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怒りが憎しみに変わったとき、気持ちを落ち着かせる秘訣があった

「怒髪天」

今から3日前、ひさしぶりに腹が立つことがあり、半日ほどのたうち回っていました。

イヤなもんですね、怒りって。

「幸いなことに」とでも言うべきか、ぼくはフリーランスなので、同僚に八つ当たりすることも、気が弱そうな上司をイジって気晴らしすることもありません。

たった1人で怒り狂い、スポーツジムで発散して、24時間後に筋肉痛を迎えました。

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友人Sの不義理に強い怒りが生まれた

詳しくは言えませんが、今回の怒りの原因は「約束を破られた」ことにあります。

もうちょっとだけ詳しく言うと、ある人に紹介した友人Sが不義理を働いた…みたいなことです。社会人なら経験があるのではないでしょうか?

話を聞いたとき、瞬間的に怒りがこみ上げてきました。

「はらわたが煮えくり返る」とよく言いますが、今回はらわたを引っ張りだしても痛みを感じないぐらい、ムカつきました。

怒りの原因になった友人Sを、心で何度罵倒したかわかりません。

何度か言葉にもしましたが、家族に「えっ!?」みたいな顔をされて、慌てて怒りをしずめることも。

しばらく忘れていましたが、「怒る」って疲れるものなんですね。
 

 

怒りが憎しみに変わる

ここからは生々しい内容なので、注意してくださいね。

おおよそ3時間以上は怒ったとき、「そろそろ鎮火するのでは?」とどこかで思っていました。

でも、まったく収まりません。それどころか、怒りの火はさらに大きくなっていきます。

怒りが憎しみに変わってきたんです。

これには自分でもちょっと驚きました。

  • せっかく紹介してやったのに何をやっているんだ
  • 信頼していたのに裏切りやがった
  • もう二度と顔を見たくない
  • なぜ謝罪しに来ないんだ

文字にすると、めちゃくちゃ乱暴ですね。横柄で傲慢でもあります。

でも、心に浮かんだ言葉を偽りなく表現すると、このような感じでした。

「自分が正しくて、相手は間違っている」

この構図がハッキリとできあがったのです。
 

 

「正しさ」の押し付け

ここまで来ると、怒りは止めようがありません。

持てるだけの正義感を武器に、不義理を働いた友人Sを正そうとします。

でも、自分からは連絡をしません。

なぜなら「不義理を働いた人間から連絡してくるのは当然」と思っているからです。

こうして書いていると、”タチの悪い中間管理職”みたいな感じですよね。

恥ずかしいです。
 
angry
 

「相手を打ち負かすこと」が目的になる

リアルタイムで気付くことはできませんでしたが、いつしか問題解決よりも、自分なりの正しさを押し付けることが目的になっていたようです。

怒りの原因を整理してみましょう。

  • 友人Sが不義理を働いた
  • 紹介者としての信頼を失った
  • 先方に迷惑をかけた
  • 顔に泥を塗られた
  • 軽視された

まぁこんなところだと思います。

今振り返っても、怒るのは当然のできごとだったのですが、もう少しうまく感情を処理できたようにも思います。

結局、友人Sからの連絡はなかったので、癪でしたが、ぼくから電話をしました。
 

 

問題の解決が優先

仕事をしている人なら経験があるかもしれませんが、今回のように、「個人の怒りやこだわり」が優先されることって、意外に多いんです。

本来なら、お客さん、組織、プロジェクトの意向が優先されるべき場面で、意固地になった人が全体の流れを止めてしまう。

「なんで俺に話を通さなかったんだ!」のような理由で、メンバーの手を止める管理職もいるでしょう(意外と近くに)

恥ずかしながら、今回のケースではそれがぼくだったのです。

だって、紹介者としての責任があるにも関わらず、トラブルの原因になった友人Sに連絡するまでに、2日もかかったのですから。

四の五の言わず、問題の解決を優先できるか。

組織とはまったく関係のない個人のこだわりや、正義を優先するか。

こういうときに、人間の本当の器が試される気がします。
 

 

殴りあう・冷静に話し合う・しばらく距離を取る

腹が立つできごとに出会ったとき、解決方法は3つあるような気がします。

思いっきり殴りあうか、冷静に話し合うか、しばらく距離を取るかです。

ただ、社会人の場合は、さすがに殴りあうわけにもいかないでしょうし、たいていの場合は残りの2つを選択すると思います。

今回は「冷静に話し合う」を選ぶことにしました。

ただ、怒りをしずめるのは大変な作業です。

いつもより重いベンチプレスを、いつもよりたくさん上げました。

笑われるかもしれませんが、そうでもしなければ、怒りのやり場がなかったのです。

でも、お陰さまで、友人Sとは冷静に話し合いができ、先方にも謝罪に行きました。
 

 

冷静になる秘訣は怒りや憎しみを別の対象にぶつけること

大人のケンカは、仕事だったり、人間関係のしがらみだったり、何らかの利害関係によって生まれることが多いでしょう。

解決するために、人とぶつかる選択肢もあるかもしれませんが、そうすると今回のように個人のこだわりが優先され、問題解決がおざなりになってしまう、これが本当のところではないでしょうか。

かと言って、殴りあうことは困難ですし、へたをすると警察沙汰になってしまいます。

ならば、「しばらく距離を取る」では解決になりませんので、「冷静に話し合う」しか選択肢はないでしょう。

だって、個人が揉めていようが、意固地になっていようが、問題は問題として、そこに存在しているのですから。

「冷静に話し合う」ためには、怒りや憎しみを人ではなく、他の何かにぶつけるのが秘訣です。

すべてを筋トレにぶつけ、筋肉痛にかえた今回のように。
 

 

冷静になれたら相手との距離は近づく・許せる

待ち合わせは、大阪市内の喫茶店。

ビクビクしながらぼくの前に現れた友人Sが、思わず「なんか…調子悪そうだな……?」と言うほど、ぼくは筋肉痛でした。

そして、その会話が突破口になり、のたうち回った時間がウソのように、スムーズに問題は解決したのです。

意外と、そんなことで人は冷静になれるものです。そして、相手を許せるものです。

みんな筋トレしようぜ。

半分冗談ですが、怒りが湧いてしまったとき、ぶつけられる何かを持っておくのは効果的だと思います。

ミラクリから一言

「もう怒らない」と「もうお酒は飲まない」は、似ていますよね。

 - 小林敏徳のコラム

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