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「止めるべきか、続けるべきか」の答えがある場所

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仕事があるときは、「失うこと」が怖かった。

立場、キャリア、収入、人間関係、ここまでの努力と苦労。

失いたくないものを挙げ始めたらキリがない。

だから、何としても守りたかった。

そんな恐怖を尻目に、仕事はあっという間に目の前から姿を消した。

まず「通う場所」が無くなり、人間関係が消え去り、収入が途絶える。

だけど実際にそうなってから感じた恐怖は、そうなる前に想像していたものとは別物だった。

人さまの力を借りればお金はどうにかなるし、月に2〜3人としか会わない生活も悪くない。

「なんだ、無職だって、無収入だって平気じゃないか」と思った2週間後、予想外の感情に襲われた。

それは「居場所がない」という恐怖だった。

どうやら人間にとって、「居場所がある」というのは重要らしい。

それだけで背筋がピンと伸びて、人生に張りがでて、無自覚ながら自信を持てる。

逆に社会から断絶されると、孤独感にさいなまれ、背中を丸めて歩くことになるのだ。

いろんな事情やしがらみに悩まされたとしても、居場所があるだけで芯が生まれるのは間違いない。

では、どこが自分の居場所なのだろうか?

これに関しては科学的なデータも、他者からのアドバイスもアテにならない。

あくまでも自分自身の感覚に従って判断するほかないのだ。

大勢の人に囲まれていようとも、「居場所はここじゃない」と感じることもある。

大金を稼いでいようとも、心がムズムズしたり、チクチクすることもあるだろう。

だからこそ無駄なノイズを遮断して、じっくりと心に問いかけることが必要だ。

本当に面白いから、笑顔になったのだろうか?

それとも「ここで笑顔になる」というセオリーに従っただけなのだろうか、と。

ひとつひとつの言動をひも解いていけば、本心が少しずつ分かってくる。

だから目を背けずに見てみよう。

「気さくな性格」という、ぶ厚い仮面を捨てて。

「気遣いができる」という、評判も捨てて。

居場所を見つける方法は、おそらく2つしかない。

1つめは「今の居場所を好きになること」、2つめは「新しい居場所を探すこと」だ。

前者の選択肢が消えているならば、やることはもう決まっている。

期待が絶望に変わってしまう可能性もあるが、それはどんな選択をしたとて同じことだ。

もう充分に悩んだはずだから、思い切ってやってみよう。

根拠のない不安や恐怖に襲われるのは、たいてい「立ち止まっている時間」なのだから。

立場、キャリア、収入、人間関係、ここまでの努力と苦労…。

それらを取り除いたところに、「止めるべきか、続けるべきか」の答えがあるはずだ。

 - 小林敏徳のコラム

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