ミラクリ

鬱から成功するブログ

イジメにあったら、逃げるしかないらしい。

 

もしイジメにあったら、環境を変えよう。

 

ぼくの過去の経験から、イジメ相談をしてくる人には、そうアドバイスしています。

 

「転職するなり、引っ越しするなりで、環境を変えたら?」と言うと、結構な確率で「え…?」って顔されちゃうんですよね。

 

それから「人間関係を円滑にする秘策とか、そういうのは無いんですか?」と聞かれるんですけど、ぼくがそんなことを知ってるハズもないわけで・・・。

 

イジメられたら、逃げるしかないんじゃないかと思うんです。

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色んな要因が絡み合うイジメは、一度発生してしまうと、短期間で解決するのが難しいんですよね。

 

イジメに関わる集合体に、自分という個体で対抗するのは、兵器に素手で闘いを挑むようなもの。

 

生真面目な人ほど、「なんとかこの場所で挽回したい。みんなに認められたい。」と考えるんですけど、それが実現する確率はあまりにも低いんです、悲しいかな。

 

先日、ある幼稚園で起こったイジメの話を聞きました。

 

なんでも、俗にいう”いじられキャラ”への接し方が、イジメにエスカレートしてまい、クラスの中心人物たちによる「もうアイツとは口をきくな!」の号令で、クラス全員からイジメられることになったのだとか。

 

そして、正義感の強い女の子が「A君をなんでイジメるの!? 何も悪いことしてないやん!」と言ったところ、その子までイジメられることになったのだとか。最後は園長先生まで出てきて、一応は解決を迎えたらしいです。

 

あるとき、誰かが号令をかけると、みんなが一斉にイジメを始めることって、子供のコミュニティだけに限った話じゃないですよね。

 

たとえばインターネットを見ても、不祥事を起こした人とか、有名人とかを一斉に攻撃する事例って多くないですか?。”おイタ”をした有名人のSNSアカウントは、罵詈雑言コメントのオンパレード・・・なんてことがよくあります。

 

幼稚園の事例についても同じで、クラスの中心人物がA君をいじり、「おい、Aをみんなでイジメようぜ!」の合図で、みんなが一斉にイジメ菌に感染してしまったと。

 

これは”イジメが起こるプロセスあるある”みたいな事例ですけど、ぼくはこのメカニズムについて、いつも興味深く感じていました。

 

何を隠そう、ぼくもイジメの経験者なんです。

 

「イジメる側」であればまだ良かった(良くない)んですけど、「イジメられる側」だったんですよね。

 

イジメって、被害妄想とか、誇大妄想とか、自意識が爆発して自分を追い詰めてしまい、勝手にイジメ経験を作ってしまうこともありますよね。誰も自分のことを悪く思っていないのに、まるで自傷行為をするように、みんなを”敵”として認識してしまうというか。

 

でも、ぼくの場合は結構あからさまで、いま思い出しても「オェっ」てなります。

 

「室内全員から無視」「渡したものを目の前で捨てられる」「達成した予算を未達成に調整されて、みんなの前で叱責される」とか、ドラマでしか見たことがないような経験でした。

 

当時はそれなりに悩んだんですけど、どこかで客観的な自分がいたと言うか、「おぉぉ、そこまでやるか。」「次はこの手か。なかなかキッツイな。」とか、冷静な目で、自分に起こった出来事を眺めていました。

 

きっと、それも良くなかったんだろうな・・・。

 

沖縄

 

話が変わるようで、つながるんですけど、最近脳科学の本を読んだり、講演を聞いたりしてるんです。

 

イジメについても脳科学で説明できるみたいで、これがおもしろいんですよ。

 

で、結構な驚きだったんですけど、イジメる人って、どうやら脳に強烈な報酬を与える「快感物質」が分泌されているらしいんです。

 

どういうことかと言うと。

誰にでも、譲れない思想やら、正義やら、道徳やらがありますよね。

 

で、「イジメる人」も、”自分なりの正義”に基いて人を攻撃するので、たとえモラル的には正しくない行為だとしても、イジメを「正しいことをしている」と認識するそうなんです。

 

それがエスカレートすると、「お前のためを思って言ってるんだ!」とか「ありがたく思え!」とかになるようです。

 

そして、人を攻撃すればするほど、脳内で快感物質が分泌されてしまうため、一種の中毒症状になるんです。

 

イジメる人の感覚的には「正しいことをしている」のですから、当然「おい、お前たちも参加しろよ!」と言いますよね。そして、イジメられている人が、どれだけ悪いヤツで、制裁されるべき人間なのかを、吹聴してまわると思います。

 

それも全て「正しいことをしている」ことになり、快感になるんだって。

 

ほぇぇぇぇ。

なるほど、なるほど。

 

ぼくは自分の性格難や、非社交的な部分を”闇”として、人とうまく付き合えなかった経験を”黒歴史”として、今までずっと抱えてきまして、ときには自暴自棄になったこともありますし、うつ病になったこともあるんです。

 

そんな経験から、イジメが起こるメカニズムについて、ずっと興味を持ってきましたので、なんとなく腑に落ちたというか、問いに対する答えが見つかったというか、そんな気持ちになりました。

 

もちろん誰かの性格難をスタート地点として、徐々にイジメに発展することもあるんでしょうし、ぼくの場合はその要因が大きかったことは自覚しているんですけど、それ”だけ”では無かったことがわかりました。

 

正義感で武装された集団が誰かをイジメるときに、どこか嬉しそうな表情を浮かべることを奇妙に感じていたのですが、快感物質が分泌されているなら無理もない。それはしょうがないことだったんだな、と。

 

脳科学で学んだことを整理してみて、「もしイジメにあったら、環境を変えよう。」を、これからも伝え続けようと思いました。

 

だって、無理だよ。

「楽しんでるヤツには敵わない」って言葉がありますけども、楽しんでる人に、苦しんでる人が対抗しようとしても、絶対無理だよ。

 

イジメられているコミュニティの中で、もう一度努力して挽回することは尊いことなのかもしれないし、それによって他では得難い経験ができるのかもしれないけど、もう一度認められる可能性は低いから。

 

それならサクッと環境を変えて、真っさらの画用紙に、一から絵を描き始めた方が、人生楽しいんじゃないかと。

 

そもそもイジメられるのは、人間性”だけ”の問題では無い可能性だって、あるんだから。

 

 

ミラクリから一言

人間性を磨くことは、大切だけどね。

 - 小林敏徳のコラム

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