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【産後うつの体験談】無痛分娩を選んだ私を悩ませた義母の何気ない一言

産後うつを経験した30代の女性が、体験談を投稿してくれました。

出産前に言われた義母の何気ない一言に傷つき、さらに出産後のストレスも重なってうつ病になったそうです。

また、初めての育児期間中は睡眠不足が続いていたのだとか。

赤裸々な体験談を紹介しますね。

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体験談を投稿してくれた方

体験談を語ってくれた方:Mさん(30代・女性・育児休暇中)

家族構成:夫、子供2人

うつ病になった時期:長男(第一子)の出産後

長男(第一子)の出産後に産後うつを患った

こんにちは。はじめまして。

つたない文章ですが、どうぞ宜しくお願いします。

わたしには、2人の子供がいます。

上が6歳の男の子、下が1歳の女の子です。

現在は長女の出産に伴い、育児休暇を取得している状態です。

会社の福利厚生が充実しており、長期の育児休暇を取ることができるため、今はゆったりと子育てに集中できています。

私は、長男の出産後に産後うつを患いました。

とても辛く苦しい日々でしたが、現在は回復しています。

みなさんのお役に立てるかどうかはわかりませんが、産後うつの体験談をお話したいと思います。

無痛分娩を選んだ私が傷ついた、義母の何気ない一言

わたしは幼いころからいつも元気で明るく、とても前向きな性格でした。

毎朝目が覚めると、「今日はどんな楽しいことがあるんだろう」とウキウキする程です。

学生時代も会社勤めをしてからも、人付き合いに問題はなく、たくさんの人に囲まれてとても充実した毎日を過ごしていました。

主人とは、職場関係で知り合いました。

出会ってから2年で結婚し、その後すぐに妊娠し、毎日が幸せでした。

妊娠中も仕事は続けていました。

家計的な問題はなかったので、主人には「会社を辞めてもいいよ」と言われましたが、働き慣れた職場での居場所を失いたくない気持ちが強かったため、働き続けました。

その後いよいよ出産間近となった時に、義母の何気ない言葉が心にぐさりと突き刺さりました。

「お腹を痛めて産んだ子供だからかわいい」

テレビ番組に向かって言ったことだったので、義母に悪気はなかった思います。

でも、無痛分娩を選んだ私にとっては、その言葉はしばらく忘れられないほど痛く、重いものでした。

お腹の痛みを避けて出産したことを、責められているような気がしたからです。

初めての育児に対する不安があった

そのモヤモヤした気持ちは、義母にはもちろん主人にも言えず、誰にも相談できませんでした。

いつもなら職場でのんびり仕事をして、好きなものを食べて、好きなところに遊びに出かけていたのに、そうする気力が湧きませんでした。

とはいえ、出産は目前に迫っています。

なんとか母子健康な状態で、長男を出産しました。

初めて長男の顔を見た時には、とてもかわいくて、無痛分娩に対する罪悪感なんか微塵もありませんでした。

けれども、それと同時に退院してからの初めての育児を考えると不安でたまりませんでした。

主人の仕事はとても忙しく、平日の帰宅はたいてい夜中。

週末もなかなかゆっくりと休むことができません。

実家の母は祖父を介護している状態ですし、義母には頼みづらい。

ですから、育児は自分ひとりで何とかするのが前提でした。

ときには夫や両親、義母が手伝ってくれましたが、急な発熱や夜泣きが酷いときに、誰にも頼れないのは苦しかったです。

すると、次第に長男のことをかわいいと思えなくなってきました。

私の楽しかった人生はどこへ行ってしまったんだと。

今になって振り返ると、恐ろしい心理状態です。

先輩ママたちとの比較・自己嫌悪・ストレスで体調が悪化

わたしの育児はうまくいかないのに、周りの先輩ママ達は、とても楽しそうに子育てをしていて、子供たちに優しく接しているように見える。

自分はなんてひどい母親だろうと、嫌でたまらなくなってしまいました。

その頃から、朝起きることができなくなってきました。

食欲もなく、ずっとお腹がキリキリと痛んでいて、風邪を引いているときのように体がダルいのです。

そんな状態だったのに、子供の夜泣きによって睡眠を満足に取ることもできません。

それでも頼れる人はいません。

自分でなんとかしようと頑張るのですが、力がでず、とうとう外にでる気力もなくなり、買い物やお散歩にすら行かなくなりました。

いま思えば、この時すでに鬱の初期症状が現れていたのでしょう。

もう何もかもが嫌になり、ひとりでどこかへ行ってしまおうかと考えることが度々ありました。

