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【うつ病の治療方法を知る】基本的な対処法から最新の方法までを紹介

うつ病になったら、まず治療方法について知っておきたいですよね。

治療の選択肢をたくさん持っておけば、鬱症状に応じて使い分けることができますし、予防にも役立ちます。

どんな治療を選択するかは、うつ病の度合いと種類にもよりますが、まずは基礎知識を知っておきましょう。

今回は、うつ病の基本的な対処法と最新の治療法を紹介します。

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うつ病の基本的な対処法は休養すること

うつ病になったときは、休養するのが基本です。

うつ病の経験がない人たちから「気合いで治せ」と言われ、無理にそうしようとするかもしれませんが、鬱を気合いで治そうとするとむしろ悪化します。

まずは十分に休養することが先決。

仕事に行くどころか、起き上がれないぐらいの倦怠感や無気力に襲われた場合は、有給休暇を取って仕事を休んでください。

鬱は放置すると悪化する可能性も

もっとも避けたいことは、鬱の初期症状を放置すること。

ぼくの経験からも言えますが、「あれ、体調が変だな?」と感じた状態を放置しておくと、うつ病が悪化する可能性が高いです。

ぼくの初期症状は、朝起きれない、食欲がないなどの軽いものでしたが、放置した結果、睡眠障害などの重い症状がでてきました。

そして、対人恐怖症も併発してしまい、本当につらい時期を過ごしたのです。

うつ病は初期段階で対処するのが一番ですから、絶対に放置しないようにしてくださいね。

とくにうつ病未経験の人は、「なんか変だな…」と感じたタイミングで勇気をだして診察を受けてみてください。

体調に応じて仕事を休職・退職する

もし仕事ができないレベルまで症状が進行したときは、休職か退職を検討しましょう。

ぼくはうつ病と診断された約3週間後に会社を辞めましたが、その理由は働きながら治せる自信がなかったからです。

ぼくもそうですが、家族がある場合は仕事を辞めるには勇気が必要ですし、お金の心配もつきまとうと思います。

でも、元気になれば仕事はいくらでもできますので、まずは休養だけに集中できる環境を整えてください。

労災や傷病手当金の制度を活用して、生活費の心配を解消しましょう。

働く意欲があるなら、失業保険をもらう選択肢もあります。

ここからは専門医の力を借りた治療法を紹介していきますね。

医師の指示のもとで薬物治療

うつ病になったときは、医師の指示のもとで薬物治療を行います。

もちろん症状の度合いによっては処方されない場合もありますので、あくまでも医師の指示に従ってくださいね。

処方される薬は、主に以下の3種類です。

  • 抗うつ薬:脳内物質を強化する薬
  • 抗不安薬:不安や焦燥感を鎮める薬
  • 睡眠薬:睡眠を促進する薬

上記の中で、うつ病治療の中心になるのが抗うつ薬です。

抗うつ薬には、セロトニンの量を調整するSSRI、SNRI、NaSSAや、症状に応じて三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬が処方されることも。

いずれも脳内物質に影響する強い薬であるため、吐き気、むかつき、口の渇き、便秘、下痢などの副作用がでるケースもあります。

また、薬の使い方次第ではありますが、「抗うつ薬がないと不安」という依存状態に陥ってしまうことも。

正直言って、ぼくは抗うつ薬に対して「薬漬けになる」というイメージを持っていたため、服用に抵抗がありましたが、数ヶ月間飲み続けてとくに問題はありませんでした。

繰り返しになりますが、薬の服用は必ず医師の指示に従ってくださいね。

良い病院を探すためのポイントは、以下の記事で解説しています。

再発を防ぐ精神療法(心理的治療)

精神療法(心理的治療)という治療法もあります。

これはネガティブな考え方をポジティブに転換するカウンセリングのようなもの。

うつ病が一時的に回復したとしても、鬱の原因になった「否定的な考え方」「ネガティブな捉え方」を是正しないかぎりは、また再発する可能性があるため、根本的な部分から変えていく必要があります。

うつ病の再発率は60%というデータからも、考え方を変えることの大切さがわかると思います。

専門医と話し合いながら、過去の辛い出来事や、苦しかった人間関係を客観的に整理し、前向きな見方に変えていくこと。

もちろん時間はかかりますが、うつ病再発を予防するための大切な治療です。

ぼくは精神療法を受けませんでしたが、うつ病克服から2年以上かけ、家族や友人の協力のもとで少しずつ考え方を変えていきました。

とくにストレスをうまく解消し、治療に根気強く付き合ってくれた家族には、感謝しかありません。

次は最新治療を紹介しますね。

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重度のうつ病や躁うつ病に効果的な電気痙攣療法

うつ病を治療するには「安静にするしかない」と言われてきましたが、最新の治療法がいくつか存在するんです。

まずは電気痙攣(けいれん)療法。

名前だけ見ると怖いですが、以下のような重度の精神疾患に対して行われる治療法なんです。

重いうつ病に苦しんでおり、薬物療法が無効ないしは部分的効果しかない場合。

病気がもたらす深刻な苦痛で働けなくなった場合。

抗うつ薬が試されたが、副作用がでてやめてしまい、ほかの治療法も効果がない場合。

食べることも飲むこともせず、生命を維持するための手段も拒否するため、生命が危険にさらされている場合。

引用元:長崎県精神医療センター

麻酔薬と筋弛緩薬で患者が寝ている間に脳に微弱電流を流し、意図的に発作を起こすことで脳機能を調整していきます。

薬物治療の効果が見られない重度のうつ病、躁うつ病、緊張病の患者に対して、6〜12回実施するのが一般的。

人によっては治療直後に筋肉痛、頭痛、めまい、嘔吐、恐怖感、錯乱などの副作用があり、場合によっては一部記憶喪失になることもあるようです。

電気痙攣療法に興味がある人は、対応している病院を調べ、問い合わせしてみるのが良いと思います。

保険が適用されない磁気刺激治療

磁気刺激治療とは、別名「反復性経頭蓋磁気刺激法(rTMS)」とも呼ばれている治療法です。

微弱電流で神経細胞を刺激し、脳機能を調整する治療法で、脳梗塞やパーキンソン病への応用も進められています。

治療の対象者は以下の通り。

うつ病がなかなか治らない方

うつ病治療の薬や、他の治療が効かない方

薬に抵抗感がある・副作用が出やすい方

引用元:京都府立洛南病院

オーストラリア、カナダ、アメリカでは、すでにうつ病の効果的な治療法と認識されており、保険も適用されていますが、日本ではまだ適用外。

磁気刺激治療を受けるには、全額自己負担にするか、各病院が研究のために料金を安くしてくれる「治験プログラム」を活用するしかありません。

興味がある人は「磁気刺激治療」か「反復性経頭蓋磁気刺激法」で検索してみると、対応している病院が表示されますので、問い合わせてみるのが良いと思います。

うつ病を放置せず、早め早めの対処を

うつ病にはいろんな治療法があります。

治療の選択肢を学ぶのは大切ですが、いざ治療するとなると腰が重くなるもの。

なぜなら鬱症状がひどいときは、無気力状態になっており、外出する気にならないからです。

ぼく自身はうつ病を放置し、悪化させてしまった人間ですが、だからこそ早めに予防することの大切さを伝えたい。

気が重いのも、体調が優れないのもわかりますが、家族や友人の力をうまく借りて、早め早めに対処してくださいね。

ミラクリから一言

まずは休養すること。その他のことは後からでも大丈夫です。

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