ミラクリ

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「怒ってもらえたことに感謝」は社交辞令で、本当はトラウマでしかなかった

ある方から「怒ってもらえたことに感謝している」という話を聞きました。

この手の話はよく聞くわけですが、あらためてすごいなと思った次第です。

ぼくは「怒られたこと」に感謝できた試しがないからです。

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怒られるときに突きつけられる上下関係

怒られるときほど、上下関係が明確になる瞬間はないと思います。

  • ミスの原因は御社で、弊社は被害者
  • あなたの責任であって、こちらに非はない
  • 失敗はお前の責任だ
  • まったく成長していない

上下というか、優劣というか。

もちろん自分に非があれば謝罪し、誠実に対応するべきですが、いろんな人が関わっている仕事において「自分の責任です」と言い切れるケースは意外に少ないと思います。

「自分の責任です」と言わなきゃ、前に進まないケースは山ほどありますが。

怒られることには「恐怖」しかない

怒られることに喜びを感じられる人は稀だと思います。

一般的な感覚でいうと、やはり怒られたくはない。

上司から怒られたらビクビクするし、取引先の担当者に怒鳴られたら背筋が凍るでしょう。

イヤですよね、めっちゃイヤ。

ぼくにとっては人生のTOP3に入るほどイヤな瞬間に感謝できる人って、やっぱりすごい。

もちろん「当時はイヤだったことも今思い返せば…」というニュアンスであることがほとんどですが、それでも感謝できるのはすごいです。

だって「怒られた」が、次第に「怒ってもらえた」になり、最後は「怒っていただたお陰で」に変換されるわけですから。

ぼくはハッキリ言って、怒られることには恐怖しか感じません。

怒られ続けるとトラウマになる

ぼくは頑丈そうな見た目のせいか、「怒られ役」になることが多かったんですね。

仕事がデキるタイプでも、社交的でも、盛り上げ役でもない、いわば無味無臭な存在です。

まぁ「無味無臭な人をイジっておけば、とりあえず丸く収まる」的な空気は理解できなくもありません。

でも、あなたが思っている以上にナイーブで、怒られたことに傷ついてるんだぞと。

仕事の出来が悪いのは申し訳ないけど、「けちょんけちょんに言ってOK」じゃないんだぞと思うわけです。

じゃあちゃんとすれば良いわけですが、人間はそんなに簡単に変われない。

その間にも罵倒とか、激励のない叱咤は蓄積されるわけで、人間ですからストレスも溜まります。

そんなこんなで怒られ続けた時期のことは、4〜5年経った今でも消化できていないんですよね。

これがトラウマってやつでしょうか。

woman

「褒めて欲しい」わけではない

怒られるのがイヤだからと言って、褒めて欲しいわけではないんです。

出来が悪いのは自覚しているので、おこがましいですしね。

褒められることがほとんどないときは、コソッと自分で褒めていますから。

そういう意味で、「怒られる恐怖」と「褒められないことへの憤り」はイコールじゃない。

じゃあどうしてほしかったんだろう?

どんな人間関係を作れたら、居心地が良かったのだろう?

人間としてあたり前の関係を作りたかった

怒られたことはトラウマになっているものの、怒られたこと自体はイヤじゃなかったんだな、と最近になって気づきました。

ここまでの話がガラガラと崩れてしまいそうですが。

ときには怒られ、ときには怒り、またあるときには褒める。

そんな人間としてあたり前の関係を築きたかった。

会社組織には、役職や社歴という形の上下関係があります。

今のようにフリーランスになっても、「発注元」「取引先」「業界」という見えない上下関係があるのかもしれません。

目に見えない上下関係とパワーバランスで手足を縛られ、本当は言いたいことを胸に閉じ込めること。

そんなことを15年以上続けてきましたけども、やっぱりどこかでガタがくる。

もうちょっと正直になりたいなぁと思うわけです。

怒られたことに感謝できる日は来るのか?

今のところ、「あのとき怒っていただいたお陰で」と言える日は来ていません。

もしどこかで言っていたとしたら、失礼ながら社交辞令だと思います。

「怒ってもらえたことに感謝している」と笑顔で言ったあの人は、どうやってそんな心境にたどり着いたのでしょうか?

どこかで苦行をして、悟りでも開いたのでしょうか?

感謝できる日が来て欲しいとは思っていますが。

もう20年前のあのことにも、5年前のあの人にも未だに恐怖しかないことを思えば、その日はまだ遠そうです。

ミラクリから一言

何度考えても、感謝できる人はすごいなー。

 - 小林敏徳のコラム

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