にハマりやすい女性

知り合いに、こんな人がいた。

彼女は一般企業で事務として働いている。社歴は10年になり、着実に評価されて、立場もある、ぼくからすると順風満帆で羨ましいくらいだが、ひとつだけ心配なことがあった。

いわゆる「ダメ男」にハマりやすいのである。

それだけならよくあることだが、彼女の恋愛にはパターンがある。ダメ男から乱暴な扱いをされているのに、それを愛情ゆえだと勘違いして、どんどんハマっていくのだ。

雑な扱いを受けているのに、なぜか喜ぶ

書ける範囲で実例をあげよう。

彼女と一緒に飲んでいた時のこと。21:00頃に突然、彼氏から電話があり、「今すぐ来い」とのこと。彼女は大阪の北部にいたが、彼氏は南部にいる。タクシーでも1時間を超える距離だ。

通話する姿を見ただけで、彼氏が乱暴な口調であることはわかった。 「あ、うん。そうやね、あ、だから、ごめん…」 この調子で、彼女にはほぼ発言権がなかったからである。

その場にいた友人が、電話を切った彼女に心配そうに近づいたが、驚いたことに彼女は「彼から呼び出し!」と言う。あまりにも嬉しそうだったから、ぼくたちは彼女をそのまま送り出した。

彼女は幸せそうで、つらそうだった

彼女がダメ男にハマるパターンは、こうだ。

***
1.仲良くなる

2.あるときから雑な扱いを受ける

3.それによる刺激を好意だと勘違いし、ハマりだす

4.さらに雑な扱いを受ける

5.完全にハマる
***

異性の好みは人それぞれだし、恋愛も人それぞれだが、やはり友達としては心配になる。

彼女は幸せそうで、つらそうだった。

小悪魔は、錯覚させ、ハマらせる

小悪魔は、心が弱った人を正確に見つける。

そして自分と付き合えば欠落を埋められるかのように錯覚させ、自分の思い通りに動く「恋人未満」を作る。そのセンスと、一連の自然さには舌を巻くばかりだ。

いや、褒めている場合ではない。

雑な扱いは、雑な扱いでしかない

ぼくは別に小悪魔を批判したいわけではない。そういう生き方もあっていいし、彼らだって誰かの救いにはなっているだろう。

言いたいのは、「心が弱ったときはとくに気をつけろ」である。

雑な扱いは、雑な扱いでしかない。それを「愛情」と受け取るのは、どこかが弱っていて、何かが歪んでいるからだ。「恋は盲目」なんて言わずに、ちょっと冷静になりたい。

今回例にあげたのは女性だが、男性も同じ。ある時期から小悪魔に熱をあげるような人は、決まって、心が弱ったときに女性と出会っている。

もう一度言おう。

雑な扱いは、雑な扱いでしかない。

愛情では断じてない。

ミラクリから一言

小悪魔って魅力的なんだよな。

トシノリ
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