ミラクリ

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「結果などもはや重要ではない」と思える自分の居場所:ベストセラー作家が暗闇から脱出した話が興味深い!

 

食べて祈って恋をして

 

「食べて、祈って、恋をして」という映画化された有名な本があります。

この本は仕事や離婚で悩んだ女性が世界を旅して、徐々に自分を取り戻すという、日本流で言えば「自分探し」的な内容で、本も映画も非常におもしろかったです。

 

ただ著者である「エリザベス・ギルバート」さんは、自分が待ち望んだ作家としての大成功を収めたにも関わらず、その後は次の作品を書くことに恐怖を抱いて、しばらくは執筆作業ができなかったそうです。

 

その暗闇から抜けだした思考法には、重要な示唆が沢山あったので紹介します。

 

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*下記は要約・編集しながらの書き起こしですので動画もどうぞ!

 

エリザベス・ギルバート: 成功と失敗と創り続ける力について

エリザベス・ギルバート- 成功と失敗と創り続ける力について

 

私が作家を続けていくには難しい立場に立たされました。

誰かに喜んでもらえる本を、どうしたら再び書けるのか分からなかったのです。

 

「食べて、祈って、恋をして」を気に入ってくれた人は、次回作がどんなものだろう?と絶対がっかりするでしょう。だって次の作品は「食べて、祈って、恋をして」ではないからです。一方で、あの作品が嫌いな人は私が何を書こうと絶対がっかりします。私がまだ生きていたと分かるから。

 

どのみちうまくいく見込みがないのです。

もし見込みがないなら、もうこんなことはやめて田舎に引っ込んで、コーギー犬でも育てようかと本気で考えました。でももし書くのをやめたら、愛する天職を失ってしまいます。

 

だから自分がすべきだと思ったのは、何とかひらめきを取り戻し、避けがたい失敗を恐れず、次の本を書くことでした。つまり「成功に耐えられる創造力を維持する」ということです。

 

最終的にひらめきを手に入れたのは、自分でも意外な予期しないものから、若い頃に経験から学んだ 失敗しても創造力を維持する方法からでした。

 

少しさかのぼって説明すると、生まれてこのかた私が夢見てきたのは作家になることだけでした。

子どもの頃からずっと書き続け、10代になるとひどい作品をニューヨーカー誌に送りつけては、見出されることを夢見ていました。

 

大学を卒業すると、食堂でウェイトレスをしながら書き続け、必死に出版を目指しましたが、失敗ばかりでした。およそ6年もの間、何も出版できませんでした。その6年間、毎日郵便受けで私を待っていたのは断りの手紙だけでした。手紙を受け取る度に絶望し、負け続けるのは終わりにして書くのを諦め、苦痛から逃れるべきかと悩みました。

 

それでも私は、いつもこう考えて決意を新たにしました。

「私はやめない、自分の居場所に戻るんだ」

 

私にとって「戻る」とは、作家の仕事に戻ることです。

私の居場所は書くことだから、書いて失敗する辛さより、書くことへの愛情が勝っていました。結局 私には自尊心や、もっと言えば「自分自身よりも書くことの方が大事」だったのです。

 

ところが不思議なことに20年経って「食べて、祈って、恋をして」の騒動の渦中にいる自分と、本も出せないウェイトレス時代の自分が重なったのです。その頃の自分がいつも頭にあり、当時に戻ったようでした。

 

昔の私は失敗ばかり、今は想像を絶する成功を収めていて、共通点は一つもないのに、なぜ急に昔の自分に戻った気がしたのでしょう。

 

その謎を解こうとして、ようやく理解し始めたのです。

大きな失敗と大きな成功との間には、不可思議で想像を超えた心理的なつながりがあるのだと考えてみてください。

 

皆さんは人生の大部分を、平凡で平穏ないつも変わらない経験の連鎖の中を生きています。

でも失敗すると、突如先の見えない絶望の淵へと投げ出されます。一方、成功した場合にも同じくらい遠くへ投げ出され、名声と評価と賞賛で周りが見えなくなります。

 

一般的には2つのうち片方は悪いこと、もう片方は良いこととされています。

ところが潜在意識のレベルでは「2つは全く見分けがつかない」のです。唯一感じとれるのは、「感情」という方程式の絶対値、すなわち「本来の自分からどれほど遠く隔たっているか?」ということだけです。どちらの場合にも、心の深みの中で道を見失う危険が伴います。

 

ただ、どちらの場合でも同じ方法で自分を取り戻せることに気付きました。

その方法とは、「できるだけ早く、スムーズに自分の居場所に戻る」ことです。

 

「自分の居場所」が分からなくても手がかりがあります。

あなたの居場所とは、自分よりも大事なものです。それは何かを作ることかも知れないし、家族や発明や冒険や信仰や奉仕や、コーギー犬を育てることかも知れません。とにかくあなたの居場所とは、「情熱をもって全精力を注ぐことができ、結果などもはや重要ではない」というようなものです。

