小林敏徳のコラム

そうだ、こんなときこそスマホを置いて、本を読むか

この感じ、何かに似ている。

コロナウィルスは間違いなく脅威

コロナウィルスで、世界中が大変なことになっている。

報道が始まった頃は「インフルエンザの強いやつ?」くらいの認識だったが、日に日に増えていく死者や、各都道府県の外出自粛要請や、オリンピックの延期や、為政者の感染や、身近に感じていた有名人の死去により、他人事ではなくなった。

コロナウィルスは間違いなく脅威であり、間違いなく自分事だ。

日増しに増えていくTwitterの時間

コロナウィルスの恐怖が増すにつれ、ぼくはスマホをよく見るようになった。

最新情報を得るためだ。

今の感染者は何人で、死亡者はどれくらいで、今後の見通しはどうなのか。

居住地域の方針はどうで、他府県はどんな考えなのか。

すぐにできる感染対策は何で、念のため気をつけたほうがいいことは何か?

得たい情報は日増しに増えていく。

そんなときの強い味方がTwitterだ。

情報感度の高い方々が拡散する情報と、専門家からの生情報をチェックできるTwitterは、緊急時ほど頼りになる。

ただ、得るものがあれば、失うものもある。

大量の情報に触れることの弊害

Twitterを見る時間が増えるにつれ、明らかな異変を感じた。

具体的には以下のとおりだ。

  • やる気の低下
  • 仕事に集中できない
  • 不意に不安になる
  • 原因不明の倦怠感

最初に言っておくが、これはTwitterが悪いのではない。

コロナウィルスで大変な今の時期は、様々なものがタイムラインに混在していて、疲れてしまうのだろう。

大量の情報に触れ、そこに付随する感情や見解を処理するには、ある程度の体力が必要なのだ。

「この感じ、何かに似ている」

ここで冒頭に戻る。

あるとき、「この感じ、何かに似ている」と思った。

すぐにわかった。「そうだ、2011年の東日本大震災のときと同じだ」と。

あの頃はまだTwitterが普及してすぐの頃で、東日本大震災の惨状に心を痛めるとともに、Twitterの情報拡散力に光を見たりもした。

ただ、弊害もあった。

恐怖、不安、希望、絶望、失望、悲しみ、尊敬、喜び、地震、余震、懇願、無視、称賛、放射能、被爆、生情報、デマ、嫌悪、不快感、怒り、恨み、感謝、慈しみ。

様々な情報を一気に処理できるだけの脳力を、まだ人間は備えていなかった。

震災の最新情報に一喜一憂するとともに、当事者や第三者による争いが絶えなかった。

その様は見るだけで疲れるものだったが、もはや情報中毒者となったぼくは、スマホを置くことができなかった。

そして明らかに疲弊していった。

目まぐるしく変わる情報を、正確に選別できるだけの自分でいること

有事のときほど、正確な情報を取得することは大事。

それは間違いない。

ただ、目まぐるしく変わる情報を、慎重に、正確に選別できるだけの自分でいることはもっと大事じゃないか。

さもなければデマ情報に惑わされ、ウソや無責任な評論家に怒っている間に、重要な情報を見逃してしまう。

コロナウィルスは生死に関わる問題だ。

CNNによると、コロナウィルスの致死率は約0.66%だそうだが、まだ推定の域を出ないし、実際に亡くなっている人がいるのは事実である。

Twitter疲れをしている場合ではない。

正しい情報を得るために、洪水からしばし離れよう。

大切な人を守るために、慎重に、情報を選別しよう。

そして何をすべきか考えよう。

そうだ、こんなときこそスマホを置いて、本を読むか。

ミラクリから一言

さて、何から読もうかな(ちょうどたまってる)

トシノリ
今日もtwitterでつぶやいてます。最新のつぶやきはこちらをCLICK!!

-小林敏徳のコラム

Copyright© ミラクリ , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.