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「旧社会にいたらヤバい」チームラボ:猪子寿之氏が語る新時代の「大人」とは?

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各メディアで大注目の「チームラボ株式会社」代表の「猪子寿之」さん。

「天才」と称される人の経歴と考え方、そして新しい時代に生きる「大人の定義」が非常に面白かったので紹介します。今は笑いながら読むことができても、3年後にはきっと深刻な事態になっていそうです。。

 

番組名:オトナの!

オトナの!|TBSテレビ

放送局:TBSテレビ

放映時間:毎週水曜日 深夜1:45~

司会:ユースケ・サンタマリア、いとうせいこう

ゲスト:慶応大学教授:岸博幸、チームラボ代表:猪子寿之(@inoko21

動画:猪子寿之・岸 博幸 前編【オトナの!】 – YouTube.

動画:猪子寿之・岸 博幸 後編【オトナの!】 – YouTube. 

 

*当番組は2014年に地上波で放送されたものです。

*以下は重要な部分の要約になります。全て聞きたい方は上記動画リンクよりどうぞ!

 

猪子寿之

 

「絶対に逆玉」しよう」と思って東大に入った

ユースケ・サンタマリア(以下、ユースケ):なんで東大はいろうと思ったの?

 

猪子寿之(以下、猪子):なんで行こうと思ったかと言うと。高一かなんかでパッと時価総額、日本のね、時価総額TOP30みたいな企業見たんですよ。そしたら元国営か、元財閥か、それか国をお客様にしてる会社かぐらいがほとんどで。結構ショックを受けて。

 

いとうせいこう(以下、いとう):なんだこれ!?と。

 

猪子:そうそう。おぞましいなと。どうしよう??と思って。じゃあその中に入ろうと思って(笑)

もうハンパないと。こんなおぞましい社会ないなと思って。で、入り方色々考えたら、その中の一つの会社が三代連続婿養子が社長になってて、三代連続婿が東大(出身)だったんですよ。

 

あ、、、東大なんだ!? と。絶対に逆玉しようと思って(笑)なんかその勝負勝てそうじゃないですか!?

 

インターネットで社会は変わるから、旧社会にいちゃいけないと思った

猪子:インターネットを知って感動しすぎて。今まで情報って権力の管理下にあったんですよ。人類は自由じゃなかったんですよ、情報に関して。それが誰しもが、どんな人でも自由に情報発信できて、自由に世界中の情報が受け取れて。こんなこと人類の歴史上初めてで、ハンパなくロマンチックだなと思って。

 

「もう逆玉とかしてる場合じゃねぇ」と思って(笑)

やっぱ若かったし、時代がハンパなく変わると思ったんですよ。いわゆる情報革命というか、情報化社会という第三の社会が来ると。で、変わるということは、旧社会にいちゃいけないと思って。だから逆に言うと、当時で言う中心から一番遠いところで、こっそり仕事を始めようと思って。デジタル領域だからこそデキるアートをやろうと思って。

 

teamlab

 

「秩序がなくてもピースは成り立つ」新しい社会へ

猪子:ぼくは地元が徳島なんで、毎年阿波踊り行くんですよね。阿波踊りって街中が封鎖されて、ワァァァァって踊ってるんですよ。そして一切の秩序がないように見えるんですよ。一切秩序がないのに、すっごいピースなんですよ。音楽もみんな勝手に弾いてるのに、街全体がハーモニーになってるんですよ。

 

それを見ると、今の社会ってルールがあって、ルールで縛ってピースを作ってるけど。でもすっごい昔は、もしかしたら違う方法で、生命の根源的なもので実はピースが作られてたかのように思うんですよね。それは入ってくる情報がすごいインタラクティブ(双方向性)で近しい人からの情報しか入ってこなかったからこそ、それが成り立ってたかもしれなくて。でもネットの社会は、もう一回、自分のすごい近しい人からのインタラクティブなやり取りが情報の全てになっていくかもしれなくて。

 

そしたら未来は昔の人間が作ってたかもしれない方法でピースが作れるんじゃないかと。そういうことを体験してもらいたいなと思って。

 

究極は「自分が体験したいもの」を作りたい

猪子:今の学校って、個人主義を徹底的に教育されると思っていて。宿題も個人だし、テストも個人だし、受験も個人ですよね。でも大人になるとチームで成果を出さなきゃいけない。

 

いとう:協調性の問題になってくるよね。

 

猪子:チームで成果を出さなきゃいけないし、クリエイティビティみたいなものを求められる。でもそういうものが無いから、ぼくらは「共創」と呼んでるんですが。究極はですよ、自分が体験したいことを体験したい。自分が知らない体験を自分がしたい。

 

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色んな専門職が集まるコミュニティがクリエイティブを生む

いとう:チームラボはいま300人の社員がある。いろんな部署があるってことなの?

 

猪子:部署って言うよりは、いろんな専門職の人たちがいっぱいいるんですよ。ソフトウェアのエンジニア、数学者もいるし、3DCGのアニメーターもいるし、グラフィックデザイナーもいるし、建築家もいるしみたいな。

 

いとう:村じゃない。一つの。会社って考えちゃうから分かりにくくて、一つのコミュニティを作ってる感じだね。それがクリエイティブを生むのかもしれないね。

 

*チームラボのオフィス環境づくりについては、下記の記事が参考になります。

外部リンク:営業も部長も課長もいない売上目標や個人予算なんてクソ食らえ【企業インタビュー:チームラボ編】.

 

「未来にコミットする」のが大人。でも本当は大人になりたくない(笑)

いとう:猪子くんは10年後どうなっていたい?

 

猪子:ぼくは何かものを作ることを続けていたいですね。何か新しい価値を体験するようなもの。僕が小さいころって、日本は世界中からワクワクしてもらえてたと思うんですよ。でも仕事し始めた頃には段々世界は無視し始めて、なんか寂しいなと思って。日本にもまだ未来はあるし、そういうこと(日本の価値を高めるモノづくり)ができたらいいなと思って。

 

猪子:大人とは「未来にコミットする人」

(小声で)ただ、本当は大人になりたくないんですよ。ずっと子供のままでいたいんですよ。

 

岸博之:(社員)300人食わしてるんだから十分な大人ですよ。

 

猪子:いやいや、「食わしてる」じゃなくて「食わしてもらってる」の(笑)

 

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まとめ:些細な事でも良いから「社会のため」を考えることの大切さ

独立してから強く思うのは、どんな小波でもいいから社会に対してインパクトを与えたいということです。

スティーブ・ジョブズのように世界を変えるデバイスをいきなり開発することはできませんが、周囲の人に優しくすることだって、将来的には世界を変えることに繋がるかもしれない。これからの時代は人と人がもっと近くなりますので「自分だけの利益!」ばかりを考えるような利己的な人は必ず淘汰されるし、今後その意識格差も加速するでしょう。

 

旧社会の資本主義的な「たくさんある方が幸せ」「大きい方が安心」という考え方はできるだけ早く捨てて、何か世界のため、社会のために行動していくことが大事だと感じました。

 

 

猪子寿之さんについては他にも記事を書いています。

過去記事:チームラボ:猪子寿之の極論(前編) クリエイティブは特別な才能ではない!.

過去記事:チームラボ:猪子寿之の極論(後編) この世に天才はいない!.

 

今回のミラクリ:未来へのヒント

・社会は既にもの凄い勢いで変わっているから、旧社会にしがみつくのはヤバイ

・10年後には無くなっていてもおかしくない日本に生きる人は、今から世界に対して行動することが大事

・社会に対して、世界に対して貢献することを考え、行動することが大事。(規模の大小は関係ない。)

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