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「家族のうつ病」に気づいたとき、診断前にやるべきサポートとは?

家族がうつ病を患うのは決して珍しいことではありません。

ただし、うつ病はいきなり発症するものではなく、いくつかのサインがあるんです。

うつ病を患うまでには抑うつ気分、抑うつ状態といった段階がありますので、家族が早い段階で気づいてあげることが大切。

最終的には専門医の診断が必要ですが、「家族がうつ病かもしれない」と思ったときにやるべき診断前のサポートについて解説します。

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うつ病の早期発見は回復を早める

うつ病は専門医による治療が必要不可欠であり、放置すると悪化につながる可能性があります。

早期発見、早期予防が大切なのは、どのような病気でも同じですね。

早い段階で発見すればするほど、症状の回復は早まります。

うつ病の初期症状とサインに気づくこと

うつ病には、抑うつ気分、抑うつ状態、うつ病の順番で症状が現れます。

具体的な症状は以下の通り。

  • 抑うつ気分:憂鬱で気分が落ち込んでいる状態
  • 抑うつ状態:気分の低下だけでなく、思考や意欲までも低下する状態
  • うつ病:精神身体ともに生命力が低下する状態

初期の「抑うつ気分」の段階で異変に気づくことができれば、ストレス発散などの対策によって元気を取り戻すことができます。

初めてうつ病になる人は、心身の異変の原因がうつ病とリンクしないものですから、まずはうつ病に関する基礎知識を学んでおきましょう。

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「家族のうつ病」に気づいたとき、診断前にやるべきサポート

ぼく自身がそうでしたが、うつ病を自覚するのはとても難しいことです。

症状からうつ病を見極めるのはかなり難しく、専門医であっても注意深く観察しなければ判断を誤る可能性があるほど。

ただ、鬱の確証がなかったとしても、「様子がおかしい」といううつ病のサインに気づくことが大切な第一歩です。

異変に気づいたら病院の診察を勧める

「いつもは明るいのに、ため息ばかりで話をしない」

辛いことや嫌なことがあったときは、このような状態になりがちですが、それが何日も続いている場合は家族として心配になりますよね。

励ましたり、話を聞いているうちに、徐々に気分が回復してくるようであれば、しばらく様子を見るのも良いでしょう。

ただし、1週間以上経っても気分の落ち込みが回復せず、むしろどんどん元気がなくなっていく場合には、メンタルクリニックや心療内科での診察を勧めてください。

家族内のコミュニケーションでストレスを解消できるのが理想的ですが、それだけでは憂鬱な気分を取り除けないケースも多いからです。

本格的な鬱症状がでる前に、経験豊かな専門医の力を借りるようにしましょう。

食欲・睡眠・体調の異変などを記録する

食欲、睡眠、体調に関して、何らかの異変を感じるようであれば、その変化を記録するようにしてみてください。

例えば、うつ病を発症すると以下のような変化が見られます。

  • 話かけても上の空
  • 夜なかなか眠れない様子
  • 食欲がない
  • 落ち着きがなくソワソワしている

いつ頃から食欲不振や睡眠障害が続いているのかを記録すると、病院に行ったときに役立ちます。

診察を受ける際、本人が正確に症状を伝えるのはかなり難しいので、第三者の記録は有用な判断材料になりますよ。

ネガティブな感情・不安な気持ちを全て聞き出す

うつ病になったときは悩みがちになりますので、できるだけ話を聞いてあげてください。

あまり話したがらないかもしれませんが、時間をかけてでも本人の考えていることをよく聞くようにしましょう。

鬱を患っているときはネガティブな感情に支配されてしまうもの。

ドロドロした感情も含めて吐き出せれば、心に溜まったストレスを発散できる可能性もありますし、不安への対処を一緒に考えることもできます。

些細な会話からでも構いませんので、まめにコミュニケーションを取るように意識してくださいね。

ときにはひどいセリフを言われるかもしれませんが、なんとか根気強く。

うつ病のサインを見逃さないためのポイント

うつ病には必ず兆候があるものですが、そのサインを本人はおろか、家族でさえも見逃してしまう場合があります。

初期の異変を見逃さないためのポイントを紹介しますね。

普段からコミュニケーションを取っていること

うつ病の症状として最初に現れるのは「心のサイン」です。

気分が落ち込んだり、やる気がでないなど、ネガティブな心の動きが目立つようになりますが、これをうつ病と認識するのは家族であっても容易なことではありません。

初期の異変に気づくためには、まめにコミュニケーションを取っていることが大切。

仕事や学業によるスレ違いが多い生活をしていると、たまに顔を合わせたぐらいでは異変に気づけないからです。

メールや電話だけではなく、普段から顔を合わせて会話する時間を持ってくださいね。

睡眠障害などが続く場合は「うつ病の診断チェック」を取り入れてみる

うつ病のサインは身体にも現れます。

頭痛や睡眠障害など、症状自体はわかりやすいのですが、それをうつ病と結びつけるのが難しい。

ぼくはまさにそのタイプで、初期の体調不良を放置した結果として、うつ病を悪化させてしまいました。

「もしかしてこれがうつ病?」と思ったときは、インターネットに存在する「うつ病の診断チェック」を活用してください。

いきなり病院に行くのはハードルが高いでしょうから、まずは自己診断してみましょう。

「うつ病は誰もがなりうる病」であると理解すること

うつ病のことを「精神的に弱い人がなりやすい病」だと思っているかもしれませんが、実はなる可能性は誰にでもあるんです。

たとえば、ぼくは家族や親戚にうつ病経験者がいなかったことから、「うつ病の家系ではない」という根拠のない思い込みをしてしまい、それが症状の放置につながりました。

今までに経験のない激しい動悸やめまいに襲われたときですら自分がうつ病だとは思えませんでしたが、見かねた妻の指摘によって病院に行くことができました。

もう少し遅ければ、さらに取り返しのつかないことになっていたでしょう。

自分がうつ病になってからは、体調不良を訴える知人たちに、できるだけ早い対策を勧めています。

一緒に生活する家族だからこそ、ちょっとした体調の異変に気づけるものですから、「うつ病になるわけがない」という思い込みを捨てて、早めに対処してくださいね。

家族がもしうつ病と診断された後にやるべきサポートについては、以下の記事で解説しています。

ミラクリから一言

ぼくが比較的軽度のうつ病で済んだのは、家族の助言のお陰です。

 - うつ病のサポート

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