 

私の居場所はいつも「書くこと」でした。

「食べて、祈って、恋をして」で目が眩むような成功を収めてわかりました。私に必要なのは、めまいがする程の失敗をした時に必要だったのと同じもので、「また書き始める」ということだったのです。

 

そうやって2010年に、恐れていた「食べて、祈って、 恋をして」の続編を出せました。

その本がどうなったか?失敗でしたが、気になりませんでした。もう何にでも耐えられそうでした。呪縛から解き放たれ「書くことが好きだから書く」という自分の居場所に戻れたからです。

 

その後も作家としてその場所に留まり、2013年には新しい本が出て、好意的に受け入れられましたが それは重要ではありません。重要なのは今も新作を書き、その後も次々と書いていくことなのです。失敗作も多いでしょう。何冊かは成功するかも知れません。でも「自分が生きるべき場所」さえ忘れない限り、目まぐるしく変わる結果に左右されることはないでしょう。

 

「生きるべき場所」は人それぞれですが、誰でもこの世のどこかに自分より大切なものがあるはずです。耽溺や幻想ではない、価値のある何かです。何かに溺れてしまっては安心して過ごせませんから、秘訣は「自分が一番気に入っている価値のあるもの」を見つけ出し、そこに自分の場所を作って決して動かないことです。

 

もしある日突然、失敗や成功が原因でそこから閉めだされてしまったら、居場所を取り戻すために戦うのです。それが唯一の方法です。死に物狂いで努力を惜しまず、熱心に深い敬意をもって取り組んだなら、それが何であれ愛情が呼び覚まされます。

 

ただひたすらやり続けること。

繰り返し 繰り返し…私の長年の経験から断言しますが、そうすればきっと問題は解決するはずです。

 

出典:エリザベス・ギルバート: 成功と失敗と創り続ける力について | TED.com.

 

自省

 

結果は追い求めなければ付いてこない

よく「結果は後から付いてくる」とも言われ、確かに真理としてはあると思いますが、ぼくは基本的にこの考え方に反対です。

 

結果は求めなければ付いてこないからです。

エリザベス・ギルバートさんは、自分の居場所の定義として「情熱をもって全精力を注ぐことができ、結果などもはや重要ではない」ものと言っておられますが、ここを勘違いしてはいけない。

 

結果に左右されない状態になれば、モチベーションなんか必要ない

「モチベーションを上げる方法」などのライフハックは盛んですが、そもそも自分が心血注いでるような仕事や趣味がある人にはモチベーションなど必要ありません。

 

だって、そもそもが「それだけに熱狂している」という無敵状態なのですから(笑)

 

お金不安

 

「自分の居場所」=「最悪、お金にならなくても自分が打ち込みたいこと」

インターネット社会になって、居場所は作りやすくなっています。

 

「居場所」というとリアル社会の家族、会社、サークル、友人などに限定されるような気がしてしまいますが、インターネット上でも居場所はいくつも存在します。SNSや2ちゃんねるなどもそこに居場所を見つけた人たちによって支えられているのですから。

 

ただ「自分が情熱を注いで打ち込めること」となると話は別です。

「自分がどのような価値を社会に提供したいか」、そして「最悪、お金にならなくても自分が打ち込みたいこと」は日々考える必要のあるものです。

 

それが無くても心配する必要はないです。

ぼくもまだまだボンヤリしてますしね(笑)

 

結果に左右される自分に気づいた時に確認したいこと

自分の仕事が評価された時に、「よっしゃ、もっとやるぞ!」と思うのは簡単です。

でも、全然評価されない時期が続いた時も、変わらずに「今日もやるぞ!」と思うのは簡単じゃないですね。

 

ぼく自身もあらゆる仕事をしていて、どんな形であれ評価された時は嬉しいし、何もフィードバックがないときはかなり辛いです。エリザベス・ギルバートさん的に言えば「自分の居場所」を見つけていないのかもしれません(笑)

 

「自分の居場所」を確認する時に気をつけたいことは。

例えば「社会の役に立ちたい」と考えるなら、「どんな形(方法)で役に立ちたいのか?」まで落としこんで考えること、他にも「近しい人を喜ばせたい」のであれば「どんな形(方法)で喜ばせたいのか?」まで考えることじゃないですかね。

 

そうすると漠然としたものが、少しだけ具体的になります。

人によっては「今の仕事」ということかもしれないし、人によっては「毎日バカなことをして人を笑わせたい」ってことになるかもしれません。

 

「最悪、お金にならなくても自分が打ち込みたいこと」とか、「もし失敗しないとしたら何をしたい? 今日それをしなさい」.と考えてみるのは究極の思考実験ですね。

 


 

ミラクリから一言

とか言いつつ、結果に左右されがちな毎日(笑)

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