いわゆる育児放棄ですね。

そんな状況がしばらく続いたとき、夫と相談して心療内科へ行くことにしました。

心療内科で「産後うつ」と診断された

最初は心療内科へ行くことに抵抗があったのですが、友人が以前に心療内科で不眠症について相談し、回復したことを思い出して行く気になりました。

ひとりではあまりにも不安だったので、主人と一緒に行くことにしました。

忙しい主人が仕事を休んでくれたことで、ほっとしたのを覚えています。

心療内科の先生はとても誠実で、優しく話を聞いてくれました。

隣に主人がいたので気が引けましたが、「子育てがつらい」という気持ちを赤裸々に話すことができ、思わず泣いてしまいました。

カウンセリングと診断が終わった後、告げられた病名は「うつ病」でした。

出産後のうつ病ですから、いわゆる「産後うつ」ですね。

産後うつと診断されたその後は、ひとりで心療内科へ通い、少しずつではありますが心のうちを話せるようになり、状況が少しずつ変わっていきました。

育児をしながら、運動や昼寝をすることにした

まずは睡眠不足を解消するために、眠れるときは遠慮せずに眠るようにしました。

以前までは、長男が昼寝をしている間に家事を出来る限りすませようとしていましたが、隣で一緒に昼寝をすることにしたのです。

私の場合は抗うつ剤や睡眠導入剤が効果的だったのか、ぐっすり眠れるようになりました。

主人が「家事はできる範囲でやればいい」と言ってくれて、朝食の支度をしてくれたり、昼食や夕飯に宅配弁当を取ってくれたりもしました。

本当にありがたかったです。

週に1〜2回、長男を1日保育に預かってもらい、ひとりで散歩やジョギングをするようにしました。

その後、2時間かけてお風呂にゆっくり浸かるというのが、あまりにも気持ちよくて、最初は泣きながら入浴したのを覚えています。

そして、主人や両親や友人に頼ったり、話を聞いてもらうこともできるようになりました。

うつ病になる前は「いつも前向きな自分でいよう」と心がけていましたが、誰もそんなことを私に求めていないことに気づきました。

つらかったりしんどい時には、その思いを打ち明ければいいんだとわかった瞬間に、心がとても軽くなりました。

そんな生活をしばらく続けていたら、育児が辛く感じることがほとんどなくなり、次第にうつ症状も回復していきました。

産後うつと診断されてから回復するまでは、だいたい3ヶ月くらいだったと思います。

睡眠不足と完璧主義すぎる性格には要注意

産後うつの経験から、今でも「睡眠不足」と「完璧主義すぎる性格」には十分に気をつけています。

現在も子育て中ですが、時折子供たちを両親や義母に預けて、友人たちとランチを楽しんだりもしています。

ママにだって、休憩は必要だからです。

義母が言った「「お腹を痛めて産んだ子供だからかわいい」」という何気ないセリフ。

私はこの言葉を重く受け止めすぎてしまいました。

でも、今なら「無痛分娩で産んだ子供だってかわいい」と自信を持って言えます。

世間のママさんたちにも、子供が可愛く思えなくなったり、自分なんて消えてしまえばいいのにと感じることがあるかもしれません。

私の場合、その原因は産後うつでした。

私と同じように悩まれている方には、「ひとりで悩むのが一番よくない」と伝えたいです。

ですから早めに誰かに相談するか、心療内科で診察を受けてみてください。

どうか悩みが解決できますように。

まとめ:睡眠不足はうつ病の原因になる

義母から言われた何気ない一言で深く傷つき、徐々に産後うつになっていった女性の体験談でした。

明るい性格だった人が、たった一言でストレスを溜めて落ち込んでしまうのですから、発言には気をつけたいですよね。

今回体験談を投稿してくださったMさんは、出産前のストレス、出産後の体調の変化、育児に対する不安が重なって産後うつになったものと思われます。

産後うつの詳しい解説については、以下の記事で。

ただでさえ出産は大変なのに、初産のときにはあらゆる不安があるでしょう。

ちゃんと育てていけるのか、経済的には大丈夫なのか、教育はどうするのか、など。

悩みは尽きませんよね。

育児が大変なのは百も承知ですが、それでも夫婦や家族と協力して、睡眠だけはきっちり取ることをおすすめします。

夜泣きがひどい時期は、昼寝を取り入れること。

旦那さんにも協力してもらって、熟睡できる時間を確保することです。

睡眠不足はうつ病の原因になりますので、次の記事を参考にして睡眠を見直してくださいね。

ミラクリから一言

睡眠不足のときは、ネガティブになりやすいものです。

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