小林敏徳のコラム

この機会に、あの方が言った「自分に飽きたときほど、自分を信じろ」を知ってください

衝撃だった。

”欧米か”をやり続けろ

たまたま観たテレビで、心に残る話を聞いた。

何の番組かは忘れたし、意訳でしか覚えていないが、ぼくの記憶する内容はこうだった。

「芸人としての方向性に悩んでいたとき、志村けん師匠に、『”欧米か”をやり続けろ。俺だって”バカ殿”をやり続けているんだぞ』と言っていただいた。あの助言がなかったら、今のぼくらはない」

芸人のタカアンドトシさんが語った話だ。

又聞きでしかない言葉が、強く心に残った

断片的な記憶をたどって検索してみたら、当時の記事が残っていた。

記事によると、ぼくの観た番組は2019年4月5日に放送された「中居正広のキンスマスペシャル(TBS系)」だったようだ。

番組内で語られた、志村けんさんの言葉を引用させていただく。

「『欧米か!』なんて面白いものがあるんだから、それをやり続けろよ」

〜中略〜

「俺だって、『変なおじさん』と『バカ殿』しかないんだ。この2個を大切にずっとやってきているんだ」

引用元:エンタメRBB

ぼくの記憶がだいたい合っていたことに驚いた。

又聞きでしかないのに、それくらい衝撃を受けたのだろう。

以来、ぼくは「自分に飽きたときほど、自分を信じろ」をどこかで意識するようになった。

*漫画家の西アズナブルさんが、おそらく同じ内容をツイートされていました。(*ご本人には確認しておりません。)

自分で自分に飽きて、すべてを壊したくなるとき

「自分で自分に飽きるとき」ってある。

考え方、話し方、振る舞い、その全てに飽きることがある。

「もういい加減、いいだろ、その偏屈な考えは」

「なんでいつもそんな軽い話し方なんだよ」

「また八方美人に振る舞ってるよ」

もうひとりの自分が、離れたところから冷たく言い放つ。

自分自身に飽きて、全てを壊したくなって、全身から力が抜けていく。

あの言葉のおかげで、計算式が変わった

ここまでくると、その先に待っているのは「自暴自棄」だけである。

やけくそになって何かを食べたり、身近な人に八つ当たりしたり、SNSでトゲのあることを言ってみたり、ただ何もせず暗闇の中で過ごしたり、である。

その流れは完全にできあがっていたのに、1年前から、計算式が変わった。

「自分に飽きたときほど、自分を信じろ」

心のなかで誰かがそう唱えるようになった。

気持ちの切り替えにもがくようになり、身近な人からそっと離れることを覚え、SNSを遮断する効果を知った。

少なくとも踏ん張れるようになった。

本当に力のある言葉は、いつまでも新鮮なまま

志村けんさんの言葉を毎日思い出したわけではない。

ノートに書き留めて、定期的に見返したわけでもない。

でも、挫けそうになったら思い出した。

心のどこかにあって、いざとなったら必ず浮かんできてくれた。

又聞きでしかない言葉が、毎回、強い刺激を与えてくれた。

本当に力のある言葉は、ちゃんと伝播し、いつまでも新鮮さを失わないのだ。

「自分に飽きたときほど、自分を信じろ」

「志村けんのだいじょうぶだぁ」

「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」

「志村けんのバカ殿様」

毎回欠かさず観ていた。

「子供に見せたくない番組」と言われていたこともあり、いささか遠慮がちに、でも必ず観ていた。

あの頃の子供にちゃんと届いて、その子供がちゃんと大人になった。

「自分に飽きたときほど、自分を信じろ」

この機会にノートに書き留めようとしたが、やめた。

やっぱり心のどこかにしまっておいて、しんどいときに思い出したい。

いつまでも新鮮なままでいてほしいから。

ミラクリから一言

ありがとうございました!

トシノリ
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